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人脈作り-セミナーか異業種交流会か

人脈作り-セミナーか異業種交流会か

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ビジネスパーソンの現実

仕事をしているなら、毎日が忙しくあっという間に時間が過ぎていきます。人脈作りが重要であることは理解していても、実際に人脈作りのために取れる時間は1ヶ月に3、4時間というところかもしれません。もちろん努力次第で、もっとたくさんの時間を作ることも可能かもしれませんが、現実には数時間が限界でしょう。ではこのような少ない時間の中で、どのように人脈作りを行なえるでしょうか?

セミナーと異種交流会の違い

新しい人脈を作るための機会には、セミナーや講習会と異業種交流会があります。どれであっても、これまでにあまり接したことのなかった方と触れ合えるチャンスがあるので、人脈作りのチャンスになります。何度も異業種交流会に参加するなら、確実に広い情報網を得るための、新しい人脈ができてきます。

ここでポイントになるのは、「何度も異業種交流会に参加するなら」という点です。忙しいビジネスパーソンにとって、時間が非常に貴重であるため、繰り返し交流会に参加するのは、現実的には難しいものです。また異業種交流会に参加する人の中には、明確な目的を持たずに、なんとなく面白そうという気持ちで参加している方がいるのも事実です。忙しい時間の中で、なんとか参加した異業種交流会で、面白そうだから参加したという人ばかりと会うなら、時間と労力が非常にもったいないものです。

その点セミナーや講習会は開催の日時や時間というものが決まっており、さらにテーマもあらかじめ分かっています。セミナーに集まっている方は、そのテーマに関する情報を得るという明確な目的のためにセミナーに来ています。ただなんとなく面白そうだからというスタンスで、セミナーに来ている人はほとんどいないでしょう。そしてセミナーに集まる方は、新しい情報を得るためにセミナーに来ているため、いろいろな情報をすでに集めている可能性が高くなります。その情報はセミナーの内容と異なるものも多いでしょう。

もしこのような方と知り合えるなら、かなりの確率で自分が接したことのないような新しい情報に出会うこともできるでしょう。このような方であれば、会う度に新たな情報や人脈を提供してくれる可能性もあり、長い付き合いをしていくことができます。では単純にセミナーに参加するだけで、自動的に人脈ができるのでしょうか?

セミナーや講習会の前後に自分からアプローチをする

セミナーに参加しただけで、新しい人脈が自動的にできるわけではありません。セミナーの前後に、自分から隣に座っている方に声をかけるようにしましょう。見知らぬ人に声をかけるのをためらう方もいるかもしれませんが、セミナーで声をかけるのは意外と簡単です。セミナーでは声をかけやすいシチュエーションが揃っています。

まずセミナーに参加している時点で、相手は情報を得たいと考えている人である可能性が高くなります。そのため見知らぬ人に声をかけられる、心の準備はできているということです。異業種交流会と異なっている点はここにあります。

すでに共通のセミナーや講習会に参加しているため、共通の話題があります。何を話せば良いのか悩む必要はなく、先程参加したセミナーの内容について話してみれば良いということです。見知らぬ人と会話する時には、相手の興味や趣味などが分からないため、1番難しいのは会話の内容、つまり話す話題です。

しかしセミナーや講習会では、話題をわざわざ考えてくる必要はありません。少しセミナーの内容について会話するだけで、相手との名刺交換ができることがほとんどであり、セミナーに参加している他の人は、名刺交換の場面をみると自然と参加してくるものです。そのため、あっという間に何人もの人と名刺交換できる可能性があります。しかし名刺交換だけで終わってはなりません。帰宅後か次の日に、名刺交換したすべての人に、お礼メールを送るようにしましょう。返信を受け取れれば、その時点で新しい人脈を獲得することができます。

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