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  • 5Gってなに? まずはこれだけでOK!5Gの基本知識をわかりやすく徹底解説!
  • 5Gってなに? まずはこれだけでOK!5Gの基本知識をわかりやすく徹底解説!

    2019/08/29  遊び

    5Gが次世代通信システムとして普及する。そのようなニュースを耳にしたことがあるかと思います。しかし「5Gってそもそもなに?」「5Gは4Gとなにが違うの?」「5Gはいつから使えるの?」などと疑問に思ったり、「5Gをスマホやインターネットで調べてみても、小難しい解説ばかりで結局よくわからない」「専門用語が呪文のように見える」とお困りの方もいるでしょう。

     

    そこで。5Gとは何か、5Gが普及したらどうなるかを、簡単にわかりやすくまとめていきたいと思います。

    簡単に解説! 5Gとは? 

    「5G」とは正式名称を第5世代移動通信システムといいます。5Gの“G”は“Generation”のことであり、5Gは「5th Generation」つまり第5世代のという意味になります。

     

    第5世代という新しい世代になることで、5Gは4Gに比べてその性能も格段にアップします。今までの主流であった4G。その国内における4Gの理論上の通信速度は、もっとも高速なNTTドコモのネットワークで、受信時最大1.288Gbps、送信時最大131.3Mbpsと言われています。

     

    しかし次に登場する新規格の5Gは、一説では最大の理論値で20Gbpsに達するとも言われており、まさにけた違いの実力があることがわかります。現在、インターネット光通信の速度が平均1Gpsということを鑑みると、まさに20倍。その速度の向上はお分かり頂けると思います。

     

    2020年代にはありとあらゆるモノがネットワークにつながる「IoT」=(Internet of Thingsの略でモノのインターネットと訳されています。デジタル情報家電などのモノが、インターネット経由で通信することを意味します。)が主流になる時代が来るといわれています。その上で必ず必要になってくるであろう通信技術として、5Gへの期待が高まっています。

     

    5Gの3つの特長 私たちの生活はどうなる?

    5Gは4Gより、ただ通信速度が早くなるだけなのでしょうか。もちろん通信速度が早くなるだけでも新世代と言えますが、5Gは新しい時代に合わせ、人々の暮らしをよりよくすると言われている3つの特長があります。

    高速大容量

    1つ目は先述した通り、「高速大容量通信」です。

     

    5Gの最大で20Gbpsにも達する通信速度は、現在国内で主流となっている4Gの通信速度0.1Gbps~1Gbpsと比較すると、約20倍にも跳ね上がります。動画の閲覧中に急に画像が遅くなったり、止まったりしてしまった経験はありませんか?SNS上でやり取りをするにも、以前は簡単なテキストや写真などだったものが、今では個人や企業でも動画やライブ配信も当たり前になってきました。

     

    時代にともなって、大容量のデータ通信を多くの人が同時にするようになったのです。そうすると、ネットワークが渋滞してしまい、通信速度が遅くなったりパンクして通信ができなくなったりしてしまいます。しかし、高速大容量通信の5Gになることで、インターネットの閲覧がよりスムーズになったり、4K、8Kなどの超高画質な動画が快適に閲覧することができるようになるでしょう。

     

    低遅延

    2つ目の特長は遠距離通信でもずれが生じにくい「低遅延」。

     

    テレビ電話などをしていて、相手との会話のタイムラグや、動画と音声のズレが気になって「なんだかうまくコミュニケーションがとれない」と思ったことはありませんか?

     

    5Gでは、この「ネットワーク遅延」が1000分の1秒以下ととても小さいのです。5Gだとこの遅延の短縮ができるようになるため、遠方にいる相手とのコミニュケーションがよりスムーズに取れるようになります。

     

    これにより、一気に働き方改革が進むと言われています。今のライブチャットは接続状況によっては途切れがちになりますが、5Gによりリアルタイムでの会話が可能になり、スムーズな通信会議ができるようになります。

     

    そのため、在宅ワークがさらに進むようになり、地方に住みながらも東京の会社で働くなどということも、問題なくできるようになるでしょう。現在では顔を合わせたコミュニケーションを重んじて在宅ワーカーを積極的に採用していない企業も、5Gの導入により一気に普及する可能性があります。

     

    また、5Gによる遅延の短縮によって、精密な動作が求められる分野での活用が期待されています。

     

    たとえば、医師がネットワーク接続された医療機器を利用して、リアルタイムで遠方にいる患者の診察、手術ができるようになります。そして、自動運転システムでも5Gは活躍します。道路上で車を遠隔操作する場合、ネットワークの遅延によって少しでもハンドル操作が遅れたら、大事故につながりかねません。

    このように、5Gは命を預かる新技術にも欠かせないシステムとなるでしょう。

     

    多接続

    3つ目の5Gの特長は、1平方キロメートル当たりにおいて、100万個以上の機器を同時に通信回線に接続できる「多接続」です。

     

    100万個以上となると、4Gと比較して100倍以上の機器を同時に接続できることになります。スマートフォンから遠隔操作で、家の照明器具やエアコンなどのスマート家電を操作するというようなことは、当たり前の時代になってきました。最近ではそのようなIoT化が進み、接続できる機器が増えており、いずれは通信負荷に耐えられなくなってしまいます。多接続が可能な5Gを導入することで、さらなる社会全体のIoT化が進むでしょう。スマートフォンひとつで、家中すべての家電を管理、操作できる時代が来るのです。

     

    さらに5Gによる多数同時接続が可能になることにより、イベント会場などの多くの人々が集まる場で同時に動画を視聴しても、今までのように遅延することなく、スムーズに動画を視聴できるようになります。

     

    また、今後スマートフォンに限らず、車や家電、さらには建物や道路など、社会を支えるさまざまなモノや場所がインターネットと接続するようになり、そこから収集したデータを活用することで、より便利で快適な生活実現していくとされています。

     

    IoT化を支えるネットワークとして、無線で利用でき、多数の機器を同時に接続できる5Gが重要視されています。そのため、5Gはスマートフォンのように個人で楽しむネットワークから、道路などと同じ社会インフラとして変化する可能性があるとして、自治体や企業から大きな期待を寄せられているのです。

     

    いつからサービス開始?

    DoCoMo、au、ソフトバンクの3大通信会社の平均的な回答として、5Gは2020年の利用開始がもっとも有力視されています。

     

    それは通信会社各社ともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの活用を目標として掲げているためです。

     

    2020年のサービス開始予定を前に、2019年の秋には国内においてプレ商用サービスが始まる予定ともされています。

     

    まとめ

    このように、5Gはただスマートフォンの通信速度がアップするだけかと思いきや、社会に大きな技術革新と生活の変化をもたらすサービスだということがわかります。社会全体のIoT化の進展や、遠隔操作による地方と都心の格差の是正など、5Gが社会に与える影響力は多大でしょう。

     

    次世代通信規格である5Gが私たちの生活を大きく変えることは間違いありません。5Gによりどのようなニーズが生まれるのか、逆にどのようなニーズがなくなるのかを慎重に判断し、各企業は必要な準備を始めるべきときが来ています。

    【文責:編集部】

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