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良い情報は情報交換によって得られる

良い情報は情報交換によって得られる

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どんな人と人脈を作りたいのか

企画ができるビジネスパーソンにとって、情報を集められるかどうかが死活問題です。良い情報を集めることができれば、新しい情報に刺激を受けて、これまでにはなかったような発想へとつなげることも可能です。だからこそ、忙しくてもセミナーや講習会に参加し、新しい人脈を作るようにするわけです。ではセミナーや講習会に参加し、参加者と名刺を交換するだけで人脈は完成したと言えるでしょうか?

残念ながら、この段階では知り合いになっただけです。自分の名刺を受け取った方にとっては、セミナーで知り合いになった人という領域を出て、自分にとって利益になる人脈というレベルにはなっていません。相手にとって人脈になっていないのであれば、当然有益な情報を与えてはくれないでしょう。では、どのようにすれば相手は「単なる知り合い」から「貴重な人脈」として、自分を認識してくれるようになるのでしょうか?

相手にとって貴重な人脈になる

新しい人脈を得たいと考えているなら、自分も相手が探しているような貴重な人脈にならなければなりません。話しをしていて非常に興味深い、期待していたような情報を分けてくれる、思ってもみなかったような話を聞ける、誰でもこのような人を貴重な人脈として持ちたいと思うのではないでしょうか?つまり相手にとって、自分自身も人脈となる価値があることを示さなければならないという事です。

少なくとも、自分が人脈として相手の期待に応えられる程度でなければ、相手にとって貴重な人脈にはなれません。今一度、自分が人の話しをどのように聞いているのか、人といる時にどのような話をしているのか、自分の話題や話し方について思い返してみましょう。

・緒にいる人は、自分と一緒にいる時に、居心地の良さを感じているのか
・真剣に話を聞いているものの、温和な雰囲気を醸し出すことができているのか
・常に相手にとって刺激になるような話題を提供できているのか

もしこうした問いに肯定の答えを出せるのであれば、新しく出会った方にとって貴重な人脈となれる可能性があります。つまり相手からの評価を受けることができるので、自分も良い人脈を見つけられる可能性があるということです。企画ができるビジネスパーソンとして、良い人脈を見つけたいのであれば、まずは自分がそのような存在になりましょう。

良い情報を発信するところには情報が集まる

情報はいろいろなところにまわってくるものですが、情報が集まるところには特徴があります。それは情報を発信している人のところ、情報の発信源に新しい情報が集まってくるというものです。つまり有益な情報は、Give and Takeという関係の元に成り立っているとも言えるでしょう。良い情報を出す代わりに、良い情報を提供してくださいという事です。
これが情報交換の基本的な原則であることを理解しなければなりません。

ではセミナーや講習会で声をかけた人の中で、どれくらいの人と人脈を築くことができれば良いでしょうか?もちろん100%の確率で、人脈を見つけることができれば良いのですが、実際にはそうはいきません。話しかけた人数、もしくは名刺交換をした人数の中で、50%の人と人脈を築くことができれば良いと考えてください。50%の成功率でも、たくさんの情報を得られる可能性がありますので、十分成功していると言えます。

先程、人脈を得るためには、情報交換が基本的な原則と申し上げました。貴重な情報を提供できれば、こちらも良い情報を得られる可能性が高まるという事です。しかしこれは原則であって、規則ではありませんので、仮にこちらがあまり情報提供できなくても、情報を提供してくれる人脈を見つけられる方法があります。その方法について後述したいと思いますので、参考にしてください。

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企画入門

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