『なぜ今、ストリートスマートな人が重要なのか』の記事でご紹介したように、「行動できる人」「実体験に投資できる人」「トライ&エラーを重ねられる人」「成果を出せる人」が求められています。頭でっかちで行動できない人や行動の遅い人は、何の成果も残せず、人から見切られてしまうかもしれません。そうならないためには、どうすれば良いのでしょうか?
“AI時代を生き抜くためのキャリアアップセミナー”
“老後2000万円不足問題を解消する資産運用セミナー”
“人生100年時代のライフプランニングセミナー”
などなど、危機感を煽るようなセミナーはたくさん行われていますよね。
セミナーの内容自体は知識を身につけるためのものですから、どんなセミナーでも大なり小なり学びはあると思います。
しかし、計画したとおりになるとは限りません。
むしろ、そのとおりにならないことの方が多い。
現実は常に想像を超えていくからです。
戦略や戦術も大事ですが、何よりも大事なのはそれを実行することです。
学んだこと、考えたことを活用し実行しなければ、何の価値もありません。
頭で考えることは、イスに座りながらでも、散歩をしながらでも、電車に乗りながらでも、いつでもどこでもできます。
考えているばかりで行動しないと、「考えるだけの人」「ただの頭でっかち」で終わります。
そうはなりたくないですよね。
リクルートの仕事哲学の一つに、「走りながら考える」というものがあります。
考えてばかりいないで、まずは一歩踏み出せ! ということです。
考えることが好きな人は、日々考えてばかりいます。
しかし一歩踏み出さなければ、何も実現しません。
妄想や夢想で終わってしまうくらいなら、走りながら考えた方が実現に近づきますよね。
考えてばかりいると、実際には実現から遠ざかってしまうことの方が多いのではないかとさえ思います。
アメリカの哲学者であるウィリアム・ジェームズの有名な言葉に、
“心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる”
というものがありますが、ストリートスマートな考え方を持ち、行動できる人は運命すら変えてしまえるということです。
「運命を変える」なんて、到底不可能なことのように感じるかもしれませんが、ストリートスマートな人は月にも手を伸ばすのです。
例え届かないとわかっていても。
走りながら考えていれば、考えるだけでは理解できないことも理解できますし、身につかないものも身につきます。
行動してみて、
など、感じることがたくさんあるはずです。
トライ&エラーをくり返すのがストリートスマートですから、エラーがわかればそれはそれで一つの成果。
考えてばかりで行動していなければ、決してわからなかったことです。
行動し続けているうちに、段々と思考が研ぎ澄まされ、シンプルになっていくでしょう。
シンプルでクリアな発想は、自分や周りの人の背中を押し、行動させてくれます。
そうすると、成果もグッと近づいてくるはずです。
2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。
2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。
マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。
https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency
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