『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』(ピョートル・F・グジバチ)

持ち帰り文化とリアルタイム文化

この本の表紙には、
「あのGoogleが社内でやっている神速仕事術57 一瞬で仕事が終わる」
・1人でやらない
・ロジカルシンキングに頼らない
・「今やる」仕組みを持つ
「AI時代を乗り切る働き方」とあります。

後ろを見ますと、
「自分の仕事をなくすことが、究極の効率化である」ということです。

 では、「何故メールを使わないのか」についてお伝えしていきたいと思います。

この本の中で、「メールは持ち帰り文化」「チャットはリアル文化」というところがあります。

確かに、チャットはリアルタイムで、その場で議論できたりします。また、チャットの良いところとしては、グループをつくっていって、そこで話ができる、コミュニケーションが取れるということです。

また、「To」を付けることによって、誰に対して発言しているかを明らかにできます。

 メールでも同じようなことは確かにできます。グループメールをつくって、グループにメールを配信していけばいいのですけど。たまにメールで分からないのが、「この情報は誰に対して言っているのか」が分からないときがあります。

チャットの場合は、「誰宛に」ということが付けられ、この人とこの人が話をしているということが時系列に並んでいるため、遡って見ていくと、今やっている仕事のやり取りが分かりやすくなっています。途中から入っても、分かるようになっています。

 その面で考えると、メールよりもチャットの方が仕事が速く進むと思いますし、優れている面が多いと思います。

 メールは一度送信してしまうと、誤字脱字など修正ができませんが、チャットはそれが可能です。
 相手が欲しいものをすぐに添付ファイルで送ることもできます。

 最近私も、チャットをベースに仕事をするようになってから、その利便性、スピードを感じています。このタイトルのように、最近メールを使わなくなりました。

 ここにも書いてありますが、やはりその場で議論ができるので、かなり速いと体感しています。世の中のスピードが速くなっていますから、迅速に仕事を進めていく、「今やる」習慣が適していると感じます。

 メールですと、置いておいて「後でやろう」となることが多いです。しかし、チャットの活用により、「今すぐやろう」が技術として身についていく大切さを感じます。

直接会う方が何倍も速い

 当たり前のように思いますが、「直接会う方が何倍も速い」という項目があります。

 最近ITコミュニケーションツールが盛んになり、電話すらすることが減ってきています。
どちらかと言うと、そちらに偏り過ぎではないかと感じます。特に複雑な話でしたら、電話だったり、直接会って話した方が速い。5分3分で済むようなことが、文字でやり取りしていると時間がかかる、そのような案件もあります。

ツールを使って続けようということがありますが、そこは臨機応変に「直接会う」という選択が必要になります。

今のような時代であっても、IT界トップクラスのGoogle社内で言われていることです。IT会社なら、通信でコミュニケーションをしているように思いますが、そうではありませんでした。アナログに「直接会う」ことをしています。

そうであれば、何についても使い分けることが大事なのではないでしょうか。

現状の10倍の売上を目指す!

次にご紹介したいのは、「10%アップ」ではなくて、「10倍を目指す」という話です。

 月商100万円を、110万ではなく、1000万円という目標を立ててみたらどうでしょうか。あなたの月商が1桁上がるということです。ではそれをやっていくためにはどうしたらいいかということです。

 現状維持ではまず難しいです。過去の成功の延長から考えるのではなくて、月商10倍になったという状況をまず想像してみて、体験したことのないことを想像してみて、1年後月商10倍という目標を立てることを提案しています。

では、今日から1年後それをやっていくために、明日から、今日から何をしていけばそうなるのかと考えるようになります。今この流れを捨てて、未来こうなりたいということを決めて、月商100万から1000万と決めた場合、じゃあどうするか。仮にそれが上手くいかなくて、70%だったとして、月商100万から700万に変わったわけです。1年後から月商が7倍増えるということです。

月商100万だったのが1年で700万になるとはすごいことです。大事なのは、目標を高く設定すること。仮に目標通りにいかなかったとしても、半分でも7割でもいけば、今の現状よりも大きな成果が得られるのだということが書いてあります。

それはどうやら、人間の脳がそのようにできているからのようです。ですから、高いゴールを設定すれば、脳がそれをとりにいこうとするということです。

今までやってきた延長線上で考えて10%アップではなく、これからの時代は未来のゴールを決めて、その未来に向けて明日からどうやっていくかということを考えていく。それが大事だという話です。

学習の基本は検索

 「学ぶべきはコンテンツでなく経験値である」という項目です。

今の時代、インターネットが発達しているので、分からないことがあれば検索して調べます。分からなければキーワードを入れて調べる。調べた後、自分がある程度知識を得たら、知っている人に聞きに行く、もしくはプロに聞きに行く。これでほとんどのことは解決できます。

ビジネススクールなどで1からやっていこうと思う人もいると思いますが、行ってる時間がもったいなかったりもします。ただ情報を得たいということであれば、そこまでする必要はなく、検索する、そして知っている人に聞きに行くのが一番速いというわけです。

 スクールに行くというのは、実際に自分がそれを実務で行うとか、仕事に取り入れて誰かに任せるためだとか、細かいノウハウなどを得るためには、スクールで細かいところまで知るのが一番てっとり速いと言えます。細かいところを自分で試行錯誤して失敗しながらやるよりは、知っている人から聞いてその通りにやる。そのためにスクールがあると切り分けて考えるとよいでしょう。

コミュニティで学ぶ

この項目を紹介するのは、仕事の幅を大きくしていくには、いろんなコミュニティに参加することが良いと感じているからです。

 コミュニティに参加することは、人脈を広げることです。人脈を広げることは、他業界の人との繋がりを強くすることになります。

 どうしても同業者との人脈の繋がりは仕事をしていく上で必然的に広がっていきます。しかし今後何か新しいことにチャレンジしたい、次のステージにいきたい場合、同業者の人脈ではなく、他業界での人脈をつくっておくことが必要だと思います。

 その方法として、コミュニティ。いろんなコミュニティが今世の中ありますが、ご自身で「これかな」と思うところに行って顔を出して、他業界の人と幅の広い人脈をつくっていくことを勧めています。

 自分が今後生き残っていくためには、いろいろなコミュニティに属して、「複数の足で立つ」ということが必要だと思います。きっと多くのヒントを得られるはずです。

投稿者

この記事を書いた人

【コンテンツプロデューサー】