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  • 「飲むとお腹を壊す…」お酒による下痢はなぜ起きる?
  • 「飲むとお腹を壊す…」お酒による下痢はなぜ起きる?

    2019/06/17  健康

    飲める人にとって、お酒はスマートに、そして心から楽しみたいものですよね。しかし「何故だか飲んだ後にお腹を壊してしまう」「飲み会に行くと下痢に悩まされる…」という人もいるようです。はたして、お酒と下痢の因果関係はあるのでしょうか?

     

    なぜお酒を飲むと下痢をするのか

    お酒は体内に入ると小腸でそのほとんどが吸収されます。しかし、お酒によって小腸の粘膜の働きが弱まると、お酒からの水分が吸収されにくくなります。吸収されなかった水分がそのまま便として排出されることで便もゆるくなります。しかも、小腸で消化されなかった食べ物もそのまま大腸へと流れ込むため、大腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になりすぎてしまい、下痢の原因となります。また、ガバガバとあおるようにお酒を飲むと、その分水分摂取量が増加し、軟便や下痢を引き起こすことがあります。

     

    真夏は特に、キンキンに冷えたビールを喉に流し込みたくなるもの。しかし、冷たいアルコールばかり摂取していると胃腸が冷えて血行が悪化。消化活動も悪くなり、下痢を引き起こします。「お酒を飲むとお腹を壊してしまいがち」という人は、お酒の量や飲み方、お酒の種類などを見直してみることをおすすめします。

     

    お酒以外にも注意したい「食べ物」

    下痢の原因となるのはお酒だけではありません。実は、お酒の席で口にする食べ物にも注意が必要なのです。

     

    お酒を飲むと、身体の中はアルコールによって消化活動が低下している状態です。それにもかかわらず、おつまみに脂っこいから揚げやフライドポテトなどの揚げ物、しょっぱい漬物や塩辛などを次から次へと食べていませんか? しかも、飲んだ後、遅い時間に「〆のラーメン」を食べてしまうと、ただでさえ消化活動が低下しているのにさらに胃腸に負担がかかってしまい、さらなる消化不良を招くという悪循環に陥りかねないのです。

     

    せっかくお酒や食事を楽しんでも、その後にお腹を壊して大変なことになったら気分台無し。お酒の量や飲み方だけでなく、合わせて口にする食べ物の中身や食べる時間などにも気をつけるようにしましょう。

     

    お酒による下痢を防ぐには

    下痢にならないためには、何といってもお酒を飲みすぎないことが肝心。お酒の量をほどほどに抑え、胃腸に刺激を与えたり水分過多になったりするのを防ぎましょう。お酒を選ぶ際は、度数の強いものは控える、何かで割って薄めるなどの工夫が必要です。できれば、冷えた水ではなくお湯で割るといいでしょう。

    お酒と一緒に楽しむ食事にも気をつけてください。前述のような揚げ物やラーメンなどではなく、サラダやしらすおろしなどのお腹にやさしいメニューを選ぶといいでしょう。「食べ過ぎかもしれない」と感じたら、1食抜いて胃腸を休めてみるのもいいかもしれません。

     

    お腹を壊してトイレに長時間こもったり、外出先で具合が悪くなってしまいトイレを必死に探したり…というのは辛いもの。胃腸をいたわりながら、お酒と上手に付き合いましょう。

    【文責:編集部】

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