「よし、やってやろう！」と思い立ち行動に出た人が、大成功と呼べる成果を手に入れるためには、そう思い立った瞬間から、果たしてどのくらいの時間を費やさなければならないのでしょうか。少なくとも、今日明日中に大成功と呼べる成果を手に入れることはできないでしょう。
それでも、「よし、やってやろう！」と思い立った時点で、その人は大成功へと近づいていることは疑う余地がありません。
大事にしてもらいたいのは、このマインドです。大成功するのに必要なマインド、これは確かにあります。成功者の多くに共通していることと言ってもいいでしょう。特に、ごくごく普通に働いている人であれば、必ずこのマインドが、成功と失敗を分けるポイントとなってきます。
大成功の定義も人それぞれ異なるものですが、少なくとも自らの思い描く大成功に近づくために必須の考え方や意識すべきことをお伝えしていきます。それを頭の中に叩き込みながら、今日からの過ごし方を変えてみてください。
「悩んでいるくらいなら行動する」を守る
人は後悔する生き物です。これまで、行動したことによって後悔へと繋がった出来事も多々あるでしょう。しかし、やろうかどうしようか悩んでいることに関しては、行動に移した方がいいに決まっています。その結果、後悔することもあるかもしれませんが、行動しないという選択肢を選んだ方が、ずっと後悔が大きいのではないでしょうか。
「悩んでいるくらいなら、絶対に行動する」、このルールを守ってください。特に、自分の夢や目標、仕事の成功につながるかもしれないことに関しては、悩む必要は一切ありません。絶対に行動しましょう。
行動して、思った通りにいかなかったら、それで構いません。行動を起こした自分を評価するべきですし、仮に100点満点中10点や20点しか取れなくても、10点や20点取れたのであれば、そこに何かしらの成果があるとポジティブに考えるべきです。
もちろん、残りの90点や80点を取るにはどうすればよかったのかを検証しなければいけませんが、何もせずに0点よりは、ずっと大きな成果であったと捉えることがとても重要です。
この「悩んでいるくらいなら、絶対に行動する」というルールを守ることが当たり前の人生を送りましょう。それだけでも、人生の歩み方がまるっきり別のものになるはずです。
小さな成功体験が大成功に必要なマインドを作ってくれます
行動することによって得たものが、100点満点中10点や20点分くらいしかなかった場合、多くの人は落ち込んだり悔やんだりすることでしょう。それでも、「もう行動は起こさない」などとは絶対に思わないこと。上で述べたように、次回も必ず行動に起こすことが重要です。
前回と今回、そして次回は全く別の行動であると考えなければいけません。次回は70点や80点取れるかもしれないのですから。仮に10点や20点であっても、それは成功体験です。小さいかもしれませんが、立派な成功体験です。それを大切にしてください。
「小さいかもしれないけど成功体験を得た」と感じることができれば、それが、行動に出ることの重要性に気づかせてくれます。そして、成功に必要な、決して崩れることのない強固なマインドを作り出してくれることでしょう。
もちろんそれは、「成功するまであきらめない！行動し続ける！」というマインドです。
獲得できなかった90点や80点にばかり目を向けていると、このような強くポジティブなマインドは作り出せません。意識を向けるのは、必ず成功体験の方。
こうして成功のためのマインドができれば、大成功のための下準備はできたも同然であり、そこからは急速に物事が進んでいくに違いありません。
成功は決して遠いところにはないことを知る
成功体験に目を向けられない人は、成功というのはものすごく遠いところにあると感じがち。遥か彼方にあるものだから、とてもじゃないけれども自分の能力では手が届かない、だったら諦めた方が楽だという思考になり、そして成功することから遠ざかってしまうのです。
成功は、決して遠いところにはありません。大成功を収めようと思えば月日をある程度費やす必要が出てきますが、小さな成功体験であれば毎日のようにできます。行動を起こしさえすれば、それは自然と飛び込んでくるのです。
多くの人は、それに目を向けていないだけ。上で紹介したようなマインドが構築されていないだけ。実に勿体無いですし、成功のチャンスを自ら逃してしまっていることを知るべきでしょう。
案外近くに成功があることを知れば、成功体験に日々出会うことができれば、どんなに大きな夢であっても、手が届きそうに感じるはず。そう思えるようになるまで行動し続け、そして成功体験を積み上げていきましょう。それしか、大成功するための道は残されていないのですから。
