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    この季節にありがちな「気象病」とは
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    この季節にありがちな「気象病」とは

    2019/07/08  健康

    西日本では例年より遅い梅雨入りとなった今年。

    ジメジメとした湿度からくる不快感だけでなく、「最近なんだか頭が重い」「身体がだるい」「少しふらつく」という人もいるのではないでしょうか?

    それらの症状は「気象病」の可能性があります。

     

     

    「気象病」はなぜ起こる?

     

    「気象病」というと、あまり聞き慣れない病気という印象を持たれるかもしれません。しかし、雨が降ると古傷が痛くなる人もいるように、昔から気象と体調は関わりがあるといえます。

     

    気象病が起こる理由には諸説ありますが、耳の奥に存在し気圧の変化を感知する「内耳」が関係しているといわれています。内耳が感知した情報は脳に伝達されてストレス反応の原因に。自律神経が活性化して交感神経が興奮することでめまいが生じてしまうのです。片頭痛も、天気の変化によって起きる不調のひとつ。内耳からの情報伝達によって神経が刺激され、頭がズキズキと痛むようになります。

     

    季節の変わり目特有の寒暖差や、日頃のストレスや日常生活の乱れによる自律神経の不調なども体調不良に影響しているといわれています。さらに最近では、ゲリラ豪雨や台風の多さといった異常気象の関係性も取りざたされています。

     

    「気象病」になりやすい人は? 症状がひどくなるとどうなる?

     

    もともと首や肩が凝りやすい人、首を痛めたことがある人、乗り物酔いしやすい人は、気象病にかかりやすい傾向にあります。パソコンやスマホを長時間使う人や姿勢が悪い人、運動不足の人も要注意。また、真面目でストレスをためやすい人、更年期の人、冷房で手足が冷えやすい人も注意したほうがいいでしょう。

     

    気象病の主な症状は片頭痛や体のだるさ、めまい、集中力の欠如などですが、ひどくなると吐き気をもよおしたり、不安で気分がさえなくなったり、朝起きられなくなったりと、日常生活に支障をきたすかもしれません。

     

    自律神経の乱れは女性のほうが起きやすいといわれていますが、ストレスの度合いや不眠などの体調不良によっては男性にも生じることがあります。ましてや、現場主義を貫くストリートスマートなオトナにとって、仕事に影響を及ぼす体調不良は大敵。いつまでも健康でバリバリ働きたいあなたのために、気象病の対処法についてご紹介します。

     

    「この症状、気象病かも」と思ったら

     

    気圧を感知する内耳まわりの血行を促進し、体調を整えましょう。両耳の耳たぶをつまんで横に引っぱったり、両耳を二つに折り曲げたりする耳マッサージがおすすめです。首や肩をホットタオルで温めるのもいいでしょう。ただし、片頭痛がする場合は温めるのは逆効果。冷たいタオルを当てて冷やしましょう。

     

    就寝前はパソコンやスマホなどを見るのをやめ、首や肩のストレッチをしてから休みましょう。もちろん、十分な睡眠時間を確保するのも重要です。

     

    医師と相談のうえ、めまいがする場合は市販の酔い止め薬を、頭痛の場合は鎮痛剤を服用するといいでしょう。漢方の場合は、体内の水分のめぐりを整え、むくみや二日酔い、乗り物酔いなどの改善にも効果があるとされる五苓散がいいでしょう。気圧の変化を事前に教えてくれるアプリ「頭痛―る」を活用し、頭痛がひどくなる前に薬をのむというのも手です。

     

    いかがでしたか?

    気象病をケアしながら、天気に左右されない身体に整えましょう。

    【文責:編集部】

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