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    読者の心をどう動かすか
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    読者の心をどう動かすか

    2019/10/01  マネジメント

    「一生懸命書いているのに、手ごたえを感じられない」

    読者の心を動かす文章を書くには、どうしたらいいんだろう……」

    そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

    今回は、読者の心を動かすためのコツをいくつかご紹介します。

     

     

    呼びかけてみる

     

    例)

    • 助けて~(汗)!バイヤーがまさかの発注ミス!
    • 急いでー! 今だけ●●が20%OFF!
    • 健康診断の数値が気になる人、必見ですよ!

     

    本当に「発注ミスをしてしまった。

    どうにか在庫を捌かないといけない」という緊急事態が生じたら、素直に助けを求めましょう。

    「ここは少し手伝ってあげようかな」「安いのなら、その企画に乗ってあげようか」などと思ってもらえる可能性があります(これは会社員時代に経験があります)。

    「300個注文したはずが、なんと一桁多く3,000個発注してしまいました。売り切らないと大損になってしまいます。定価の7割でご提供しますので、どうかお助けください!」と丁寧に書いてもいいでしょう。

    「人(企業)助けをして、安く商品を入手できるのであれば一石二鳥……」と考える読者も少なからずいるのではないでしょうか。

    セミナーの場合も、もし講師が大人気でメディアに引っ張りだこの人物なら

    「今回お招きする〇△先生は、全国●箇所を飛び回り、かつ年間▲冊も執筆。さらにTVやラジオの出演数も××回…と大変人気。そんな〇△先生のスケジュールをどうにかご調整いただき、どうにかセミナー開催が実現しました」

    と書けば「そんなに人気の先生に会えるのなら、またとない機会だな」と思ってもらえるでしょう。

     

    読者の気持ちに寄り添う

     

     「気持ちに寄り添う」感情表現とは、どのようなものを指すのでしょうか。

    例えば、手軽に美肌をキープできる美顔器の場合

    「いつも家事に育児に大変。自分のことなんて考えている時間なんてない……という頑張り屋のママさん。たった5分のお手入れで、キメ細やかなつるつる美肌になれたらうれしいですよね」

    と、日ごろよくある悩みにそって、それが解決したらどんなにうれしいか…という具合に感情の動きをとらえ、言葉にしてみるのです。

    読者が抱えている(と推測される)悩み→商品説明→それによってこういう解決がある(つまりメリット)の順に書いてみるのもいいでしょうね。

    前述の文章をリライトしてみましょう。

     

    リライト後:

    いつも家事に育児に大変。自分のことなんて考えている時間なんてない……という頑張り屋のママさん。たった5分のお手入れで、キメ細やかなつるつる美肌になれたらうれしいですよね。今回ご紹介する美顔器は、5分間肌に当てるだけの簡単ステップで、付属の美容液のすぐれた成分を肌にしっかり届けるすぐれもの。まるでエステサロン帰りのような理想の美肌が、これ一台で実現します。

     

    背中を押す

     

    注文や資料請求、セミナーの参加申し込みを促すとき、読者に「やっぱりやーめた」と思われてしまうことがないよう、きちんと背中を押してあげましょう。

    使う言葉は簡単。

     

    • 今すぐご予約を!
    • ここをクリックして資料請求!
    • ご購入はこちらから!

    などの表現です。

     

    「今だけお得な●●%オフ! 今すぐお申込みを!」

    「受付は3日間のみ。早速資料請求を!」

    といった「今すぐにアクションを起こさないとデメリットになってしまうかもしれない」と思わせる言葉との組み合わせが効果的です。

    つらつらと商品やサービスの説明をして、申込用のURLを貼り付ける、というのでは「で、一体私にどうしてほしいの?」と思われかねません(実際、私もそのような告知メルマガを受け取ったことがあります)。

    些細なことではありますが、手を抜かず丁寧に背中を押してあげるようにしてください。

    誰かと普通に話すときには、相手の表情や相槌を気にしながら話すでしょう。

    しかし、文章を書くとき、我々は相手の表情や心理をうかがい知ることができません。

    少しでも彼らの心に近づき、心を動かせるように、上記のような手法を取り入れてみてください。

     
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    この記事を書いた人の情報
    Shimora
    下良 果林(Kana Shimora)

    大学在学中に女性月刊誌のフリー編集者として契約。その後フリーライターを経て、化粧品・健康食品メーカー自社通販サイトのWeb編集者として商品ページ、Webコラムなどの執筆に携わる。転職後、大手小売企業にて年1,000本ペースでメルマガ配信をおこない売上に貢献。2015年7月に退職・独立し、現在ではWebコラムやインタビュー記事の執筆などを手がける。

    著書に『どう書いたらいいの?! がなくなるWeb文章の書き方』『文章を整える技術 書いたあとのひと手間でぜんぜん違う』
    (いずれもごきげんビジネス出版より)がある。



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