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思考パターンを広げる人脈作り

思考パターンを広げる人脈作り

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優秀なビジネスパーソンの人脈は広い

普段から一生懸命仕事をしているので、特に人脈を広げる必要はない、と感じている方も少なくありません。確かに真面目に仕事をしているなら、得意先との関係が徐々に深くなり、その人脈はあらゆる面でプラスへと変わります。今目の前にある仕事を精一杯行なうことの方が、人脈作りよりも重要なのではないかと感じる方もいます。もちろん目の前にある仕事や人をないがしろにして、新しい人脈作りに集中してはなりません。

しかし今の環境の中でのつながりだけで、新しい企画のための新しい発想を生み出し続けるのは限界があります。企画ができるビジネスパーソンの多くは、広い人脈を持っており、その人脈を通して幅広い発想力を鍛えているものです。ではどのような方面で新しい人脈をつくっていけるのでしょうか?

人脈は実利的な関係が優先される

先程説明したように、すでに築いている人間関係を深くしていくことも非常に重要なことです。しかし同時に新しい人間関係、つまり人脈をつくることも同じくらい重要なことです。まずどちらか一方の考えのみでは、人脈として不十分である点を理解しておきましょう。

では新しい人脈はどのような方面でつくるのが理想的なのでしょうか?ここでポイントになるのが、実利的な関係です。実利的な関係の人脈とは、はっきり言ってしまうなら、企画を考える面で新たな発想や情報を与えてくれる人です。具体的に言って、新たな発想のきっかけになってくれる人、新たな情報を提供してくれる人とはどのような人でしょうか?これまでに接したことのないようなタイプの人という意味です。取引先の人、社内ですでに接触したことのある人は対象から外れてきます。

そのため実利的な人脈には、社外の方、異業種の方が含まれます。このような方であれば、得ることのできなかったような情報を与えてくれる可能性が高まります。理由は非常に明確で、それらの人たちは自分が接することのなかったような世界におり、考えたこともないことを考えてきたからです。実利的な人脈の方と接しているだけで、または会話しているだけで、新しい企画のヒントとなることを見つけられる可能性があります。

異業種の方と接する機会が皆無という状況

仕事内容や環境によっては、物理的に異業種の方と接触することができないという方もいます。そのような場合は、同業種の中で実利的な人間関係を築かなければなりません。同業種の中から新しい人脈を選ばなければならない場合、少しでも自分とは異なる人を対象にするなら、新しい発想のきっかけになるでしょう。

例えば、自分の部門とは異なる方、年齢が異なる方、勤務時間の異なる方などです。人には、自分と共通点の多い人と一緒に過ごすのを好むという傾向があります。同郷の方、同じ人種の方、同じような年齢の方と一緒にいるととても安心する、もしくは楽しいのではないでしょうか?

しかしこうした人の経験は、すでに自分が経験したことのある内容であることが多いため、部門や年齢が異なる方と時間を一緒に過ごす方が良いでしょう。自分が経験していないような情報を得ることが、新しい企画への発想を助けてくれるわけです。新しい人脈をつくるということには、一定の努力が必要になると言えるでしょう。

新しい企画を作るためには、新しい視点が必要であり、経験や考え方が自分と近い人では、そのような新しい視点を持てるように助けることは難しいと言えます。そのような意味で、これまで接したことのないような人との広い人脈が必要です。狭い人脈の中で深い付き合いをすることも重要ですが、広く浅く付き合い、情報を多く引き出すことも同時に重要になるわけです。

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企画入門

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