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  • 腎臓の症状、気になるなら今すぐチェック!「加齢による不調? このだるさ、もしかして……」
  • 腎臓の症状、気になるなら今すぐチェック!「加齢による不調? このだるさ、もしかして……」

    2019/04/01  健康

    50代、まだまだ現役バリバリで働きたい。しかし、身体のあちこちにあらわれる不調――。それ、もしかしたら腎臓からのサインかもしれません。腎臓病の種類や症状についてご説明します。

    腎臓病の主な種類

    腎臓病には、主に下記の種類が挙げられます。

    • 急性腎炎(急性糸球体腎炎):腎臓にある毛細血管の塊(糸球体)が急性の炎症を起こす。
    • 慢性腎炎(慢性糸球体腎炎):糸球体の炎症が長期間持続する。
    • 糖尿病性腎症:糖尿病の合併症として生じる。動脈硬化が進んで糸球体が傷ついたり血液中の糖分処理に負担がかかったりすることで血液のろ過機能が低下する。
    • ネフローゼ症候群:尿にたんぱくが出ることで血液中のたんぱくが減少し、低たんぱく症を始めさまざまな症状を起こす。
    • 急性腎不全:脱水や薬剤などが原因で急激に腎機能が低下する。
    • 慢性腎不全:慢性腎炎や糖尿病性腎症などが原因で腎機能が次第に低下する。

    腎臓からのサインを放置しておくと腎機能が低下し、透析を受けなければならなくなります。透析とは、人工的に余分な水分や老廃物を取り除き、血液を浄化する療法のこと。専用装置で血液をろ過する血液透析、腹膜に透析液を入れて水分や老廃物を移動させ取り除く腹膜透析などがあります。透析には食事や運動に制限が生じたり、合併症を招く可能性があったりするなどのデメリットがあります。

    腎臓からのサインを見逃さず、早めの対策をとることが肝心です。

    「むくみ」の症状は腎臓からのサイン

    腎臓からの不調のサインには、一体どのようなものがあるのでしょうか。
    何といってもまずは「むくみ」が挙げられます。腎臓には、糸球体という毛細血管で血液をろ過し、余分な水分や老廃物を尿として排出する働きがあります。この糸球体に障害が発生するといわゆる「目詰まり」を起こし、排出できなくなった水分や塩分がたまってしまいます。そして、体内にたまった水分や塩分が顔や手足のむくみを生じさせます。

    【腎臓からのサインかも……こんな症状が出たら要注意!】

     

    • 近頃、顔がパンパンに膨らんでいる
    • まぶたが腫れぼったく見える
    • 靴下が窮屈になった。ゴムの跡がなかなか消えない
    • いつも履いている靴がキツイ
    • 結婚指輪が入らなくなってきた

    高血圧も腎臓病の可能性あり

    「50代を過ぎ、どうも最近血圧が上がってきている……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、高血圧は腎臓の不調と深い関わりがあります

    腎臓は、食事で摂り過ぎた塩分を余分な水分とともに排出します。塩分摂取量が増えると腎臓にとって負担が大きくなり、塩分や水分を上手く排出できなくなります。そして体内の血液量が増え、血圧が上昇するというわけです。血圧が上がれば腎臓の血管にも負担となり、血管が硬化。さらに腎臓の機能が低下し、血圧上昇を招いてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

    それだけではありません。腎臓には血圧をコントロールするホルモンをつくるのに必要な酵素を分泌する機能があります。腎機能が低下すると血圧調整機能も下がってしまうため、血圧が上昇してしまうのです。

    血圧が高めの人はこまめに測定し、塩分をおさえた食事に替えるなどの対策が必要です。

    腎臓病が起こす意外な症状。食事・睡眠に要注意

    腎臓からの不調のサインは尿にもあらわれます。例えば「たんぱく尿」。たんぱく質は身体にとって大切な栄養素で、普通なら尿に漏れ出ることはありません。しかし、腎臓の機能が低下すると尿に出てくるようになり、尿が泡立って見えるようになります。さらに、腎臓のろ過機能に障害が起こると赤血球が尿とまざると褐色に見える「血尿」になることがあります。色は茶褐色から赤までさまざま。いつもの尿と色が違う場合、それは腎臓に症状があるサインかもしれません。

    尿量の増減にも注意しましょう。腎機能の低下によって尿が濃縮されなくなると尿量は増えます。しかし、腎臓の症状が悪化すると尿をつくることが難しくなり、次第にその量が減少していきます。尿を排泄できなくなる場合、体内に老廃物や毒素がたまる尿毒症を誘発する危険性が。尿毒症の主な症状には、全身のだるさや疲労感、食欲不振、睡眠障害、呼吸困難などがあります。

    該当する症状があるならすぐ検査を受け、症状を悪化させないように気をつけましょう。

    【文責:編集部】

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