タピオカブームの次に来るのではないかと噂されているのが「バナナジュース」。テレビやネットでも取り上げられ、いま話題急上昇中です。
でも、オトナとしてはブームだからと飛びつくのではなく、健康の効果や美味しい飲み方などの知識をおさえておきたいですよね。
バナナジュースの健康への効果や、簡単にできる作り方などについて紹介します。
アスリートも好んで食べるバナナには、身体にうれしい栄養がたっぷり。
例えば、体内にすばやく吸収されエネルギーに変わるブドウ糖や果糖、ゆっくりと消化されてエネルギーに変わるショ糖といった糖分が含まれています。
時間差でエネルギーに変わるので、体力勝負の人にぴったり。
オリゴ糖や食物繊維も含まれているので、腸の調子が気になる人にもぴったり。
また、マグネシウムやカリウムといったミネラル、身体にとって有害な活性酸素の働きを抑えるβカロチンやビタミンC、エネルギー代謝をサポートするビタミンB群も含まれているのもポイント。
集中力を高めたり幸せな気分になったりするのに欠かせないセロトニンという成分を増やすトリプトファンも配合されているのも見逃せません。
バナナに加える牛乳も、カルシウムやタンパク質などさまざまな栄養が含まれています。このふたつを手軽に摂ることができるのがバナナジュースなのです。
なんと、バナナと牛乳をミキサーにかけるだけ。
ご自宅で手軽にバナナジュースが味わえます。
甘さを足したい場合、ハチミツを加えてもいいかもしれません。
砂糖を加えても美味しいですが、カロリーが気になる人は量を控えめにしましょう。
きな粉やヨーグルトを加えたり、牛乳を豆乳にしたりとアレンジするのもおすすめです。
暑い日は、氷と一緒にミキサーにかけたり、あらかじめバナナを凍らせたりしておくといいでしょう。
「ミキサーなしでも作ることができる」
というのもうれしいところ。
バナナはやわらかいので、簡単につぶすことができます。
バナナを小さく切ってコップに入れて牛乳を注ぎ、フォークで潰せば簡単バナナジュースのできあがり。
「朝は慌ただしいので、いちいちミキサーにかけるのが面倒」という人にも便利です。
ジッパー付きの袋にバナナを入れ、揉み潰してからグラスに入れる、というやり方もあります。
毎日続けて飲むとなると、気になるのはそのカロリー。
入れる食材にもよりますが、調べてみると一杯あたり200~300kcal程度のようです。
糖分たっぷりで、そのカロリーはとんこつラーメン一杯分に相当するともいわれているタピオカミルクティーと比べると、バナナジュースのほうが低カロリーでヘルシーだといえるのではないでしょうか?
一緒に入れるものによってカロリーを抑えることができるのもバナナジュースのいいところです。
砂糖の量を減らす、砂糖代わりにオリゴ糖で甘くする、バナナの量を減らして牛乳の量を増やす、などの工夫でよりヘルシーにできます。
また、バナナジュースのデメリットとしては、バナナが身体を冷やす性質をもつ果物である、という点があげられます。
冷房による冷えが気になる人は、入れる氷の量を減らし、飲みすぎに気をつけたほうがいいかもしれません。
美味しくて手軽にできる話題のドリンク、バナナジュース。
健康習慣のひとつに取り入れてみてはいかがでしょうか。
【文責:編集部】