「仕事の効率を上げたい」、「どうすれば仕事の成果を上げられるのだろうか」などと思ったことはないでしょうか。悩んでいるだけでは、仕事の効率も成果も上げることはできません。行動しましょう。
行動力をアップさせ、行動する量そのものを増やすことができれば、必ず効率もアップしますし成果も上げることができるようになります。仕事量が増えるわけですから当たり前。
しかし、そのためには、行動することがどういうことなのかや、そのためのメンタルを整えておく必要があります。裏を返せば、それらを意識し整えることができれば、行動力をアップさせることができるということ。
仕事の効率や成果を上げたいと考えているなら必見です。
行動で得られる成果は思いの外大きい
まず知っておきたいのは、行動することの重要性。仕事で成功している人に共通しているのは、行動力です。行動を起こさない人に、成功は舞い込んではきません。
神様という存在がいるかいないかはもはやどうでもいいことですが、敢えていると仮定した場合、行動を起こした人には必ず神様がご褒美を与えてくれます。行動を起こさない人には見向きもしないでしょう。
特に宗教などは信じていなくても構いませんが、これだけは間違いないことなので、騙されたと思って「仕事の神様」を信じてみることをおすすめします。これはあくまでも動機付け。信じることができれば、きっと行動力もアップさせることができるでしょう。
成功した人を外から眺めたとき、多くの人は、その成功者の成し遂げた偉業や財産、資産、そうしたところに目を向けがち。しかし、最も目を向けるべきは、その人の行動力です。行動したからこそ、その人は羨望の眼差しで大衆から見られ、そして大きな財産や資産を築くことができているのです。
行動で得られる成果は、きっと多くの人が思っているよりも大きいものですよ。その大きさはおそらく、才能で得られるもの以上でしょう。
行動するための動機となる自己評価
行動するための動機付けの一つに、「仕事の神様」の存在を挙げました。もう一つ、自己評価も行動するための動機として持っておくことをおすすめします。
自己評価は常にポジティブに、これが基本です。ネガティブに考えてしまうと、その思考やメンタルが行動力を低下させます。それはそうです、行動した結果をネガティブに捉えてしまえば、「もう行動しても意味なんてない」と塞ぎ込んでしまうのが人間というもの。これは仕事において害悪でしかありません。
行動を起こしたら、それに対して自分を褒めてあげましょう。結果は二の次。行動したことそのものを褒めてやるのです。
仕事は結果が出なければ意味がありませんが、行動がなければ結果は出ません。であれば、最初は結果ではなく行動に意識を向け、行動そのものを評価するようにすれば、自ずと行動力もアップし、徐々に結果も出てくるでしょう。
何をしてもダメな人間というのは、実はほとんどいないのです。そのように感じる人は、実際は行動を起こしていないだけ。「自分は何をしてもダメだ」というネガティブな思考が行動を起こさせない自分を作り、だから余計に結果が出なくなってしまう、まさに負のスパイラルに陥ってしまうのです。
「行動した自分、偉い!」と自己評価し、次々と行動を起こしてください。どんなに失敗しても、どんなに結果が伴わなくても、それでも行動することだけはやめないこと。その継続が徐々に自分を仕事のできる人間へと変えていってくれるはずです。
発想の転換で得られる行動力
行動力をアップさせるためには、発想の転換も求められます。失敗すれば誰でも落ち込んでしまいますが、行動したことを褒めると同時に、「よし、失敗したぞ!」と、結果に対してもポジティブに捉えるようにしてみましょう。
失敗というのは、成功の鍵を見つけるための手がかりとなるものです。どうしたら失敗するのかを学び、成功への鍵のゲットへと近づいたわけですから、むしろ喜ぶべき。
あと数回失敗すれば、きっと成功への鍵を握ることができるはず。これほど素晴らしい失敗はありません。
同じように、「怒ってくれてありがとう」、「契約を断ってくれてありがとう」、「仕事を押し付けてくれてありがとう」などと、普段ならネガティブに捉えそうな事柄を、どんどんポジティブに捉えるような癖をつけていってください。
その中から成功につながるようなポイントを整理し、自分のために生かしていきます。この作業が重要です。これをせずに、ただ感謝したり喜んでいるようではただの変態ですから、なぜ感謝をするのか、なぜ喜ぶのかを明確にしながら、その失敗や面倒な事柄、出来事などを次の仕事に生かすようにしていきましょう。
こうしたことができるようになれば、行動力は間違いなくアップします。結局は意識次第なのです。少し考え方の方向性を変え、是非、仕事に役立ててみてください。必ず成果が出てきますし、自分のスタイルを構築できるはずです。