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企画を発想するためにはまずは「志」

企画を発想するためにはまずは「志」

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ビジネスマンにとって企画力はとても大切なものです。
どのような企画を出せるのか、ビジネスマンとしてのスキル、実力が凝縮されているといっても決して過言ではありません。企画を出すためにはアイディアが必要なので、日ごろあまり良い企画を出せないと嘆いている人もいるかもしれません。企画力の源泉。それはアイディアではなく、「志(こころざし)」なのです。

なぜ志が企画を生むのか

企画を生むために必要なのは、それまでの経験。現実的にできることを判断する力。そして人脈。いわばすべて「現実的な力」です。ではなぜ志が関係してくるのか?と思うかもしれません。「心技体」という言葉をご存知でしょうか。健全な精神は健全な肉体に宿ると言われていますが、心技体は格闘技のみならず、ビジネスでもとても重要なものです。なぜなら、高い志を持っていれば、その志の元に、「何ができるのか」「どうしたいのか」が見えてくるからです。いわば理想が高ければ高いほど、越えるべきハードルも高くなるのですが、志が高ければ、自然と高いハードルも跳び越えられるのです。

志とは?

一方で、そもそも「志」という言葉そのものが抽象的なので、言葉だけで良い企画を生み出せるわけがない。頑なにそんな気持ちを抱いている人もいるようです。確かに「志」という言葉は少々大げさに聞こえる部分もあります。「少年よ大志を抱け」という言葉が有名ですが、日常生活の中で発するような言葉ではありません。どうしても非現実的なものに感じてしまうのも無理はありません。志とはいわば「考え方の癖」でもあるのです。志を持っていれば、自分の理想を常に明確にしていることと同じです。そうなると理想を実現するためにはどうすべきなのかを考えるのではないでしょうか。そんなふうに考え方にもクセが出るのです。理想を叶えるためのクセ。そこから生み出される企画は、周囲を驚かせるものであるはずです。

クセ。それは人生を変えるものです

クセとは人生を変えるものです。例えばネガティブなことばかり考えている人には、考えに対してどうしても「どうせダメだろう」という大前提で物事を考えてしまいます。そのような人が生み出す企画は、残念ながらあまり良いものではないでしょう。一方常に前向きな人の出す企画は、たとえ企画そのものがボツになったとしても「良い部分は次につなげよう」「今回はダメでも次はもっと良い企画を」と言ったように、前向きな気持ちで考えられるのです。このような気持ちを抱けることこそ、大きな強みでもあるのです。つまり、クセとはただ単に「自分が普段してしまうこと」ではなく、考え方のベースになるのです。良い企画を出せるビジネスマンは、常日頃から「良いクセ」をもっているものです。

クセこそが「差」を生む

つまり、良い企画を出せる人と、なかなか良い企画を出せない人の差。それはズバリ、「クセ」なのです。日頃のクセによって、企画の質まで変わってくるのです。
この事実に気付いたのであれば、良い企画が出せないと嘆いている人は、まずは自分自身の考え方を見直してみると良いでしょう。物事に対して自分はどのような気持ちをいだくのか。その気持ちは、周囲からどのように評価されているのか。自分だけであれば良いのですが、企画のようにいろいろな人に見てもらうものであれば、周囲の反応を無視することはできません。そこまで真剣に考えてこそ、です。良い企画を出したいのであれば、自分自身の考え方のクセを見つめなおしてみると良いでしょう。
クセを変えるということは、自分自身の考え方にも変化を与えることになるのです。
つまり、志を意識することが重要なのです。

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企画入門

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