M&Aアドバイザーとは　
スモールM&Aアドバイザー養成講座・なり方をご紹介！

『社長なら必ず知っておきたい「スモールＭ＆Ａ」という選択肢』の記事でご紹介したように、M&Aという選択肢を検討する中小企業経営者の方が増え始めています。

しかし一方で、そのアドバイスを行うM&Aアドバイザーの数は不足しています。

経営者にとって身近な存在であるコンサルタントやFP、士業の方がM&Aに関する知識やスキルを身につければ、より多くの中小企業を救うことができるでしょう。

コンサルタントやFP、士業の方だけでなく、現役の経営者の方も、副業・複業や経営の多角化として、M&Aアドバイザーを検討しても良いかもしれません。

M&Aアドバイザーとは？　なぜ今、求められているのか

M&Aアドバイザーとは、会社の売買（M&A）に関するアドバイスを行う人のことです。

M&Aアドバイザリーと呼ばれることもあります。

売り手企業と買い手企業の仲介をする場合もありますし、売り手あるいは買い手企業どちらかのアドバイザーをする場合もあります。

買い手企業は比較的多く、大手企業や上場企業、勢いのあるベンチャー企業などが成長を続けるために、買い手を探しています。

売り手企業は、後継者不在の中小企業や上場企業へのバイアウトを目指すベンチャー企業などが対象です。

売り手企業の方が不足しており、「良い企業があれば買いたい」という買い手企業が多いですから、売り手のM&Aアドバイザーの方が重宝される傾向にあります。

後継者不在・後継者不足の中小企業が多いことは確かですが、中小企業経営者の方には「会社を売ることは負け」「会社経営から逃げている」「社員に申し訳ない」とM&Aに対してネガティブなイメージがまだまだ根強く、“ハゲタカ”“企業乗っ取り”を連想する方が多くいらっしゃいます。

ですので、M&Aアドバイザーとして「会社には価値がある」「会社を売却する」という気づきと選択肢を経営者の方に提供し、そっと背中を押すことが重要になるでしょう。

スモールM&Aアドバイザーのなり方　個人でもなれる？

M&Aアドバイザーのなかでも、中小企業に特化したM&Aアドバイザーは「スモールM&Aアドバイザー」と呼ばれています。

M&Aアドバイザーというと、「経営学や経済学、財務などに詳しいエリート」というイメージがあるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。

結婚相手を探す仲人のように、相性の良い会社と会社をマッチングさせることが重要です。

有名な大手M&A仲介会社の社員には、「若いお兄さん」という印象のM&Aアドバイザーが多く、もっとも重要なのは誠実さやコミュニケーションスキルでしょう。

デューデリジェンス（DD）と呼ばれる財務や法務に関する調査は、専門士業の方に依頼しますので、最低限の知識は必要ですが財務や法務に詳しくなる必要は必ずしもありません。

「自分などにできるわけがない」というネガティブな発想は捨てた方が良いのです。

M&A仲介会社やマッチングサイトは最近増えていますが、企業でなくてもM&Aアドバイザーになることは可能です。

個人やフリーランサーでもなれますし、スモールM&Aであれば実績をつくりやすくスタートもしやすいでしょう。

スモールM&Aアドバイザー養成講座を開催中！

M&Aアドバイザー養成講座はさまざまな企業が主催していますが、ストスマを運営するしごとのプロ出版でも『スモールM&Aマッチングアドバイザー養成講座』という講座を主催しています。

スモールM&Aに特化した、実績業界NO.1クラスの講師陣を迎えていますので、「これからM&Aアドバイザーになりたい」「スモールM&Aの世界で実績をつくりたい」という方にオススメです。

『スモールM&Aでもっとも重要かつ稼げるポジション　―それはスモールM&Aソーシングマネージャー』の記事でご紹介した「案件発掘ができるスモールM&Aアドバイザー（スモールM&Aソーシングマネージャー）」の養成に特化したカリキュラムをご用意しています。

『M&Aによって会社を売却した70歳社長の決断』の記事の社長さんのように、幸せな人生を歩む経営者の方を増やし、そのサポートをするスモールM&Aアドバイザーの方々を増やし、日本の未来をより明るくすることができればと思います。

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