今回は3～4000万円の年収をさらに10倍の4億円まで伸ばした保険営業Aさんのエピソード前編を紹介します。
Aさんはいかにして年収を10倍まで伸ばしたのか？「3つの秘訣」について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
「自分にもできるのではないだろうか？」保険営業との出会い
Aさんは地元・北海道の高校を卒業後、信用金庫に就職。業務成績も良く、社会人として充実した生活を送っていました。
そんなある日、とある保険会社の紹介を受けたAさん。保険に関心は無いものの、せっかくの機会なので話を聞いてみることに。
実際に話を聞くと、その内容は非常に興味深く、説明に納得感もありました。そして、商談を聞くうちにAさんには「自分にも保険営業の仕事ができるのではないだろうか？」という気持ちが芽生えていき、その想いは日を追うごとに強くなっていきました。
LPに事情を話し、保険会社の営業所長と面談をする機会を得たAさんでしたが、条件の「大卒以上」に当てはまらないため面接は見送りに。
この結果にショックを受けたAさんでしたが、次の面接の機会を得るべく行動を起こします。営業所長へコンタクトを取り続けること1年半、粘り強いアピールの末、ようやく面接の機会を手に入れ、ついに念願の保険営業に転職しました。
3つの秘訣①「成功できる環境」に身を置く
Aさんの勤務先は厳しいことで有名な営業所でした。
まず直行直帰は禁止。必ず朝早く会社に集まりミーティングを開いてから商談に向かう。夜はどんなに遅い時間でも会社に戻り、営業所長に報告を入れてから帰宅する決まりです。
またAさんが住んでいる地元から営業所までの移動には、車で片道2時間かかります。
このため、自宅から2時間かけて出勤し、ミーティングに参加した後、再び2時間かけて地元に戻り商談。終わったら再び2時間かけて会社に戻る。
この車移動は日々の業務に大きな負担をかけるものでした。
さらにAさんの所属する保険会社は毎週必ず1件の契約を取ることが求められていましたが、営業所ではその3倍、3件の契約を取るよう推奨されていました。
率直にいえば非合理・理不尽とも呼べる環境ですが、そのような中で、なんとAさんは毎週3件以上の契約数を維持します。
ノルマ達成のため、日曜日の深夜に東京まで車を走らせ、成約し帰ったこともあったのだそうです。
しかしながら、転職する以前から保険営業への想いが強かったとはいえ、なぜAさんはこれほどまでに厳しい環境でも労を惜しまず働き続けたのでしょうか。
実はこの営業所は、厳しいと同時に「日本一の営業所」とも呼ばれており、求められる能力の基準も高く、またそれに応えるかのように一流と称される保険営業が揃っていました。
一流に囲まれた、成功できる環境に身を置くことでAさんは保険営業として躍進することができたのです。
おわりに
「保険営業が“年収10倍”を達成した3つの秘訣」。
前編である今回は、ひとつめの秘訣
①「成功できる環境」に身を置くについて紹介しました。
後編では「3つの秘訣」の②、③を紹介します！
保険営業が“年収10倍”を達成した「3つの秘訣」（後編）
