「文章を書かなければいけない。でもなかなか言葉が浮かんでこない」「スラスラ書き進めることができない」という人は、もしかしたら準備不足のままスタートしているかもしれません。
文章を書く前に準備しておきたいコツについて、もう少しご説明します。
書くということは、自分の中にある経験や知識、事前に確認した商品やサービスの情報などのコンテンツを「見える化」する作業だと私は考えています。
資料やレポートなどで膨大な文章を書いているとき、なんとなく「自分の身を削っている」という感覚が生じることはありませんか?
それは自分の内にあるコンテンツと向き合っているからこそ生まれてくるものだと思っています。
しかし、コンテンツが整理されていないと、上手く文章に表現することはできません。
頭の中でコンテンツを整理し、書きたい内容を明確にすることが必要です。
コンテンツを整理し、スラスラ書き進められるようになるには、どうしたらいいのでしょうか。
次の段落では、具体的に準備しておくべきポイントをご説明します。
まず、
を書き出してみてください。
例)美容系商品の販促メールマガジン
書きたいこと:美顔器
伝えたい人:美容のために時間をかけられない主婦層
どうなってほしいか:購入・口コミによる拡散
例)ダイエットブログ
書きたいこと:太ももを鍛えるだけで無理なく痩せる
伝えたい人:忙しくてジムに通えない男性
どうなってほしいか:同じように試してみて、口コミで拡散してほしい
例)SNS
書きたいこと:今日起こったこと
伝えたい人:フォロワー
どうなってほしいか:自分のことをもっと理解してほしい・共感してほしい・「いいね」してほしい
大勢のスタッフとランディングページや事例紹介などのページを作成する際は、これをコアにして、ガイドラインやクリエイティブブリーフのような「共通認識」を作成することがあります。
書きたいこと、伝えたい人を決めたら、あとは「読んだ結果どうなってほしいか」を意識しながら書くだけ。
前回「4つのポイント」でご説明した構成に沿って書いていけばいいのです。
「PREP法」を使ってダイエットブログを書くなら、以下のようになります。
書きたいこと:太ももを鍛えるだけで無理なく痩せる
それを伝えたい人:忙しくてジムに通えない男性
結果どうなってほしいか:同じように試してみて、口コミで拡散してほしい
書く順番
いかがでしょうか。
書く前にしっかり準備する。
それをぜひ習慣化してみてください。