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合コンや飲み会での情報を整理する方法-マトリックス

合コンや飲み会での情報を整理する方法-マトリックス

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情報を記録しないとどうなるか?

合コン、食事会、飲み会は、相手の本音をたくさん聞けるため、ビジネスパーソンとして貴重な情報収集の場です。その情報をきちんと記録して、その後の商品やサービスの企画に生かさなければなりません。参考になる情報を聞いて、後で記録しようと考えると絶対に忘れてしまいます。その時は非常に役に立つ情報なので忘れるわけはないと考えても、やはり時間の経過と共に記憶は薄れてしまいます。

特に多くの人から良い情報を得られた場合は、情報量も多くなるため、きちんと記録して整理をしなければ、混乱しせっかくの情報も無駄になってしまいます。まず情報は正確に記録し整理しなければなりません。

記録の整理の方法-マトリックス法

マトリックスと聞くと、複雑な方法のように感じるかもしれませんが、非常に簡単です。
要は表を作り、得た情報を表通りに当てはめていくということです。実例でご説明します。5人の食事会に出席し相手を属性で見て、幾つかの共通の質問をして情報を収集できたとします。

以下の3つの質問をしたとします。「仕事についてどのように感じているのか」「時間がある時に1番やりたいことはなにか」「なにをしている時が1番楽しいのか」表の作り方は、それぞれの質問に対する4人の考え方を質問の横に並べて記していくだけです。

こうすることで、1つの質問に対する4人の見方や考えを比較することができるようになり、新しい発想に役立てることができます。マトリックス法とは、簡単に言えばこのような方法です。しかし合コンや食事会や飲み会で、どのように情報を記録するのかという点が問題です。

飲み会や食事会、合コンでの記録の仕方

友人たちの本音や感情を聞くことができたなら、早めに記録をしなければならないことは理解されたと思います。またどのように表にまとめるかも、それほど複雑ではありません。1番問題になるのが、合コンや食事会、飲み会の雰囲気を壊すことなく、どのように記録するのかという点です。

まさか友人の話しを聞きながら、ペンとメモを出して記録することはできません。仮にそんな事をするなら、参加している全ての方が違和感を持つでしょうし、中には怒り出す方もいるかもしれません。参加されているほとんどの方は、仕事のために来ているのではなく、息抜きやストレス解消のために来ているので、違和感を抱くのは当たり前です。

その場で1番違和感のない方法で、得た情報を記録しなければなりません。携帯電話の進歩は、この記録方法を飛躍的に便利にしてくれていますので、活用することができます。合コンや飲み会でスマホを見るのは、非常にありふれた光景であり、自分1人だけが行っていることではないでしょう。他の多くの方も、ラインやメールを送っているはずです。スマホのメモ機能を使い、相手から聞いた話しをまとめておくことができるでしょう。

しかし相手に万が一、メモ機能を使っていると知られてしまうと、情報収集としていると指摘されてしまう可能性があります。ですから1番良い方法は、情報をメールに記載し、自分宛てや自分で作っているフリメール宛てに送信することです。この方法であれば、連絡事項がありメールを送信しているフリをすることが可能です。

もし自分あてにメールを送信するのであれば、着信するようにもなるので、だれかと連絡しているという雰囲気を相手に伝えることもできます。この方法を使うなら、ほとんどの人は自分の話しを記録されているとは感じないはずです。メールのタイトルには、質問番号を記入し、メール本文には相手の属性と聞いた情報を記述します。これだけの事ですが、相手を不快にさせることなく、大切な情報を確実に記録していくことができます。後は、自宅に戻ってから、先程のマトリックス法に基づいて情報を整理して、企画に役立てることができます。

最後に1点のみ注意事項を記載します。飲み会や食事会、合コンに参加する方は、仕事とは関係のない「遊び」のために集まっています。あまりにも情報収集に夢中になってしまうなら、知らず知らずのうちに楽しい雰囲気を壊してしまう可能性が高くなります。確かに自分にとっては「情報収集のための遊びの時間」ですが、相手にとっては「本当の遊びの時間」だということを忘れないようにしましょう。どんな事にもバランスが必要であり、節度というものが必要です。

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