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  • 認知症は予防できる? 50代社長のための認知症対策
  • 認知症は予防できる? 50代社長のための認知症対策

    2019/06/03  健康

    いつまでも現役でいたい。バリバリ働いていたい。趣味をたっぷり楽しみたい。そんな50代社長にとって、脳の働きが低下する「認知症」は大きな課題かもしれません。「年齢が年齢だし」「なってしまうものは仕方ない」と諦めるのではなく、今のうちから少しでも予防しておくことが大切です。

     

     

    認知症の予防その1:食事を見直す

    「物忘れ予防にはEPAやDHAがいいらしい」と聞いたことがある人もいることでしょう。DHA(ドコサヘキサエン酸)には脳の働きを活性化させ記憶力や判断力をサポートする効果があり、EPA(エイコサペンタエン酸)には血栓ができるのを防ぎ血行を良くする働きがあります。これらの成分を豊富に含むアジやサバ、イワシなどの青魚を積極的に摂ることをおすすめします。

    ※これらの成分が身体にもたらす効果についてはこちらの記事もご参照ください。

     

    アルツハイマー病の原因とされる「アミロイドβ」という物質を減少させる働きを持つオリーブオイルを料理に使うのもいいでしょう。老化予防に効果のあるとされるポリフェノールを含む赤ワインを食事とともに1杯飲む(ただし飲みすぎには要注意)、認知症予防に効果があるといわれているテアニンを含む緑茶を飲むのもおすすめです。

     

    認知症の予防その2:その他生活習慣を見直す

    この機会に、運動を始めてみましょう。息が少しはずむ程度の有酸素運動(早歩きのウォーキングやジョギング、サイクリングなど)がおすすめです。

     

    十分な睡眠をとることも、認知症予防に大切です。心地いい睡眠のために、ゆったりとした気分になれる音楽を流す、ルームフレグランスやアロマを香らせる、寝具やパジャマ、寝室の照明にこだわってみるなどの工夫もおすすめです。朝起きたらカーテンを開け、陽の光を浴びて体内時計を整えましょう。できれば、日中に短時間の昼寝をするのもいいでしょう。

     

    「休日は誰とも話をしないな……」という人は、友人を誘って食事する、趣味のサークルに入る、ボランティア活動を始めてみるなど他人と交流する機会を積極的に増やしましょう。

     

    認知症の予防その3:脳のトレーニングを始める

    バリバリ働いている社長なら、常に脳がフル回転しているかもしれません。しかし、ゲームアプリを始めてみる、気の合う仲間と麻雀をしてみるなどして脳に刺激を与えてみるのも手です。日記を書く、読書するという行為も頭を使います。好きな音楽を聴いたり、映画を観に行ったり、美術館や博物館を巡ったりするのもおすすめです。料理やDIYなど、頭と手先を同時に使う作業もいいでしょう。

     

    「特にこれと言った趣味はない」という人も、何か新しいことを始めてみたり、セミナーや講演会に積極的に参加してみたりして、脳にどんどん刺激を与えましょう。でも、無理しすぎず、自分が楽しんで取り組めることが大切です。

    早めの対策を心がけるだけでなく、早期発見も重要です。「物忘れが増えたかも」「ミスが増えた」など気になることがあれば、早めに医師に相談するようにしましょう。

    【文責:編集部】

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