メニュー

見せ方上手になる

見せ方上手になる

投稿者

プレゼン、企画書の基本は「1枚で1つのことを伝える」というものです。企画書を書いている本人は、何を書いてどのように進んでいくのかわかるものですが、その企画書を初めて見る相手は、何が書かれているのかはわかりません。書き手としては、1枚にたくさんのことを書きがちですが、初めて見る側としては、それは非常に見づらく、あまり頭に入ってこないものになります。

しかし、1枚の資料に一つのことが書いているのであれば、とても見やすく、内容が簡単に頭に入ってきます。これは内容が複雑であればあるほど、意識するべきポイントと言えます。分かりやすく伝えるのに、非常に便利な方法になります。

目次、構成図を作る

そしてもう一つ便利なのが、目次や構成図を見せるというものです。その企画書、プレゼンの内容のフローチャートのようなものを示すことで、よりイメージしやすいものになります。

例えば企画書の2ページ目などに、全体の枠組み、流れを示した紙を作るとか、プレゼンの場で目次を開きっぱなしにしながら、一つ一つ指し示しながら説明する、などです。始めてその資料を見る人は、全体の提案がわからないため、それがイメージできるだけでも大きく印象は変わるはずです。最初に全体を示すことで、次からのページ1枚ずつがすんなりと入っていきます。

印をつける

上記を踏まえて最後に抑えておくべきポイントが、起承転結、ストーリー性です。さまざまなビジネス本で、企画書について紹介されていると思いますが、たいていこの二つが書かれているはずです。企画書を書く前に、この起承転結とストーリー性を踏まえて、目処をつけてから企画書を本格的に書いていってください。

いわば、印をつける、ということです。企画書の内容を文章にしたときに、その文章を見ながら起承転結をそれぞれ決めて、印をつけてみてください。そもそも文章化するときには自然と起承転結を考えているかと思いますが、それをあえてわかりやすく、書き込んでみるのです。そうすると、単なる文章から企画書にしたときに、ビジュアル面でもはっきりと浮かび上がってきて、見やすく、わかりやすいものになります。

ただ、理由が先なのか結論が先なのかなどで悩みどころがありますが、これはどちらでも大丈夫です。企画を作って、文章にしたときに自然とまとまっているはずです。あえて決めずに、結論と理由のそれぞれを印付けてから見直して、考えて見るのも手です。

投稿者

この記事を書いた人



カテゴリー

企画入門

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です