勉強を好きになれ、と言われても普通の人にとっては、なかなか好きにはなれませんよね。しかし、勤勉にならなければ、仕事は上達しないでしょう。
社会人になってからの方が勉強することは多く、それは学生の比ではないのかもしれません。だからこそ勉強に勤しむ必要があるのですが、多くの仕事が上達しない社会人はそこから逃げている傾向が見られます。
仕事が上達するためにすべきこと、意識すべきこと、勤勉になるために持っておくべき思考、こうしたことを紹介していきましょう。
もちろん楽な道などありません。努力あるのみですが、これらの方法を知ることで、嫌々な気持ちで勉強や仕事に手を出していた意識を変えることができるかもしれません。もし本当に意識が変われば、仕事が上達するのも時間の問題でしょう。
成功者の仕事術ほど参考になるものはありません
成功の秘訣は、素直に成功者に学んでください。誰かの真似をするのはいけ好かない、など変なプライドなど捨て去りましょう。また、異なる分野の成功者の意見も大いに参考になる部分はありますから、それも積極的に取り入れるようにしてください。
ビジネスマンとスポーツ選手、やっていることは異なりますが、偉大なスポーツ選手から学べることは大きいでしょう。考え方、思考、取り組む姿勢、こうしたものは分野に限らず共通している部分は少なくありません。
成功者の仕事術は、本を読むことでも獲得することができます。映画を観ることでも得ることができるでしょう。セミナーに足を運ぶことでも、非常に重要な話を聞くことができるかもしれません。
最近はインターネットの動画サイトでも、有名な成功者の仕事術の情報が手に入れられます。
これだけの情報社会ですから、知りたい情報が手に入らないということはまずありません。だからこそ、自ら積極的にその情報を集めに行き、獲得するべきなのです。
せっかく情報が転がっているのに、それを見す見すスルーする必要があるでしょうか。もちろん、ありませんよね。転がっている情報は、必ず拾ってください。お金を払ってでも、時間を割いてでも拾いに行く価値があります。
その行為こそが勉強そのもの。つまり、それを積極的にこなすことができれば、それは勤勉になることができているということなのです。
自分流に変化を加えることで完璧なツールに
成功者から学んだ仕事術は、自分流に変化を加えることで、実際の仕事に使えるツールとなります。そのまま使える仕事術もあるかもしれませんが、時代や業種が異なれば、そのまま活用するのが難しいものも出てくるでしょう。
大事なことは、「時代が違うから」とか「業種が異なるから」などと、端から否定しないこと。「あの人と自分では根本的な能力が異なるから」と考えてしまう思考は、仕事が上達できない人の典型的思考です。
そうではありません、勤勉になれることができれば、誰でも仕事が上達するようになります。その上達速度や成功の度合いには違いがあるかもしれませんが、少なくとも今の自分よりも成長することはできるでしょう。
時代も業種も能力も異なる成功者の仕事術を自分に合うように変化を与えることも勉強の一つです。そうやって頭を使うことで、人は何かを学んでいきます。そうして獲得したツールが、自らの仕事においてとてつもなく大きく強力な武器になり得るのです。
この作業も続けていけば、次第にコツを掴むことができるようになるはず。最初からうまく応用できなくても諦めないでください。自らも成功者になりたいのであれば、すでに成功している人の背中を追い、且つ自らも考えながら仕事をこなしておくことが求められます。
勤勉になるためには知識の獲得を強く意識すること
勉強は楽しいものである、この意識まで到達することができれば、きっと勤勉な人になれるのでしょう。もちろん簡単なことではありません。
もし何かを学んだら、それをノートなどに書き、徐々にそのノートを学んだことで埋めていってみてください。それこそ、成功者の仕事術をどこかで手に入れたら、その中で応用できそうな部分や自分にとって大切だと感じた部分を次々とノートに書き込み余白を埋めていきます。
この作業はとても楽しいはず。余白を埋めることを意識すれば、「他に何か先人から学べることはないか」と、次第に意識するようになるでしょう。これぞ、学ぶことが楽しくなっている証拠。
まずは、ここから始めてみましょう。もちろん、それらを自分の仕事に応用できるかどうか、できるとすればどのように変化を加えればいいのか、ここまで考えながらノートを埋めていければベストですが、まずは学ぶことが重要です。徐々に慣れてくれば、きっと自然と、ノートを埋めると同時に、「これはこう使えそうだな」などと思えるようになるでしょう。
勤勉家の誕生です。
誰かの言葉や仕事術、ノウハウや知識、こうしたものでノートを埋める作業が楽しくなれば、仕事が上達する速度もかなりアップするはず。それらを応用し自らの仕事に生かす作業もきっと楽しく感じるようになれるでしょう。