保険営業の仕事をしていて「何だか意欲的になれないなぁ」「頑張らないといけないのに、やる気が起きない」と悩んだことはありませんか?
頑張れない状況が続くと、アポも億劫になってしまいますよね。
どうしても意欲が湧かない時はどう対処すればいいのでしょうか?
今回はその対処法について解説していきます。
仕事を頑張れない状況になる要因
人はどんな状況になると頑張れなくなるのでしょうか?
一般的に次のような要因が考えられます。
◆仕事が多過ぎる
◆仕事にやりがいを感じない
◆人間関係に問題がある
◆明確な目標がない
◆心身が疲れ切っている
◆失敗を恐れている
◆自分を過大評価している
心当たりがある項目はありましたか?
項目ごとに詳しくみていきましょう。
仕事が多過ぎる
どんなに好きな仕事でも、キャパシティを超えた業務は大きなストレスの原因になります。
特に要領が悪い人は作業効率が悪くなるため、時間が足りなくなりやすいです。
そうなると仕事を急ぐあまりミスが増え、余計に仕事が増えてしまいます。
仕事にやりがいを感じない
成果を出しても正当に評価されない、職場環境が悪い、キャリアアップを期待できない。
保険営業の仕事に飽きてしまった…。やりがいが失われる原因は様々です。
仕事の成果が評価されなかったり、お客様の役に立っていると実感できなければ
達成感や充実感を満たすことは出来ません。
人間関係に問題がある
保険営業は無数の人々と関わる仕事です。
上司・同僚・家族との関係が良好ではなく、コミュニケーションが円滑に取れない環境ではモチベーションの低下等が起きるでしょうし
お客様との関係が上手く築けなければ、仕事の成果や評価が悪くなってしまいます。
明確な目標がない
目標がなければ具体的にどう努力すれば良いのか分からないままです。
目標も無くボンヤリとした状態では、いくら頑張っても達成感を感じられないまま
宛もなく彷徨うことになります。
心身が疲れ切っている
どんなに根性がある人でも、精神と肉体が疲弊すれば意欲が湧いてきません。
特に精神の疲弊は、鬱病などの精神疾患に繋がる危険な状態です。
睡眠不足や過度の緊張が続いていないか、注意しましょう。
失敗を恐れている
努力すれば必ず成功する訳ではありません。
努力が報われないリスクを極度に恐れると、頑張ること自体を諦めようと思考が働き
意欲が消え失せてしまいます。
自分を過大評価している
自分の実力を過大評価している人は、成果と評価が己の理想より低いことに不満を抱きやすいです。
実力に見合った正当な評価だとしても「もっと良い評価を得られたはず」と感じますし
必死に取り組んでも、納得のいく成果が出ないことに情けない気持ちになります。
結果的に頑張っただけの評価が得られないと思い、頑張ることを諦めてしまいます。
頑張れない時の対処法~回復編~
以上のように、どうしても頑張る意欲が出ない時はどう対処すれば良いのでしょうか?
この項目では、回復に重点を置いた方法をご紹介します。
頑張れないことを受け入れる
まずは「そういう時もあるんだ」と頑張れない自分を受け入れましょう。
人のやる気・モチベーションには元から波があります。
「今は低い波の時なんだ」と割り切ることで、心の整理がしやすくなります。
無理に頑張らず、ゆっくり休む
緊張し、力が入ったままではパフォーマンスは向上しません。
まずは心身の力を抜くことを心掛けてください。
リラックスした状態になることで、溜まったストレスを解消しましょう。
心身の疲労を癒すと調子が戻り、パフォーマンスが改善します。
思考を整理して目標を作る
努力する目的が分からないままでは、モチベーションは上がりません。
具体的な目標、目標をどう達成したいかをハッキリ決めましょう。
達成する手段まで考えておくことで、具体的な努力の仕方が分かり、モチベーションが上がりやすいです。
楽しく頑張れる工夫をする
保険営業がやりたかった仕事であっても、楽しいと思える時間が無ければモチベーションはなかなか上がりません。
小さなことで構わないので、楽しみを作りましょう。
趣味、自分へのご褒美、自分だけのリラックスタイム…といった頑張った後の楽しみを工夫しておくのがオススメです。
楽しみが待っていることで、自分なりに頑張る意欲が高まります。
自分の能力を評価してくれる環境へ身を投じる
どれだけ頑張っても、評価されない環境では頑張る意義が分からなくなり、精神に多大なストレスを与えます。
仕事でも趣味でも構わないので、自分を認めてくれる人がいる環境に身を置くことを考えてみましょう。
居場所が出来ることでモチベーションが維持しやすくなります。
信頼できる人に話す、一緒に頑張る
頑張っても1人では解決しない場合は信頼できる人に相談してみましょう。
追い詰められている時は無意識に視野が狭くなっています。違う視点からアドバイスしてもらうことで、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。
また、周りの頑張っている人と一緒に過ごすのも良い手段です。
頑張る人を見ることで孤独感が緩和し、励ましあうことが出来ます。
頑張れない時の対処法~追求編~
ここまでは精神の回復に重点を置いた方法をご紹介しました。
さて、ここからはスパルタな追求編です。
以下の方法はリスクがある方法なので、無理に挑戦する必要はありません。
キツイと感じても“少し”頑張ってみる
「ピンチはチャンス」という言葉の通り、逆境を利用する方法です。
まずは冷静に頑張れなくなった原因を考えてみましょう。
自問自答を書き出してまとめると分かりやすいです。
原因が分かったら、少し自分を追い込んでみましょう。
但し、必要以上に追い込むのは禁物です。
分かりやすく筋トレで例えてみましょう。
毎日腹筋10回をしていると、次第に楽に腹筋を10回出来るようになります。
楽になったのは筋力が付いて負荷が小さくなったからですね。
このまま腹筋10回を続けても筋力は上がらないので、回数を増やし負荷を増大させる必要があります。
これを繰り返すことで筋肉がコツコツと増えていきます。
この筋トレのように少し追い込み、負荷をかけることで精神が鍛えられていく仕組みです。
鍛えていけばタフなメンタルに成長しているでしょう。
重要なのは少しずつ負荷をかけること。決して負荷を急激に増やさないでください。
いかがでしたか?
精神をタフにすることも大事ですが、まずは心の回復を最優先に行ってください。
加減を間違えてしまうと、より悪い精神状態に陥ってしまいます。
筆者もガス欠になる勢いで追い込んだ結果、精神疾患になってしまった経験があります。
まずはご自分を労わることを大切にして、保険営業の仕事を頑張って頂ければと思います。