プレゼンテーションは社会人であればどうしても避けて通れないものです。むしろそこで社会人としての力量を問われると言っても過言ではありませんし、自分自身の評価にもなってしまう部分です。そこで、プレゼンテーションをどのようにこなすのかを見てみましょう。
プレゼンテーションは相手の気持ちを掴むもの
ビジネスパーソンとして、プレゼンテーションがどれだけ大切なのかはわざわざ説明するまでもないでしょう。事実、本屋に足を運べばプレゼンテーションに関する書籍が多数あります。それだけ需要があるからこそで、プレゼンテーションのためにそれらの本を熟読している人も多いのではないでしょうか。
どのような口調で話せば良いのかや、表情、仕草、声の大きさや。事細かにいろいろなことが書かれているかと思いますが、プレゼンテーションで大切なことは、そのような小手先のテクニックに頼るのではなく、「相手に伝える」という気持ちが大切なのです。書籍としても、「相手に伝えるためのベストな方法」として明記しているのですが、どうしても目的を失念し、「こうしなければならない」と思ってしまって方法論が目的になってしまっています。根底に「相手に伝える」を忘れないようにしましょう。
楽しむことも大切
極論ですが、プレゼンテーションも場数が物を言うものです。慣れている人はテクニックなど意識していなくとも自ずと上手なプレゼンテーションが出来るものですし、慣れていなければどれだけ知識があっても実践できるものではありません。つまり、センスではなく経験が物を言いますので、焦ってプレゼンテーションを上手になろうと考える必要はそこまで高くはないのです。それよりも、プレゼンテーションの場を楽しむことを心掛けるべきです。
先にプレゼンテーションとは相手に説明し、分かってもらうための時間だとお話しました。
相手に伝えるための方法。それらが各種書籍に明記されているのですが、とにかく暗記した言葉を必死に吐き出す人と、楽しそうにプレゼンテーションをしてくれる人。仮に前者の方が一生懸命であったとしても、印象に残るのは後者なのではないでしょうか。
小手先のテクニックに頼るのではなく、あくまでも自分が楽しむのか。楽しんでいる姿は人の心を打つものなので、場数が足りないのであれば、思い切ってその場を楽しむくらいに開き直ってみるのも良いのではないでしょうか。