しつこいテレアポに経営者が激怒…人材業界営業マンの失敗談。 | 営業マンの体験談

しつこいテレアポに経営者が激怒…人材業界営業マンの失敗談。

営業マンの体験談

しつこいテレアポに経営者が激怒…人材業界営業マンの失敗談。

人材業界の営業を2年やっています。求人広告の新規営業で、1日100件以上アポを取る架電業務を行い、取れるアポは2~3件程度。週に4件ほどのアポに行きます。残業時間はとても多く、帰るのは22時頃になります。休日はきちんと週休2日もらえていて、年収は成績によりますが500万円ほどです。歩合ではありませんが、ボーナスが年収のかなりの割合を占めます。

就職したきっかけは、経営者に直接営業ができるのが面白いと思ったことです。また、人材と言う形のないものを商材に扱うのも難しくてやりがいがあると感じていました。企業の成長に人は欠かせないので、その面から企業の発展について経営者と語り合うのを楽しみに入社しましたし、実際にその面白さを感じることはできました。

アポに行って受注するまでは1週間以内。かなりスピード感が求められる営業です。社長と商談することも多いため、その場で決断頂き受注に至ることも多いです。受注した後は、実際にどのような人を採用したいのかを細かくヒアリングし、原稿に落とし込んでいきます。このヒアリングが営業の肝で、ここでしっかりとターゲットを設定しておかないとズレた広告になってしまい効果が出せません。そうするとクレームにもなりやすいですし、繰り返し使ってもらうことは難しくなってしまいます。受注したところで営業としての数字の責任果たせますが、最後まで気が抜けない仕事です。

この仕事で私が失敗したのが、テレアポをしすぎて大きなクレームになってしまったことです。毎月ノルマに追われており、必死に電話をかけていました。また、電話をかける先は会社から決められていたので、何度も同じところに電話をかけざるを得ませんでした。そんな中で、建設業者の社長に電話をかけたところ「何度もかけてくるな!いい加減にしろ!」とものすごく怒られました。電話でおさめることができず、「社長を出せ!」という大きなクレームにまで発展してしまい、上司に代わってもらうことに。しかし上司もおさめることができず、その日のうちに謝罪に行くことになりました。上司もかなりの体育会系で、「クレームを言ってくるということは期待しているということ。営業して受注してくるぞ!」と言われました。私としてはこちらが電話をかけすぎて怒っている相手に再度営業をかけるとは何事か・・・と思ったのですが、上司に迷惑をかけている以上逆らうことができず、営業準備をして向かいました。

社長はカンカンに怒っており、何度もしつこく電話をかけられると仕事にならない、関係会社からも毎日のように電話がかかってくる、自分の利益のために他社に迷惑をかけるなんてあり得ない・・・など、1時間ほど怒られ続けました。私は完全に心が折れていたので、早く終わらせて帰りたいと思っていたのですが、上司が社長の機嫌が直ってきたのを見計らって営業をし始めました。これで上手くいったら美談になると思いますが、案の定、社長はまたカンカンに怒ってしまい、お茶をかけられました。新人だった私はあまりのことに呆然とし、上司と逃げるように帰ってきました。

営業は体力的にも精神的にもつらい仕事だと思います。どこかで「何をやってでも数字を取ってくる」という気合いが必要な仕事ですし、数字を上げて周りから認められることにやりがいを見いだせない人にとっては楽しさも少ないと思います。まだ辞めてはいませんが、そういった体育会系の風土に慣れることができないので転職を検討しています。ただ、転職活動をしていて感じるのは、営業で培った交渉力や相手の気持ちを読み取る力などはどこに行っても生きるということです。せっかく営業になったのであれば、成果が出るまで数年は頑張ってみるのが良いと思います。