こんにちは。大坪勇二です。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、私・大坪は今、YouTubeでもチャンネルを開設して、日々、新しい動画をアップし続けています。
おかげさまで保険営業パーソンの方々にお役立ち情報を発信する「保険営業チャンネル」というチャンネルは、保険営業パーソン向けの専門チャンネルとしては日本一の登録者数を記録しました。ホント「やっていてよかった」という感じ。
今回は、なぜ私が今YouTubeに力を入れているかについて、お話ししたいと思います。
私が本格的にYouTubeチャンネルを開設し、動画を撮ってアップすることを習慣としたのは、実は55歳になってからのこと(まだ1年も経っていないですね)。
「50代」……子どもも大きくなって、もうバリバリの体力があるわけでもない。人によっては気力も衰えて、そろそろ落ち着いてもいい年頃ですよね。
体力のことでいえば、なんといっても「目」がしんどくなった! パソコンをずっと見ていると、ホント疲れてしまいます。もちろんスマホの画面も疲れますね。
私はYouTubeの動画はスマホの自撮りというスタイルなんですが、自分で撮った動画をスマホでチェックするのも、まぁしんどいこと!
もちろん体力は年々衰えるでしょう。それはわかっているのに、YouTubeを始めてしまった……!
本業である社長業だって決してラクではないのに、それでもあえてYouTubeを始め、ほぼ毎日動画をアップし続けている理由はといえば……。
実はこのYouTube、55歳で本格的に始める前に、若い社員たち5人くらいと「新しいメディアづくりの勉強にもなるから、いっちょうやってみようか!」という感じで試しにやっていたことがあるんです。
とりあえずチャンネルを立ち上げることにはしたけれど、ネタをどうすればいいかわからない。そこで「じゃあ、自分たちの読んだ本を紹介していこう」ということにしました。正直、私は最初にリタイアしましたね。他の仕事で忙しかったりして、YouTubeにはそれほど時間も情熱もかけられなかったんですね。
しかし、他の社員たちは毎週コツコツと動画をアップし続けました。まあ、それも何となく途切れてしまい、2年近くがたった頃……ふと気がつくと、チャンネル登録者数が500人を超えていました!
登録者を集めようという気さえなかった、放置していたチャンネルが、500人も登録者を持っていた!
この感激、充実感ですよ。ネット上の資産を持つって、こういうことかと思いましたね。頭ではわかってたけれど、肌で感じられた瞬間。そこから「YouTubeに力を入れよう」と思いましたね。それが55歳のときだったわけです。
私はかつては保険営業パーソンとして23年間を過ごしてきました。まあこれも、業界で生き残ることに精一杯で、しんどかったですね。
新規開拓……つまり常に新しいお客様を探して、アポイントを取り、プレゼンをして契約をいただき、かつ紹介先までいただくという……これを週単位でやっていかなければならないわけです。
対してYouTubeは……。前述のように、ネット上に資産があり、これがいわば収益を生む不動産のようになるわけです。
これを感覚的に理解できたときに、また「すげぇ!」と思うわけです。
今ここで言っている収入とは「広告収入」に限ったことではありません。YouTube経由でウチの会社を知ってもらえる、見込客になってもらえるということのほうが、実は大きな効果なのです。
もちろん広告収入への期待もありますよ。本業が伸びて、かつ広告収入もあり、しかもストック型=資産としてたまっていく! この可能性がうれしいわけです。
サラリーマン、個人事業主、経営者……これまでにさまざまな立場で仕事をしてきたなかで、やはりさまざまな気づきがあり、それを人に伝えたい!という気持ちもあったわけです。
YouTubeは、まさにそれを実現させてくれるもの。しかも登録数、視聴者数というかたちでのフィードバックもある。
これって、私的には、理屈抜きで楽しいことなわけです。
「楽しいからやっている」……これは真実ですね。
いかがでしたでしょうか?
55歳からのYouTube……。目も疲れるし時間のやりくりも大変かもしれない。でも、あなたにもぜひチャレンジしていただきたいです!
1964年 長崎県生まれ
九州大学卒
コンテンツプロデューサー
「稼ぐプロを作るプロ」
大企業新日鉄の経理マンに飽き、ソニー生命の歩合営業マンに転身するも2年間ダメで貯金が底をつき、身重の妻と月11万円の住宅ローンを抱えて、手取り月収が1,655円とドン底の時にやる気スイッチオン。
6ヶ月間の「大量行動」で富裕層とのパイプが開け法人超大型契約で手取り月収が1,850万円に。現役11年間で累計323億円の金融商品を一人で販売。
その後、「社会の問題を、仕事のプロを育てることで解決する」をモットーに出版社を設立。現在に至る。障がい者福祉事業、複数の社団法人オーナーでもある。
著書に『手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術』(ダイヤモンド社)『月収1850万円を稼いだ勉強法 ~伝説の営業マンはどう学び何を実践したのか~』(祥伝社)などがある。