メルマガ登録
  • ストスマ
  • >
  • ビジネス野望
  • >
  • 人材不足のその先 AI・テクノロジーを使いこなし、
    自由なビジネス思考を持つ人材が生き残る
  • 人材不足のその先 AI・テクノロジーを使いこなし、
    自由なビジネス思考を持つ人材が生き残る

    2019/08/09  ビジネス野望

    どの会社も「人材不足」「人材不足」「人材不足」・・・けどそんな状況もあと数年? 』の記事では、日本企業で叫ばれる人手不足の問題と、今後起こり得る大量リストラによる人材流出について書きました。

    今回はその先、もっと自由な働き方・生き方ができる時代の到来についてご紹介します。

     

     

    人材不足の本質とは

     

    人材不足やそれによる企業の倒産などのニュースが出るようになってしばらく経ちますが、日本企業の人材不足はいまだに続いています。

    外国人人材の受け入れに積極的な企業も増えましたが、もともと鎖国的で異文化との交流が少ない日本ですから、受け入れる側の企業にも異文化への理解などの歩み寄りが必要で、外国人人材が定着するにはまだ時間がかかりそうです。

     

    外国人を雇用するということは、その国に半分海外進出したようなものです。

    働いてもらう国は日本ですが、外国人を受け入れるということは、異文化との遭遇。

    もちろん、働く外国人の方に日本企業の文化を理解してもらうことも必要ですが、企業側も歩み寄らなければ信頼関係は成り立ちません。

     

    今はまだ日本に対して憧れの気持ちを抱いてくれる外国人の方も多いですが、実際に働いて失望されないようにしたいですよね。

     

    「外国人人材は安い賃金でも働いてくれる」と勘違いしている方もときどきいらっしゃいますが、外国人の方にも最低賃金は適用されます。

    加えて、ビザ取得などの費用がかかりますので、日本人人材を最低賃金レベルで雇用するよりは当然高くなります。

     

    人材不足には大きく分けると2パターンあり、1つは「都合よく安く働いてくれる人材がいない」、もう1つは「高い給与を払っても良いが、それに見合う優秀な人材がいない」というのが本音でしょう。

    そして、多くの求職者は「給料が高くて簡単な仕事」を求めていますから、ミスマッチが起きているのが本質ではないかと思います。

    企業と求職者、どちらの観点からも、そんな都合の良い人材も企業もありませんよね。

     

    働き方改革よりも稼ぎ方改革を

     

    「働き方改革」は、テレワーク・リモートワークの導入やノー残業デイの設定など、さまざまな形で企業に取り入れられ始めています。

    ですが、仕組みはあるけど活用されていないというケースも多いようです。

    これでは何の改革にもならないですよね。

     

    「働き方改革=労働時間の削減」と捉えられがちですが、これはいかに日本人が嫌々働いているかを表しているように感じます。

    仕事ってそもそも、そんなに嫌なものなのでしょうか? 

    楽して稼いだ人や、アーリーリタイヤした人への風当たりが冷たい日本ですが、「労働を美徳としている風に見えて、本音では働くのは嫌々。投資などで楽して稼いだと思われるのも嫌々」

    嫌々星人という感じですね。

     

    私は投資に関心がありませんし、投資で得たものはしょせんあぶく銭か含み益でしかないと考えていますので、やはり

     

    仕事=だれかに貢献することによって報酬を得ることと、

    その価値を自分でつくり、上げていくこと

     

    の方が重要だと思います。働き方改革というよりも、稼ぎ方改革をしないと、日本の人材不足や低賃金の問題、企業の収益性の低さの問題は解決しないでしょう。

     

    AI時代にも必要とされるコア人材

     

    しかし、AI時代が本格化すると、働く必要もあまりなくなっていくかもしれません。

    ルーチンワークなどはAIがやってくれる可能性がありますし、

    最終的な意思決定は人間がするにせよ、決定のためのデータ収集や分析などはAIが担ってくれるようになるでしょう。

    早く実現してほしいですよね。

     

    仕事がゼロになるとは思えませんが、これまで10人必要だった人員が1人か2人で済むようになる、くらいは実現するように思います。

    また、AIによってビッグデータが収集・解析されれば、これまで破棄していた食材や食品などの無駄が抑えられ、消費から逆算することでより効率的な生産体制ができるはずです。

    そうなると、食費は今より安くなる可能性もありますね。

    もちろん、世界的には人口は増えていますから、品質の高い日本の食材は海外に高値で買われ、生産国である日本ではあまり消費されない…。

    なんてことも考えられますが。

     

    それでも、AIやテクノロジーの発達によって人材不足が軽減され、人々がより自由に働ける時代が来るのは間違いないと思います。

    なんだかワクワクしますね。

     

    機械に淘汰されない、AI時代にも必要とされるコア人材になるには、

    AIにはなかなか習得の難しい自然言語を使いこなし、

    その国や地域、企業、人などの文化を理解し、

    経営戦略やマーケティングなどのビジネス思考を持つことです。

     

    そしてなにより、誠実であることだと思います。

    そうでないと、人との長いお付き合いをすることは難しいですから。

    この記事を書いた人の情報
    nakajima
    中島 宏明(なかじま ひろあき)

    2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。

    2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。

    マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。
    https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency


    いつまでも錆びない経営者、チャレンジする経営者のための新情報、お役立ち情報が満載のメールマガジン!

    メルマガ登録はこちら

    INTRODUCTION

    紹介
    頑張る経営者のためのお役立ちメディア
    ストリートスマートメディア運営
    株式会社しごとのプロ出版
    〒108-0074 東京都港区高輪3-25-22
    About
    Copyright ©2019 ストリートスマート by しごとのプロ出版 All Rights Reserved.