成功するかどうかというのは、結局は気持ちの問題なのかもしれません。それを才能だとか能力だとかで諦めてしまっては非常に勿体無いですよね。成功に対しての欲があるのなら、成功というものに憧れがあるのなら、これまでとは異なる考え方や見方をしてみることをおすすめします。
それは決して簡単なことではないかもしれませんが、ここで成功の秘訣を学んでしまったら、もう言い訳はできないはず。決して遅いことはありませんから、思い切って考え方や見方を転換させ、成功への可能性をアップさせるよう努めてください。
紹介するのは、言ってみれば精神論のようなものです。ですが、それこそが自分を成長させる大きなキッカケとなりうるもの。そのキッカケをここで作り、そして成功へと邁進していきましょう。
成功者と自分の共通点を強く認識すること
成功の可能性をアップさせるために最初に認識したいことは、他人と自分は違う生き物ではあるけれども同じ人間である、ということ。もちろん、これは矛盾していません。
確かに能力の差はあるでしょう。成功者と成功とは程遠い位置にいる自分とでは、もともと備わっている能力に差があることは否めません。
しかし、必ず共通している点もあります。違うところを強く意識してもネガティブになるだけ。ポジティブな思考を持つ人にしか成功は訪れませんから、だったら成功者との共通点を見出し、それを強く認識すればいいのです。
すべての人に必ず共通している点は、「行動を起こすことはできる」ということ。行動を起こしたからこそ成功者は成功者となり得たわけですよね。成功とは程遠いと感じている多くの人は、果たして行動を起こしているでしょうか。おそらく起こしていないでしょう。
「行動を起こしたら何か変わるかもしれない」、「自分みたいな人間だって、行動を起こせば成功する可能性がアップするはずだ」、こうした意識をどれだけ持つことができるか、これにかかっています。
本気で心からこのように思うことができれば、おそらく世界が変わるでしょう。昨日までとはまるで見え方が変わってくるはず。急に視界がひらけたように、希望に満ち溢れた世界が広がっているはずです。
他にも成功者と自分の共通点を見つけ出すことはできるかもしれませんが、「行動を起こすことはできる」という点においては絶対に100%誰にでも当てはまり、しかも本当にできることですから、今この瞬間からでも強く意識し、そして実際に行動を起こしてみてください。
行動を起こす前は成功する可能性が0だったのが、わずかかもしれませんがそれがアップし、行動を起こし続けることで100へと必ず近づいていくことができます。
自己否定は成功の敵であることを知る
もう一つだけ、考え方や見方を変えるためのポイントをお伝えしておきます。それは、必ずポジティブな思考を持つということ。上でネガティブという表現が出てきましたが、これは人を萎縮させます。負のオーラを纏わせます。そんな人は成功を呼び込むことなどできません。
端から自分を否定する癖がある人は、これを改めましょう。「自分には無理だ」という思考は、金輪際持たないようにしてください。
「自分でもできる可能性があるはずだ」という思考へと変えていくこと。「可能性は低いかもしれないけど、0ではない」という意識でも最初は構いません。とにかく、「できるわけがない」、「無理だ」、「可能性は0だ」というネガティブな思考は捨て去ってしまわなければいけません。
自己否定ほど虚しいものはありません。謙虚と自己否定も違います。何も態度をでかくしろと言っているわけではありません。自分の頭の中で「自分でもできるはずだ」と思えばいいだけの話。それだけでも行動力がアップするはず。そう、上で述べたように、「行動を起こすことはできる」につながるのです。
ネガティブな思考が手枷足枷となって身動きが取れなくなっている人は多いのではないでしょうか。ポジティブな思考へと転換すれば、その手枷足枷は幻であったと気付くはず。そうなれば、もう身軽なものです。
何か困難にぶち当たるたびに、「自分でもできるかもしれない」、「行動を起こすことくらいはできる」と思う癖がつけば、どんどん成功の可能性が上がっていくでしょう。
大きな成功ができると断言することはできませんが、成功を諦めてつまらない人生を送るよりも、よっぽど充実した人生が送れるのではないでしょうか。