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睡眠前の1分間は発見タイム

睡眠前の1分間は発見タイム

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いつもと異なる空間での1分

睡眠までのルーティーンをお持ちでしょうか?体操をする、本を読む、ボーッとする、音楽鑑賞をする、テレビを見る、電話をするなど、人によって睡眠前の時間の使い方は異なるでしょう。このような時間の過ごし方は、リラックスタイムになり、次の日の活動への原動力となるので、非常に大切な時間です。寝る前にあまり活動的になってしまうと、寝付きが悪くなったり、場合によっては全然寝られなくなったりすることもあります。

もちろん、このルーティーンを行なって、そのまま眠りにつくのも悪いことではありません。
しかし寝る直前の時間は、非常に独特な時間であり、それまでの時間とは大きく異なっているため、活用するならビジネスシーンにも非常に有効です。寝る直前の時間は、どのように通常の時間と異なっているのでしょうか?それは明るい空間から、急に暗い空間へ切り替わるため、視界がなくなるということです。視界が妨げられると、視覚に左右されていた思考が変化し、想像力が豊かになります。この想像力が豊かになったタイミングを、少しだけ仕事のために使うことができます。

視覚を断って考えること

では寝る直前の時間を使って、どんな事を考えられるのでしょうか?例えば、昼間に考えた企画について、少し思い返してみることができるでしょう。昼間にはまったく気が付かなかった、企画のウィークポイントに気が付くかもしれません。また昼間に話し合ったときには、なんとも思わなかったような人の意見が、企画上非常に好ましく感じることもあるでしょう。時にはまったく考えつかなかったような、新しい企画を思いつくということもあります。
つまり想像力が豊かになっているので、視点や思考パターンが変わるということです。

その他には、他の人から聞いた情報を整理するために、睡眠前の1分間を使うこともできます。マトリックス法で整理した情報を、暗闇の中で思い起こすなら、表に記入した情報の共通点などに気が付くかもしれません。

また情報をリサーチしたときに、書き忘れた重要な情報について思い起こせる可能性もあります。ここでポイントになるのは、視覚を断つことなので、電気は真っ暗にする方が良いでしょう。人によっては、小さな豆電球を付けたままで寝る習慣があるかもしれませんが、最善は豆電球も消して、完全に視界を遮断することです。想像力を最大限まで引き上げるために、余計な情報を取り入れない環境を作ることが重要です。

1分の暗闇時間を守る

寝る前の1分を使って企画や情報を考えると、1分以上時間を取ってしまう方がいます。
その積極性は素晴らしいものですが、考える時間が多くなると弊害がでてきます。第一に考える時間が増え、睡眠時間が削られてしまうため、次の日の仕事に支障がでるようになります。

次に睡眠前に集中して物事を考えてしまうと、そのまま眠れなくなるかもしれません。
これもやはり次の日の仕事に、マイナスの影響を与えます。ですから「1分」という時間をきちんと守るようにしましょう。寝る前の1分間を買い取って、きちんと企画について考えたと納得することが重要です。

では良い考えが思い浮かんでしまった場合はどうすれば良いでしょうか?思い浮かんだ考えを書きたくなるかもしれませんが、メモに取ってしまうなら、間違いなく1分を超過してしまいます。ですから原則的には、例え良い考えを思いついたとしても、メモを取る必要はありません。本当に重要な情報や企画であれば、次の日起きたときにも、間違いなく覚えているでしょう。仮に思い出せないのであれば、暗闇の中で思いついた内容は、大して重要ではなかったということです。

この睡眠前1分間の発見タイムは、視覚を遮断して「1分間以内」で行なうことに意味があります。仮に時間を伸ばしてしまうなら、職場で企画を考えているのと同じ事になってしまいます。もともと寝る前に考えてしまうと、眠れなくなるという方には、この方法はあまりおすすめできないので、バランス良く試してみてください。

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企画入門

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