トライしたりチャレンジすること、今冴えない人生を送っている人にとっては、これ自体が難しいことかもしれません。しかし、大事なのは、それを継続することです。
そのことの大切さを認識してはいるものの、メンタルが弱いせいか、なかなかトライやチャレンジを続けられない人も多くいるでしょう。
「成し遂げたい」、「成功したい」と、どれだけ強く思えるか、最終的にはこれが鍵を握ることになります。ここでは、ごくごく当たり前のことに触れていきますが、しかし、それらを再認識することによって、大きな第一歩を踏み出すことに寄与できれば幸いです。
1度や2度のトライでは結果が出ないのが仕事というもの
繰り返しますが、1度のトライ、2度のチャレンジ、この程度で成し遂げられる仕事など、ほとんどありません。まずはそれを強く認識するところから始めてください。
1度や2度の訪問で契約が取れる営業マンなどいないでしょう。どんなに優秀でもです。
アポ取りから始まり、挨拶に行き、何度も足を運んでそれでも契約などなかなかしてもらえるものではありません。何度も何度も顔を合わせて話をして、そこで少しずつ信頼感を得て、そして契約に至るのです。
たった1件の契約を結んでもらうだけでも、何度もトライしなければいけません。そして、それを毎日のように繰り返すのが営業という仕事。もちろん、他の仕事もそうです。特に何か新しいことを生み出したり、考えることが求められるような仕事であれば、これは全てに共通していることのはず。
何度トライしたかわからないほどに挑み続けて、やっと1つの成果を得ることができる、これが現実です。それを理解できない人は、きっとどのような仕事をしても結果を出すことはできませんし、ましてや成功を手にすることなど一生かかっても無理でしょう。
しかも、そのトライやチャレンジは、時に非常に小さなものだったりもします。誰も評価などしてくれないような小さなことを継続してやり続ける、これが可能かどうか自分に問うてみてください。
「成功するためなら」、「出世するためなら」、「収入をアップさせるためなら」、もしこのような条件をつけるのであれば「トライし続けられる」という答えが自分の中から帰ってくれば、もう特に心配することはありません。
今からでも小さな作業や行動、これを起こし、そして、それをやり続けましょう。結果が出るのは数年後かもしれませんが、何もやらずに数年間を過ごすよりはずっと有意義なはずです。
間を空けすぎず定期的にトライしていくのもポイント
トライやチャレンジの類は、毎日できるものもあれば、毎日はできない種類のものもあるはず。
上で営業マンの例を出しましたが、例えば、同じ顧客の元へ毎日顔を出すのは不可能ですよね。しかし、その顧客とずっと連絡を取らないでいると、次第に相手は自分のことを忘れてしまいます。それはとても危険。
トライやチャレンジというのは、やり続けることも重要ですが、その間隔を空けすぎないことも重要です。その行動は定期的に行うこと、これも意識するようにしてください。
仕事の感覚というのは、間が空けば自分もそれを忘れてしまいます。営業マン以外の職種でもトライすることを休んでしまえば、あるいは間が空いてしまえば、やはり感覚を忘れ、また一から行うことになってしまうでしょう。いくら継続しても感覚を忘れてしまうほど間を空け過ぎれば全くと言っていいほど意味がないのです。
毎日行うことが難しくても、せめて誰かに忘れられたり自分の中の感覚を忘れてしまったりしないよう、定期的にトライし続けることも意識し行動を起こしていきましょう。