良好な関係だった保険営業マンの代わりに来たのは強引すぎる人だった…50代夫婦の体験談。

営業マンの体験談

良好な関係だった保険営業マンの代わりに来たのは強引すぎる人だった…50代夫婦の体験談。

50代後半の湘南に住む夫婦です。仕事は自営業です。保障が薄い業界で働いている事もあり、若い頃から分不相応な保険に加入していました。それも最近は負担になってきています。そんなことを前の担当者は良く理解していたので、しつこく新しい保険を進めることはありませんでした。この保険営業マンとは付き合いが長く、世間話も気軽に出来る良い関係が続いていたのですが、体調を崩して退社することになりました。その挨拶に来た時に、次の人もあなたのような人だと良いけれどという話をしたら、少し強引なところがりますけれど、よろしくお願いしますと言われました。ちょっと意味深な表現だなと思いました。

私が加入している保険会社は国内では大手ですが、最近は外資系の保険会社にマーケットを奪われているせいで、営業方法が昔と違い強引になって来たという噂も聞きます。その時は、強引に誘われても、すでに分不相応な生命保険、医療保険に加入しているので、これ以上は無理ですと冗談を言っていました。そして後日、その新しい担当がやってきました。40代前半の勢いよく話をする人で、こちらは自然と聞き役になります。「すべて保険を見直しましたが、年代的にこれでは不十分です。時代に合っていません、今の時代はですね・・」といった内容をマシンガンのように話します。分不相応な高額な保険に加入していることから小金持ちと思われたのかもしれません。保証はあつい方が良いに決まっています。しかし、生活レベルというのもあります。さんざん話を聞きましたが丁重に断ると「そういえば、お子さんがお二人いらっしゃいますよね」という話になりました。子供の保険がどうなっているのか聞いてきたのです。二人の子供はサラリーマンをしているので会社関係の保険には加入してはいるでしょうが詳細までは分かりません。そう答えると、それではいついつまでにどういう状況になっているか聞いておいて欲しいと言われました。そうしたら私の方で最適な保険を提案させていただきますとのことです。そこで頑固に断れば良かったのですが、私としても子供たちがどんな保険に加入しているのか、今後のライフプランのようなものも聞いてみたかったので、しぶしぶ承諾してしまいました。帰宅した子供たちにその話をすると「興味がない」の一言で完了です。あまりにそっ気が無いし、私が心配する事でもないので話はここまでと思っていました。

後日、保険営業マンから電話があり、様子を伺ってきました。私はそのままを伝え、この話はここまでにして欲しいと言ったのですが、それからがしつこかったのです。一時は、毎日のように電話をかけてきました。いい加減にして欲しいと言うと「お子さんの将来が心配じゃないんですか!」とまで言ってきます。心配は心配ですが、私が関わる範囲を超えています。子供たちは帰宅が遅いのですが、早く帰宅する日は無いのか、休日でも伺いたいと電話がかかってきます。子供たちのために最高の保険の提案書を作ったから話を聞いてもらうだけでも良いと言ってきます。保険の紹介さえ出来れば、契約を取ることが出来るという自信に満ち溢れています。こんな保険営業マンに子供たちを合わせたら、後で苦情が来ることは間違いがありません。今でも前ほどではありませんが電話がかかってきます。親ではなく子供たちが電話口に出れば、強引に商品の紹介まで持って行きたいのでしょう。しかし、子供たちは家の電話に出ることはありません。自分のスマフォにかかってくる電話以外には興味をしめさないのです。

この保険会社では何年か前から1年に1度、保険の内容確認しに訪問することになったようです。自分が加入している保険を再確認出来たりするので便利なシステムだと思っていたのですが、これからは憂鬱な訪問になりそうです。保険の契約をとることも大切でしょうしプロといえばプロなのかもしれませんが、好感をもたれない営業マンというのはいかがなものでしょう。仕事が出来る人は、どこか好感がもてる人であって欲しいと思います。