営業所のようにファミレスを使う保険の営業たち…バイトしていた30代主婦の体験談。 | 営業マンの体験談

営業所のようにファミレスを使う保険の営業たち…バイトしていた30代主婦の体験談。

営業マンの体験談

営業所のようにファミレスを使う保険の営業たち…バイトしていた30代主婦の体験談。

30代の主婦です。10年ほど前に広島県にあるファミリーレストランでアルバイトしていたころの話です。当時私は25歳の新婚で週に5日、平日の朝から夕方まで近所のファミレスで働いていました。田舎なので周りには飲食店が少なく、住宅街にあるのにいつも混雑しているお店でした。朝はサラリーマンやパチンコに行く前の人、昼は親子や学生、会社員、夕方になると家族連れが主な客層でした。しかし全時間帯でやってきて、ドリンクバーのみで長時間居座る迷惑なお客さんがいました。それが保険屋です。

保険会社の営業が毎日のようにやってきて常連顔で注文もせずに飲み物を取り、途中から人数が増えたり減ったりして正確にオーダーを取るのが大変でした。数社の保険屋がお店を利用していましたが、一番苦手だったのが大手の国内の生命保険会社のグループでした。彼らはお店を営業所のように使っていてボスと思われる50代の男性と彼を取り巻く中ボス的な女性、さらに下っ端と思われる若い女性の構成で常にテーブルを3つ占領していました。中ボス的な女性は50代前半の女性でしたが派手でケバく、タバコをプカプカふかしながら男性にこびていました。それなのに私に対しては上から目線でテーブルを拭け、コップを下げて、灰皿替えてと偉そうに指図してきました。忙しい時間にもお構いなしでダラダラとデザートやドリンクをオーダーし、注文をしてからキャンセルすることなども頻繁にありました。

その苦手な女性がある日突然お昼のラッシュのときに私を呼びとめ、結婚しているなら保険に入らないといけないと言ってきました。それまでは私のことを学生だと思っていたようですが、他の店員に結婚していることを聞いたそうです。イライラを隠しながら断ると、いいお話をしてあげるから後で来なさいと言われました。そのときは適当にごまかして仕事に戻ったのですが、その日の仕事が終わって帰るときにもまだ彼女は居座っていました。さりげなく店を出ようとするとちょっとー!と呼びとめられ席に座らされました。彼女は占いをしてあげるからフルネームを教えてと言ってきました。訳が分らず自分の名前を書くとその日は開放されたので逃げるように家に帰りました。

次の日、バイト先に行くと彼女はすでに来ていて休憩のときに話に来るように言ってきました。占いのことだと思い休憩時間に昼食も取らずに彼女のテーブルに行くと、保険の契約書が広げられていました。契約書には私の名前や加入するコースがすでに記入されていて、後はサインをすればOKという状態でした。彼女はタバコをふかしながらあなたにぴったりのコースを選んであげたと自慢げに言い、サインを促してきました。占いをしてあげるというのはウソで保険の契約書を書くためにフルネームを知りたかっただけだと分りました。怒りを抑えながら夫に相談するので待ってほしいと言うとまた上から目線でこんなに簡単に保険に入れるなんてあなたはラッキーだと言い、周りの保険屋もヘラヘラ笑っていました。

腹が立って店長に相談しましたが、来店を断ることもできず上手く切り抜けるように言われてしまいました。保険に入るつもりなどまったくないし、彼女の会社だけは将来何があっても利用したくないと思いました。次の日からも毎日のように顔を合わせるはずなので早いうちにはっきりと断らなくてはならないと思い、勇気を出してもらった名刺に書いてあった携帯番号に電話をしました。そして彼女に保険に入るつもりはないこと、迷惑なので職場で営業してくるのをやめてほしいことを伝えました。

それからも彼女のグループは毎日のようにやってきて迷惑行為を繰り広げました。彼女の私に対する態度はもっと厳しくなり、目が合うとチッと舌打ちされることもありました。必要以上にテーブルを汚すなどの嫌がらせも受け、仕事に行くのが憂鬱になってしまいました。この経験で保険に対するイメージはすっかり悪くなり、営利目的の会社の保険には絶対に入りたくないと思うようになりました。保険の営業にはこちらが望むときだけ話をしてほしいと思います。できれば面と向かって営業と話すのではなく、FAXやネットで完結させたいです。