熱帯夜が続き、寝苦しかったり、眠りが浅かったりと辛い日々を送っている人は多いのではないでしょうか。真夏でもぐっすり眠って疲れを取ることができればいいですよね。そこで今回は、就寝前におすすめしたいこと、逆に避けていただきたいことをご説明します。
真夏に睡眠不足になってしまう原因には、暑いため体温がなかなか下がらない、気温だけでなく湿度も高いことから汗が乾きにくい、などが挙げられます。
なかなか寝つけなくて焦る気持ちがストレスになり、余計に眠れなくなってしまう……ということも。
ただでさえ日中の疲れが溜まりがちなこの季節は、しっかり眠って一日の疲れを取りたいもの。
一方で眠れない、眠りが浅い日が続いてしまうと、疲れが取れずバテやすくなってしまったり、頭がボーっとして仕事に身が入らなくなってしまったりすることもあります。
睡眠不足が気になる人は、就寝前についついやってしまうことに問題があるかもしれません。
次に、眠りにつく前にするといいことをご紹介します。
入浴時はシャワーだけで済ませず、ややぬるめのお湯にじっくりつかり、疲れを癒しましょう。
快眠には、体温の変化が欠かせません。「少し身体が温まった」くらいがいいでしょう。
熱すぎるお湯は、体温が下がりにくくなったり汗をかきやすくなったりするため逆効果です。
パジャマや寝具を見直すのもコツです。
パジャマは、汗を吸収し速乾性のあるもの、寝返りを打つのに楽な素材のものを選んでください。
寝具も、背中に熱や汗がこもらないよう通気性にすぐれたものやひんやりする素材のものに変えましょう。
冷房をつけっぱなしで寝たい人には長袖・長ズボンのものがおすすめ。
ストレスがたまっている人は、ストレッチをして身体をほぐし、自律神経を整えてから寝るのがおすすめです。
手を頭にあて、ぐっと前方もしくは左右に倒して首筋を伸ばし、首や肩をほぐします。
うつ伏せに寝て片足の膝を直角に曲げ、そのまま左右交互に倒す腰回りのストレッチ、深呼吸しながら大きく伸びをするストレッチなども取り入れてみてください。
室内の設定温度と湿度を変えるのもポイントです。
暑さを我慢せずクーラーを使いましょう。寝る前に部屋を冷やしておき、就寝中は26~28℃の間に設定します。
ムシムシする日は、除湿機能を上手く利用するといいかもしれません。
「涼しいし日焼けしないから」といって寝る直前にランニングや筋トレをするのはNG!
体温が上がり過ぎたり、身体が興奮状態になったりすることで眠りにくくなってしまいます。
就寝前は、前述のようなストレッチで身体をほぐす程度にとどめてください。
寝る直前までお酒を飲む、というのも避けましょう。
アルコールを分解しようと肝臓をはじめ内臓が働き、眠りが浅くなってしまいます。
アルコールには利尿作用もあるため、何度もトイレに起きることになってしまいます。
就寝中に汗をかくため、寝る前はミネラル入りの麦茶を飲むのがいいかもしれません。
身体を冷やしすぎてしまうのもよくない行為です。
冷房や扇風機の風がダイレクトに身体に当たらないよう、風の向きや扇風機を置く位置に注意してください。
寝苦しい夜におさらばして、日中の疲れをしっかり取り除きましょう。
【文責:編集部】