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    「しょせんは原子が揺れているだけ」
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    「しょせんは原子が揺れているだけ」

    2019/07/19  マネジメント

    「昨日もイライラ」「今日もイライラ」「明日もイライラ」

    そんな風に、毎日イライラしている人を見かけます。

    きっと、来週も来月も来年も来世もイライラしているのでしょうね。

    駅やスーパー、コンビニ、オフィス、人によっては家でも…イライラした雰囲気のなかで過ごせば、当然自分自身もイライラしてしまうでしょう。

    そんなときに取り入れたいのが、今回ご紹介する究極のアンガーマネジメントです。

     

     

    アンガーマネジメントを取り入れるには

     

    「アンガーマネジメント」とは、1970年代のアメリカで広まった怒りの感情をコントロールする方法といわれています。

    一説には、怒りの感情とうまく付き合うことができれば、年収は2倍、寿命は7年延びるとも。

    確かなデータがあるわけではありませんが、なんとなくわかる気がしますよね。毎日イライラしていると、命が削られそうですから。

    んなメリットの多そうなアンガーマネジメントを取り入れるには、

    「衝動」「思考」「行動」

    の3つの観点を知る必要があるそうです。

     

    たった6秒間、衝動に堪える

     

    怒りの感情=アドレナリンが強く分泌されるのは、最初の6秒間だとされています。

    沸々と怒りの感情が沸いてきたら、6秒数えてみるのも良いかもしれません。

    じっとして数えるのも酷でしょうから、とりあえず6秒走ってみても良いかもしれませんね。

    運動もできて一石二鳥です。それで痩せられたらお得ですよね。

     

    「~すべき」「~でなければならない」という強制の思考を止める

     

    本や記事をみると、「~すべき」「~でなければならない」という言葉が溢れています。

    マネジメントで有名なビーター・F・ドラッカーの書籍でも、同じような表現が多いですよね。

    なんだか偉い人や著名な人にそう言われる(書かれる)と、そうしないといけないような気持になりますが、別に偉人が著名人のいうことが正しいとは限りませんし、自分に当てはまるとは限りません

    それに、どこかで見たり聞いたりしたことを社員や相手に求めるというのもいかがなものかと思います。

    「~すべき」「~でなければならない」

    という思考に縛られた時点で、視野も狭まってしまいます。自分で自分を限定する必要はないですよね。

     

    適度に見切る行動を取る

     

    アンガーマネジメントの行動のコントロールでよくいわれるのは、「怒りの源泉を書き出すこと」です。

    なぜ怒ったのかを書き出し、客体化・客観視することで、その対処法を決めたり、コントロールできない怒りの感情を見切ったり諦めたりすることを目指しています。

    最初からすべての怒りをコントロールすることは難しいので、次からは怒らないようにしようということですね。

    例えば、雨が降っていることに怒っても、止むのを待つしかありませんから。

     

    アンガーマネジメントを取り入れても溢れてくる怒りの感情

     

    「衝動」「思考」「行動」の観点でアンガーマネジメントを取り入れたとしても、怒りの感情は日々沸き起こってきてしまうかもしれません。

    知識だけあってもなかなか実行できるものではありませんし、第一、怒っているときに怒りの源泉を書き出したりなんてそうそうできないですよね。

     

    それに、ネットやテレビのニュースをみれば、「年金問題」「格差問題」「環境問題」「だれかの不祥事やスキャンダル」「政治不信」などなど、将来の不安を煽る情報が溢れています。

    あえて国民にストレスを溜めさせようとしているようにさえ思いますよね。

    SNSをみれば、リア充風な投稿が溢れており、自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。

    人の脳は本質的に、ネガティブな思考や言葉を好みますから、怒りや不安、ストレスの集積増幅装置は世の中に溢れています。

    そして、それを商売(お金)にしている人も多いです。

     

    究極のアンガーマネジメントとは

     

    なにかと世知辛い世の中ですが、私のアンガーマネジメントは「しょせんは原子が揺れているだけ」と思うことです。

    これは、究極のアンガーマネジメントなのかもしれません。

     

    学生時代に、理工学部の教授との雑談から気づいたのですが、万物を突き詰めていけば原子にたどり着き、物理的な現象も心理的な現象もそれが揺れているだけのこと、というわけです。

    つまり、この世で起こっていることなんてどれも大したことではないのです。

    特に、ネットやテレビのニュース、SNSなどで知る情報の99.9%はどうでも良いことですから。

    人の寿命なんて100年くらいですし、それも美術史や宇宙史的な視野で考えれば一瞬の出来事です。

    一瞬ですらないかもしれません

     

    つまらないことに怒ったり不安やストレスを感じたりするくらいなら、宇宙的な視野で物事をみた方が楽しいですね。

     

    この記事を書いた人の情報
    nakajima
    中島 宏明(なかじま ひろあき)

    2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。

    2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。

    マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。
    https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency


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