異動届を出したら畑違いの営業勤務に…保険営業マンを頑張り続けた男性の体験談。 | 営業マンの体験談

異動届を出したら畑違いの営業勤務に…保険営業マンを頑張り続けた男性の体験談。

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異動届を出したら畑違いの営業勤務に…保険営業マンを頑張り続けた男性の体験談。

私の勤めていた会社は元金融機関です。勤務時間は8時間で土日祝日が完全に休日になりますし、有給休暇も消化できる事業です。採用された時には窓口業務担当として採用され8年間勤務していました。窓口業務の内容は貯金・保険・その他とあるのですが、覚えることもたくさんあり大変でしたが同時にやりがいを感じていました。しかし私としては比較的規模の大きな所への異動したいという希望がありました。そこで毎年、異動届を毎年提出していたのですが、8年目で希望が叶い異動できることになりました。職務は私の希望していた内勤業務ではなく生命保険の営業勤務でした。なぜ内勤でないのか当初戸惑い迷いましたが、いずれ内勤にしてくれるだろうという願望と、畑違いの営業で修行してみようという前向きな気持ちに切り替えて異動を承諾したのです。

それまで複数事業を兼務していたものから生命保険一本となったことで、業務の負担は軽減されました。その代わりに営業職員として年間での保険業務ノルマを課せられることになります。窓口業務で8年間勤務していたので保険業務の知識はありますし、保険の契約もたくさん獲得してきました。しかしそれはお客さんが訪問してくれたからであって、今度からは自分で保険に加入してくれるお客さんを探さなければいけません。業務知識はあっても営業のノウハウのない私が最初に行ったのが、集合住宅や個人宅への飛び込み訪問でした。しかし断られてばかりで異動して一週間は見込み客すらできない状況でした。

相手の事情も分からないのに保険のセールスをしても聞き入れて貰える訳はありません。成績が取れないことで精神的に落ち込みました。それに成績不振者は反省文を提出したり、皆の前でロールプレイングを行い、上司からここがダメだと叱咤されるのです。これにより私は何度もそういう目に遭ったことで鬱状態になったこともありました。しかしこのままではいけないと思った私は先輩にお願いして同行されて頂いて一緒に営業を回ってもらうことにしました。

先輩のルートは住宅もありますが、学校や職場といった場所です。お昼休みの時間を狙って学校の教職員の方や社員の方へ訪問します。先輩はそうした訪問先を開拓して教職員や社員の方に保険営業をされていたのです。これまで昼休みはきっちり12時から13時まで取っていましたが、営業するのであればこの時間帯を狙わないでいつ営業するんだというのが先輩から教えられました。確かに皆が休んでいる時間こそが営業のチャンスであるし、私もそれからお昼休みの時間をずらしました。

それに先輩は行動も素早くてテキパキテキパキと行動に移し、時間を無駄にしません。営業をすると上司の目がないので自然にだらけてしまいますが、デキる人というのは仕事と休みとのメリハリをつけています。この先輩はうちの保険課でもナンバー3に入るほどの営業実績を持っていて過去に成績優秀者として表彰された人です。私は先輩にすっかり感化されて営業を極めていこうと思ったのです。

それから先輩と別れて単独で営業に出るようになって、保険実績も上がるようになりました。先輩社員や上司から大変褒められました。それ以降、着実に実績を伸ばし、保険営業で何度も表彰を受けるまでになり、内勤に戻りたいという思いはすっかり忘れることとなりました。現在勤務20年目となった私は、課長代理という役職となり部下の営業指導を行う立場になりました。営業を取り巻く環境は昔に比べて厳しくなりましたが、若い頃営業で培ったノウハウがあるので大丈夫です。これからも保険の営業マンとして頑張っていきます。

最後になりますが、私の勤務している給料は固定プラス保険実績の歩合が加算されます。そのため内勤の人よりは多く収入を頂いており、月収で45万円から50万円ほどですが、固定給は30万円ほどです。ですので歩合給は15から20万円ほどになります。休日は土日祝が休みですが、たまに営業強調月間時には休日出勤もあります。勤務時間は8時間で残業は殆どありません。