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「保険営業の虎」オススメ厳選本! その①
保健営業マン、特に一社専属ではなく「個人事業主」的な働き方をしている保険営業マンは、〝学び〟や〝情報収集〟もその人次第。
だから多くの人が相当な「読書家」です。
「活字離れ」「出版不況」といわれる今日ではありますが、実際問題、私(大坪)自身、本によって生き方を学び、本によって人生を変えた……という実感があります。本を読むこと、そして本に書いてあることを実践してみることっていうのは、ものすごいパワーを生み出すものなんです!
わずか1000円ちょっとの投資で、人生を大きく変える可能性がある……それが「本」の持つ魅力です(繰り返しますが、私は本によって人生を変えたという自覚ありますからね!)
今回は私が感じた「本のパワー」をあなたと共有しよう! ということで、「保険営業マンにオススメの厳選図書!9冊」をご紹介したいと思います。
保険営業厳選本パート1
『私はどうして販売外交に成功したか』
保険営業の世界に飛び込んだ20数年前に読んで衝撃を受けたのが、フランクベドガーの『私はどうして販売外交に成功したか』です。正直、この本にはどれだけ勇気づけられたことか……。
まあ、保険営業マンとしての私の「バイブル」といってもいいでしょう。
「アプローチ」「ファクトファウンディング」「プレゼンテーション」…ステップごとに目的を変えてテーマを決め顧客との面談をするという、保険営業マンが当たり前のように行っている手法を最初に世の中に広めたのが、ベトガーです。
何で私がこの本に勇気づけられたかって? それはベトガーもまた(かつての私やあなたのように)最初は右も左もわからない、セールスの素人(彼は元々は大リーグの選手であり、故障によりリタイアした)であり、数々の学びを得て最終的に保険営業マンとして花開き、誰もが使う手法を広めたというその事実があるからです。
世界的な名著であるこの本、保険営業マン必読の一冊です。
保険営業厳選本パート2
『手取り 1655 円が 1850 万円になった営業マンが明かす月収 1 万倍仕事術』
フフフ……次に紹介するのは、私の著書です! フランク・ベトガーと同じ出版社(ダイヤモンド社)から自分の本が出せたというのは、もう最高の喜びでしたね。
この本では「人生右肩上がりマップ」「16分割週間スケジュール帳」「1日10分・目標核だけシート」などなど、私が編み出し、タイトルのとおり手取り1655円(涙)だった月収を1850万円(驚)までにした「保険営業マンの必殺ツール」を公開しています。
ただ、この本のポイントをここで一言で(自ら)言えば、それは「結果ではなく、行動にフォーカスする」ということ。
結果にフォーカスするっていうことは、たとえば「お客さんの気持ち」にフォーカスする、ということ。だって、保険契約を決めるのはお客さんの気持ちですからね。
でも、そこにフォーカスしてしまうのは、実は無駄なこと。それは神様が決めること、自分ではコントロールできないことなんです。
保険営業マンである私たちは、自分でコントロールできることのみにフォーカスしなければならない。自分でコントロールできること…それは自分の「行動」。その具体策が、この本で公開している数々の手法です。
人は弱い生き物だから、いろんなことにクヨクヨする。保険営業マンであれば、お客さんの表情、反応や答えをいつまでも気にしたり…。でもそんなことは無意味。だって自分ではコントロールできないんだから。それよりも自分のコントロールできることだけにフォーカスしよう! という本です。かつての私みたいな弱虫保険営業マン(涙)に、ぜひ読んでいただきたい!
保険営業厳選本パート3
『非常識な成功法則【新装版】』
この本は何度も何度も読み返しましたねー。2002年発行の本ですが、「自己啓発」と「ビジネス」の融合を当時の日本の時流(起業家ブーム)に合わせて表した、読み応え抜群の一冊です。
もちろん、保険営業マンにとっても気づきが満載です。
この本の特徴は何かというと…ズバリ、(本の内容を実践すると)めちゃくちゃ効果がある! ということ。保険営業マンとしては、第5章の「殿様バッタのセールス」っていうのがすごく響いたなー。いわゆる「できる営業マン」っていうのは、ものすごくお客さんを〝選ぶ〟んです。多くの保険営業マンは、契約を悩んでいるお客さんを説得することに力を入れる。でも本当は、そこにエネルギーをかけるべきではないんです。「いいお客さんを探す」ということにこそ力を入れるべきなんですよね。
だから、保険営業マンの私にとって一番いいお客さんっていうのは、「すぐに断ってくれるお客さん」。すぐに断ってくれたら、そこで選択肢がひとつ減るわけだから、すぐ次のお客さんにアプローチする時間ができるわけです。だから、一番困るのは「いつまでも断ってくれないお客さん」なんです。
でも、お客さんに白黒ハッキリつけることを迫るのって、罪悪感が伴うものでもあるでしょう。それをこの本では「そんなことないよ」と言ってくれる。勇気の出る本です。
ちなみにこの本の編集担当だった人は、現在私の会社「しごとのプロ出版」編集部の編集長を務めていますけどね。