「富裕層」「超富裕層」という言葉に魅力を感じる人も多いかもしれません。
あまり身近にいませんからね。
日本では資産が1億円以上、もしくは5億円以上あれば富裕層ということになります。
しかし、世界に目を向けてみれば、資産100億円、1000億円、1兆円という資産家もいます。
非日常が日常な人たちです。
そこまでいくと、日本の富裕層が貧困層にみえてしまうかもしれませんね…。
そんな超富裕層たちとは、どこで出会えるのでしょうか?
お金持ちが好むイベントといえば、モナコのヨットショーやF1グランプリ、全英オープンゴルフなどが有名です。
他にも、クラシックカーコンクール・ヴィラデステやクラシックカーレース・ミッレミリア、ドバイの競馬ワールドカップ、テニス・ウィンブルドン選手権、カンヌ国際映画祭、ロンドン・パリ・ミラノなどのファッションショーなどもありますね。
これらのイベントは、単にスポーツや娯楽として愉しむだけではなく、社交の場として活用されています。
世界各国の王族や貴族、財閥の人たちが集まりますので、そこで交流し、ときにはビジネスが生まれたりするようです。
各イベント会場には、参加者が交流できるスペースが設けられています。
VIPルームなども当然用意されていますから、VIPの人たちはそこで過ごすことが多いのですが、イベント会場に行けば思わぬ人とも接点を持てるかもしれませんね。
そんなときは雑談力が必要ですから、身につけている教養が試されるでしょう。
ヨーロッパの社交界で代表的なのは、モナコ公国です。
世界で2番目に小さな国で、その面積は皇居の2倍ほど。
1日で歩けてしまいますね。モナコ公国は、その国土を広げるために埋立地を造っており、アイランド計画が進行しています。
約10年後の完成を目指しているそうです。
街中に防犯カメラが設置されていて、犯罪率ゼロといわれるほど安全。
地中海性気候なので温暖ですし、海と山もすぐ近くですから、バカンスにはとても良い環境ですよね。
そんなモナコ公国では、年間を通して700以上の社交パーティが開催されています。
なかでも、モナコ公室主催でロイヤルファミリーが出席する「薔薇の舞踏会」は有名です。
どうすれば招待していただけるのかは不明ですが、世界から皇室や王室の人たちが集まるのでしょうね。
社交界で交流を広げたり深めたり、チャリティーパーティで寄付金を募り社会に貢献したり。
社交界の人たちも、なんだか忙しそうですね。
ASEANの急成長国であるベトナムでは、男女共働きが一般的です。
同じASEANのインドネシアもそうですね。
これは富裕層でも同じことで、ベトナムの超富裕層を旦那に持つ女性は、自身でも会社を経営していることが多いです。
そんな超富裕層の女性たちも、社交界の場をビジネスの場としています。
例えば、2階のパーティー会場で晩餐会などを主催し、参加者の人たちが通る1階に自分の会社の商品などを展示しています。
その場で体験会などを行い、商品やサービスを購入してもらうという感じです。
もちろん、その場で大量購入してもらうこともあるのですが、独占販売権の交渉がされたり、卸や事業提携などの話になることも多いそうです。
社交界から新しいブームが生まれたり、新しい世界のスタンダードが生まれたりすることもありますから、興味深いですよね。
2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。
2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。
マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。
https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency
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