記事本文を丁寧に書き上げても、肝心のタイトルがおざなりでは台無し。
メールマガジン(以下メルマガ)の場合、件名の出来が開封率を左右します。
そこで今回は、タイトル作成時に効果的なポイントをいくつかご紹介します。
メルマガにおける件名は、開封率を左右する重要なファクターです。
開封してもらえなければ、読んでもらえない。
読んでもらえなければ、買ってもらえないのですから当然です。
とはいえ、件名にあれこれ盛り込むというのはやめましょう。
「何が言いたいメルマガなのだろう?」と思われてしまいます。
現在はPCではなくスマートフォン(以下スマホ)でメルマガをチェックしている人が増えています。
スマホのメーラーを開き、メール一覧に表示される件名の文字数を確認してみてください。
重要な内容は、この文字数におさめなくてはなりません。
この文字数よりさらに短いのが、Yahoo!ニュースの記事一覧。
Yahoo!ニュースの場合、件名はすべて13字以内におさめられています。
この13字とは、アクセスした人がパッと見てすぐに内容が把握できる適切な文字数なのだそう。
メルマガに限らずSNSやブログなどでも、この文字数を参考に件名を作成するのがおすすめです。
かつて、ある会社でメルマガの配信担当をしていました。
その当時、販促会議でよく言われていたのは「思わず開封したくなる“三大要素”がメルマガ件名に含まれているか」ということでした。
その三大要素とは
例:緊急開催のセール
例:在庫わずか!/3日間だけの販売!
例:○○%OFF!/ポイント高還元!
このうちいずれか、もしくは複数の組み合わせ、が取り入れられている件名の開封率は、そうでないものと比較するととても良かったのです。
例えば「緊急開催3日間セール!」「在庫30個限り40%OFF!」などです。
「その記事を見ることで得られるメリット」「その記事を見逃すことで発生するデメリット」を考慮しながらタイトルを作成するというのも手です。
これは特にメルマガの場合ですが、件名は、とにかく目立たせてナンボの世界です。
あなたのメーラーを思い出してみてください。
あちこちから届けられるさまざまな業務用メールやプライベートのメールのほか、企業やショップなどからのメルマガで溢れ返っていますよね?
そのような中、あの手この手で目立たせ、有益な情報をお届けするメルマガであることをアピールしなくてはなりません。
そこで効果的なのが「記号の使い方」です。
例:
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さまざまな企業やショップが、メールマガジンの件名において記号を上手に取り入れています。
それを参考にしつつ、メーラーで目立つのはどれか、自社商品やサービスならどのようにしていけばいいのか、念入りに探ってみてください。
上記3つのポイントに限らず、流行りのフレーズを取り入れて「おっ!」と思わせたり、以前「読者の心をどう動かすか」でご紹介した呼びかけのフレーズを使ってみたり、というのも手です。
「自分だったらどんなタイトルに惹かれるだろう?」と考えながら、タイトルを作成してみてください。