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大きくするとどうなるのか

大きくするとどうなるのか

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モノを変える。そのための方法論はいくつかありますが「大きくする」もまた、よく見られる手法です。大きくすることによって、今まで以上のお得感や使い心地を消費者に与えることができるのです。

できることとできないことがあります

大きくすることは「変わる」という点では有意義なものなのですが、大前提として現実的にできないこともあります。例えば店舗の拡張。こればかりはさすがに簡単にはできません。実際には土地の取得から建物の拡張工事。場合によっては申請など、様々なことが必要になります。

飲食店の場合、大きくすればその分利益率も高まると考えがちですが、大きくすればその分人手が必要になるかもしれませんし、光熱費も高くなります。自分の土地の中であっても光熱費の料金は支払わなければなりません。この問題は飲食店だけではなく、営業するすべての店舗に当てはまります。自社ビルであったとしても、テナント使用の際の法令もありますし、光熱費の問題もあります。売場が大きくなれば人員配置も変わるでしょう。「今までと同じ経費で売上だけが増える」という、都合の良い計算は成り立ちませんので気を付けましょう。

大きくして喜ばれるものとそうじゃないもの

大きくすることで喜ばれることもあれば、逆に「何で大きくしたんだ」と思われるものもあります。例えばスマートフォンは、近年において大型化が顕著です。回線速度の安定性とコンテンツの大型化が加速している影響で、多くのユーザーに求められていると思われています。ですが、実は小型スマートフォンへのニーズも多いのです。

例えばiPhone SE。こちらはiPhone5Sと同じサイズになりますが、人気は根強いです。大きなスマートフォンを欲しがる人は、スマートフォンだけですべてをこなそうとする人です。ですが、パソコンやタブレットを持っている人は、スマートフォンは別に大きくなくて良いのです。となると、スマートフォンは手頃なコンパクトサイズか、ともすればガラケーでも十分なのです。

特に買う人が喜ぶ、食物のカテゴリー

一方で、確実に喜ばれるのは食べ物関連の拡大・増量です。食べ物に関しては、多少値段が高くなったとしても大きければその方が良いと考えている人が多いのです。中には大盛り以上の「メガ盛」など、少食の人であれば見るだけで圧倒されてしまうようなものさえあります。冷静に考えると、大きくなっている以上に値段も上がっているわけです。ともすれば消費者にとってのコストパフォーマンスが低下している可能性もあるのですが、それでも高い人気を集めているのです。

その背景にあるのは、「大きい方が食べ甲斐がある」「珍しいものを食べている非日常感」が挙げられます。特に非日常感という付加価値のあるメニューはインスタグラムでダントツの人気を誇ります。そのため投稿することによって大きな注目を集めることもでき、一挙両得になるのです。

「大きく」もまた、様々

大きくする。それはメリットもあるのですが、一方では「どのように大きくするのか」というテーマもあります。長くするのか、伸ばすのか。強くするのか。大きくする方法にも様々なものがあります。ですが大きくすることによって本来の価値を損ねてしまうようであれば考えた方が良いでしょう。今のサイズだからこそ受けているものもあるはずです。大きさではなく、お手頃サイズだからこそ受けているものもあるでしょう。無理して大型化すれば、消費者にとっては魅力を損ねてしまう場合もあるので気を付けなければなりません。

とはいうものの、実際に大きくするかどうかはまた別にして、大型化を検討することによって新しい何かに気付くこともあります。一度は検討しておきたい、価値ある考え方です。

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