忙しい年末がやってきた!歳末を乗り切る心構えとは?

今年も師走になり、世間が騒がしくなってきました。保険営業の世界も忙しい時期ですね。
保険会社によっては、歳末コンテスト等の企画があり、仕事に追われるFPも多いでしょう。
加えて、冬のボーナスもありますから、営業成績を残したいですよね。

しかし、歳末は「思うような仕事の成果が出ない…」といった悩みや不安も増える時期でもあります。
このような状態になった時、どんな心構えを持つべきなのでしょうか。

今回は、歳末で追い込まれた時の心構えについて解説します。

 

終わりの見えない不安と不満が溜まりやすい

 

歳末で仕事に追われ、想定より成果が出ていない。
こうした切羽詰まった状況になると、人はプレッシャーを強く感じるようになります。
特に、保険営業は仕事の成果を比較しやすい職業であるため、よりプレッシャーを感じ、不安や不満が生じやすい傾向があります。

では、不安と不満が溜まるとどうなるのでしょうか?

最初は「何だか今回はあまり良くないな」程度に思っていても、状況が改善しなければ不安は大きくなります。
不安が大きくなると、「こんな調子で来年やっていけるのだろうか」とネガティブな思考に囚われ、仕事のパフォーマンスが低下し、負のスパイラルに陥ってしまいます。

また、理想と現実のギャップに対する不平、周囲の成果と比べて劣等感を抱くことで、現状に対し不満を感じやすくなります。

この状況がいつまで続くのか。トンネルの出口が見えない状態はとても苦しいものです。

 

理想(ゴール)を諦めるとどうなるのか

 

「期限まで頑張っても、結果は変わらないだろう」と考え、途中で諦めることを選ぶと、どうなるでしょうか。
プレッシャーから解き放たれ、精神的な重荷が減るでしょうか?

実際はそこまで単純ではありません。

仕事のペースを落とし、歳末の競争から離脱しても、精神は落ち着きません。

周りの仲間はまだ頑張っているのに、諦めてしまった罪悪感。
更に広がる成果のギャップによる劣等感。
支社長やマネージャーに対する心苦しさ。

上記のような感情によって、精神が不安定になるリスクが考えられるのです。
これは周りのことを気にしない、極めて利己的な性格でもなければ、誰でもなりうる可能性があります。

保険営業は人の気持ちや考えに向き合う仕事です。
それ故に、人の変化に敏感になり、ストレスを感じやすくなっているかもしれません。
理想を諦めるかどうかは個々の自由ですが、職場の状況と自分の精神をよく鑑みて判断すべきでしょう。

 

もう少しだけ頑張ることを考える

 

ほぼ完全に力を抜くと、自分だけ怠けているような罪悪感に苛まれる。しかし理想(ゴール)を達成するだけの気力は残っていない。
そんな局面を諦めることなく、打開する方法は何でしょうか。

それは「もう少しだけ頑張ろう」と考えることです。

今の自分のキャパシティ内で、保険営業の仕事を実直に進めることに重点を置き、少しだけ頑張ってみるのです。
ここで大切なのは「無理をしないこと」「急がないこと」「休息を取ること」の3点です。

この3点が大切な理由として、摩耗した精神状態のまま力を振り絞ると、精神が限界を超えてしまうリスクが挙げられます。

無理をして精神が限界を迎えると、普段できていたことが出来なくなったり、意欲が消えたりします。
意欲が消えてしまうと、「やらねばならない」という義務的な理由で仕事をするようになり、更に精神を追い込む羽目になります。
また、追い詰められても「まだ頑張れる」「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせ、無茶を続けてしまう場合もあります。

このような状態までいくと、精神疾患を発症している可能性が高くなります。
職場の上司や信頼できる人に相談し、心療内科か精神科を受診してください。

 

自分のペースで成果を積み重ねよう

 

以上のように歳末のような追い込み時期は、「全身全霊で頑張る」「完全に手を抜く」のような極端なやり方ではなく、休息と仕事の配分を見極めることが重要だと分かりました。

成果が数字として表れる保険営業の仕事をしている以上、プレッシャーとストレスをよく感じることは避けられません。
そうした環境で仕事を続けるには、自分の感情をアンガーコントロール等を用いて理性的に制御することが肝要です。

人は思い通りにいかない時、計画通りに進まない時に苛立ちを覚えます。
特に、完璧主義の人は苛立ちや不満を強く感じやすい上に、自分を責めてしまうことが多いです。
自責の念が強くなれば段々と自信を失い、不安へと繋がっていきます。

これでは負のスパイラルへ一直線に向かってしまいますね。

この事態を回避するためにも、アンガーコントロール等の感情を制御する術を身につけましょう。
常に完璧・全力で頑張るのではなく、現実的な妥協点を探すことで、無理のない程々の塩梅を把握できるようになります。

「今回はこのくらい出来ればいい」と折り合いをつける。
少ない行動量でも、自分のペースで頑張る。

そうして努力を絶やさなければ、思わぬビッグチャンスが到来し、理想を達成できるかもしれません。


皆さんも、まずは心身を休ませたり、相談したり、無理のない範囲で成果を積み重ねてみてください。
安定した状態でコツコツと真面目に続けていれば、着実に理想(ゴール)に近付いているはずですよ。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

【編集部】

この記事を書いた人