あなたは自分だけでなく、オフィスにオシャレ、取り入れてますか?
自己満足のオシャレを楽しむことは、それはそれでもちろん良い事ですが、他人の満足度を高める工夫も、時には必要です。
そこでご提案するのが「アクアリウム」。
簡単に言うと、簡易的な水族館です。
目次
水の透き通った水槽は、それだけで高級感を感じます。キラキラと輝く水、気持ち良さ気に泳ぐ熱帯魚、そして流れる優しい水の音。
いいスーツやいい時計とはまた違ったゴージャスさがあります。
水槽がもつ高級感は、そのままその場の空間がもつ高級感になります。
また、仕事の疲れを趣味で癒す意味でも効果を発揮します。アクアリウムとストレス軽減の関係は世界中で研究されており、実際に癒しの効果があることが実証されています。水や魚の美しさはもちろん、水草のグリーンは沈静色と言われ、
リラックスさせたり、緊張感をほぐす効果があります。
個性的でアーティスティックな水族館が増えている影響で、いま自宅でオリジナル水族館としてアクアリウムを楽しむ人が急増しています。
アクアリウムとは、直訳すると「水族館や養魚水槽」という意味。つまりは魚を飼う水槽設備のこと全般を指します。
また、一般的に広い意味では、熱帯魚水槽そのもの、もしくは“熱帯魚や水草などを飼育する趣味”のことを意味します。
アクアリウムを楽しむ中心層は30代〜40代の男性で、景気が上向き、アクアリウムのような趣味にお金をかける時間と余裕が出てきたことも、
流行の理由として考えられるでしょう。
高価な鑑賞魚は100万円を超えるようなものもあります。鑑賞魚の種類も1000種以上と多く流通しており、街のペットショップでも様々な鑑賞魚に出会うことができます。
そんな、自宅で楽しむ水族館「アクアリウム」の魅力をご紹介します。
アクアリウム流行の火付け役とされるのは、「アートアクアリウム」という展覧会です。
“和”をモチーフにデザインされた美しい水槽の中を、金魚や錦鯉などの数千匹を超える観賞魚が泳ぐ姿はまさに芸術品のようです。
光や映像、音楽、香りなどの最新の演出技術と融合させ、「五感」で楽しめるように工夫されています。
この展覧会は累計950万人ほどを動員し、多くのメディアにも取り上げられ、大きな話題となりました。この展覧会によりアクアリウムのアート性が高まり、自宅でもオリジナリティーのあるアクアリウムを製作したいという人が増えたのでしょう。
まず簡単に始められるアクアリウムとして、「ボトルアクアリウム」というものがあります。
ボトルアクアリウムというのは、小さなボトルで熱帯魚やメダカを飼育する方法のこと。
一般的な熱帯魚の飼育には、大きな水槽やヒーター、ろ過機材など、様々な機器を使います。
しかしボトルリウムは小さな瓶で魚を飼育するため、ヒーターやろ過装置は必要ありません。ボトルのような狭い環境で飼育するため、熱帯魚やメダカなど飼育できる魚には限りがありますが、誰でも簡単に始められることと、インテリア性が高いこともあり、最近注目されています。
ボトルアクアリウムを仕事のデスクやリビングに置き、小さな癒しとして楽しんでみてはいかがでしょう。
小さい水槽で手軽に楽しむ人がいる一方で、
水草や流木といった、いわゆる魚の引き立て役にまでこだわる人も多いです。
彼らはいろいろな種類の水草を繁殖させて水槽内にレイアウトし、
水中風景を自分好みにして楽しみます。
「魚は水中風景を彩るアクセント」
水草にこだわる人々の中では、そんな風に「水草が主役」「魚が脇役」と考えている人もいます。その熱は、毎年「世界水草レイアウトコンテスト」が開催され、応募総数は2000点を超えるほどの、水草ファンがいるほどです。
また流木にもこだわりを見せる人がいます。
長い年月をかけて風化した流木の姿は一つとして同じものはなく、その姿に自然の力が感じられます。そのような流木を取り入れることによって、置き方や組み合わせ次第では水槽の中に大自然を表現できるでしょう。
魚が泳ぐ姿にはリラックス効果があるとも言われています。
水族館で魚を見るだけでは物足りない人は、職場の専用オフィスにオリジナルのアクアリウムを作って、見る人みんなが楽しめる、
こだわりとアートが詰まった癒し空間を、さりげなく演出してみてはいかがでしょうか。
ワンランク上の上質な空間に、あなたの印象もグッと上がるはずです。
【文責:編集部】