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  • 社外取締役(社外役員)とは
    なぜ今、中小企業に求められているのか?
  • 社外取締役(社外役員)とは
    なぜ今、中小企業に求められているのか?

    2019/10/28  ビジネス野望

    人手不足人手不足といわれる日本ですが、人材不足には2種類あるでしょう。

    「ワーカー系の人材不足」と「経営層や優秀な部長クラスの人材不足」です。

    前者の問題は、『就労継続支援事業とは? A型とB型の違いは?』の記事でご紹介した就労継続支援A型や、外国人人材の活用によって軽減されるでしょう。

    一方で後者の問題は、「社外取締役(社外役員)」を活用することで軽減できるかもしれません。

     

     

    社外取締役(社外役員)とは 報酬はどれくらい?

     

    社外取締役(社外役員)とは、会社に常駐はしないものの、会社経営に深く関わる人材のことです。ウィキペディアによれば、

    社外取締役(しゃがいとりしまりやく)とは、株式会社の取締役であり、外部の視点により企業経営のチェック機能を果たす役割を持つ。
    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    とあります。

    「客観的に会社をみてアドバイスをする人材」ともいえるかもしれませんね。
    社外取締役(社外役員)は、「Cクラス人材」「CXO人材」と呼ばれることもあります。

    例えば、

    • CEO(Chief Executive Officer):最高経営責任者
    • COO(Chief Operating Officer):最高執行責任者
    • CFO(Chief Financial Officer):最高財務責任者
    • CMO(Chief Marketing Officer):最高マーケティング責任者
    • CTO(Chief Technology Officer):最高技術責任者

    などの役職のことです。

    さすがにCEOやCOOは会社への常駐が必須だと思いますが、CFOやCMO、CTOなどのCクラス人材・CXO人材は、月に何度か出社して役割を担うことも可能です。

    今はオンライン会議やチャットなどでやり取りができますから、社外やそれこそ海外にいても対応可能な業務は多くあるでしょう。

    比較的自由度の高い働き方ができる社外取締役(社外役員)ですが、役員報酬はどれくらいが相場なのでしょうか?

    朝日新聞と東京商工リサーチの調査によると、

    東京証券取引所第1部に上場する企業の社外取締役が、平均で年663万円の報酬を受けていることが、朝日新聞と東京商工リサーチの調査で分かった。
    出典:『社外取締役、報酬は年平均663万円 兼務で高額報酬も(朝日新聞デジタル2019年2月14日)』

    とあります。

    年平均663万円ということは、月55万円ほどの報酬ということになりますね。

    もちろん、これは上場企業の社外取締役(社外役員)の話ですので、中小企業の役員報酬の相場は異なります。

    中小企業の社外取締役(社外役員)の役員報酬は、だいたい月10万円~20万円ほどといわれています。

    出社するのは、月に1~2回の経営会議のときだけです。

    時給10万円も可能ということですから、十分良い報酬といえるのではないでしょうか。

    中小企業の社外取締役(社外役員)になるには?

    最近はスモールM&Aという言葉が広まってきており、中小企業の売買(スモールM&A)が増えてきています。

    M&A後は、統合作業(PMI)といわれる段階がありますが、この統合作業(PMI)ができる専門家が不足しています。

    M&Aや統合作業(PMI)には、マーケティング的な視点や社員のモチベーションを上げるスキルが不可欠です。

    本サイトでは、これまでにスモールM&Aと社外取締役(社外役員、Cクラス人材、CXO人材)に関する以下のような記事をご紹介してきました。

    『CXO(Cクラス)人材のなかで重要度が増す新たなCMO(Chief M&A Officer)』

    『「CXO(Cクラス)人材」がマーケティングノウハウでアフターM&Aを成功に導く!』

    また、エグゼクティブコーチング・コーポレートコーチングのスキルは、社外取締役(社外役員)として活躍する上で必要なスキルでしょう。

    以下の記事も、ぜひご覧になってみてください。

    『CHRO&CHOとしてハピネス経営を実現! コーチングスキルを習得して、引く手数多の社外取締役に』

    『エグゼクティブコーチング×社外取締役 経営者を救い、支えることが最高の役割』

    社員のマネジメントに苦労している経営者の方は本当に多くいらっしゃいます。

    ですから、経営者や役員陣、社員のモチベーションを上げ、業績を伸ばし、ビジョンの実現に貢献できる社外取締役(社外役員)になれれば、そんな人材はもう引く手数多なのです。

     

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    しごとのプロ出版は、『社外取締役からのアドバイスで「選択と集中」を実行した成功事例』の記事でご紹介したような、的確なアドバイスで会社の成長をサポートできる社外取締役(社外役員)を一人でも多く輩出したいと考えています。

    以前開催したセミナー(【セミナーレポート】社外取締役という生き方)は大変好評で、今後も社外取締役や社外役員型コーチ養成講座(セミナー)を開催していく予定ですので、ご興味のある方はぜひ楽しみにお待ちください。

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    この記事を書いた人の情報
    nakajima
    中島 宏明(なかじま ひろあき)

    2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。

    2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。

    マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。
    https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency


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