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遊びの時間は新しい発想を生み出す

遊びの時間は新しい発想を生み出す

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できるビジネスパーソンこそ遊んでいる

仕事が忙しくなると、プライベートの時間も一切なくなってしまうと感じている方は少なくありません。確かに、仕事をしていれば残業もありますし、休日返上で仕事をすることもあります。休日があったとしても、疲れを取るために自宅でゆっくり過ごしたいと感じることもあるでしょう。

しかし毎日が同じルーティーンで動いていると、新しい発想はどうしても浮かびにくくなってしまいます。仮に企画をしたとしても、無理やり考え出した発想になってしまうため、本当に魅力のある企画とはならないというケースがほとんどです。まさに机の上で考えただけの企画、机上の空論ということになってしまいます。そのような企画会議をどれほど開いたとしても、そこから生み出されるものはほとんどないでしょう。

興味深い新しい企画を考え出すビジネスパーソンは、常に遊びの時間を確保しています。
その遊びの時間の中に、新企画の材料が隠れているということです。先ほど遊びの時間を確保していると言いましたが、その理由は遊びの時間は自然と生まれるものではないからです。
特に忙しい優秀なビジネスパーソンともなれば、休みの時間などほとんどなくなってしまうものです。

遊びの時間の大切さを良く理解しているゆえ、優秀なビジネスパーソンは、無理をしてでも遊びの時間を作り出しています。つまり仕事が忙しくて、遊びの時間がないという考えはダメだということです。特に新しい発想が求められるような企画に携わっているようなビジネスパーソンであれば、なおさら遊びの時間が必要です。

遊びの時間は旅行ではない

一昔前の場合、忙しいビジネスマンでも休暇を取って海外旅行などに行き、羽を伸ばしてくるなら心機一転、仕事に集中できるようになると言われていました。もちろん気分転換を目的にするのではあれば、こうした海外旅行にも意味があります。しかし企画力をつけるために、海外旅行に行くというのは少し違います。

加えて忙しいビジネスパーソンが企画のために、海外旅行に行くということ自体が不可能でしょう。ですから気分転換のために海外旅行をするという遊びが必要ということではありません。
ビジネスパーソンが必要としている遊びとは、普段の生活にはない環境に身を置くことによって新しい発想を生み出すということです。つまり「仕事のための遊び」ということになるので、わざわざ多くの時間をかけて海外旅行に行く必要はないということです。

例えば、夜の時間を使って、バーでお酒を飲むようにする、ホテルの最上階のレストランで食事とワインを飲むなどの遊びです。他には、休日に散歩をする、空気のきれいな場所に行くなども気分転換となります。但し、遊びの目的はストレスの発散や気分転換ではありません。このような遊びの方法は、散歩発想法、気分転換発想法と言えるでしょう。

遊びを行なう時に、新しい発想を考えることが、できるビジネスパーソンに共通しているところです。「でもそれではストレスを発散できないのでは」と感じる方もいるかもしれません。繰り返しになりますが、ここで考える遊びは「遊びの時間を使った発想法」なので、ストレス発散のためではありません。

ストレス発散のための遊びの時間は、それぞれ他の方法で考えてください。企画のための遊びと、通常の遊びとは、はっきりと分ける必要があります。この考え方でいくと、遊びの時間に彼女や家族と一緒にいるというのは、あまりふさわしくないかもしれません。たとえ一緒にいても、その時間を楽しむというよりは、発想のための時間になってしまうため、一緒にいる人が楽しめなくなってしまいます。

または自分が彼女や家族と一緒にいることを楽しむようになってしまい、結局はストレス発散のため、英気を養うための遊びの時間へと変化します。これでは新しい発想のための遊びの時間とは言えなくなってしまいます。遊びの時間を作ったら、それが発想のための遊びであることを忘れないようにすることが重要です。

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企画入門

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