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圧倒的に変わる!!自分をコーチングする技術【入門編】9モチベーションは上げなくて良い!?


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最新の心理学、認知科学をベースとしたコーチング理論を使って自分自身のパフォーマンスを最大化するセルフコーチングを実践し、個人はもちろん、スポーツチームや会社組織まで幅広い人々のパフォーマンスを高める専門家であるプロコーチによるセルフコーチング講座第9回。

春、新しい仕事に取り組んでいる方、または新しいスタッフを受け入れた方、どちらにとっても重要なテーマが「モチベーション」です。新しい仕事にモチベーションを持てるのか?新しいスタッフはモチベーションを高く仕事をしてくれるのか?そんな事が気になるあなたにモチベーションの秘密をお教えしましょう!

 

 

「モチベーション」が上がらない理由

 

春、今年も約90万人の新社会人が誕生しました。

それぞれが就職活動などを乗り越え、
喜びとともに新しいステージに立ったわけですが、

毎年、
5月の連休を開けるころには、
退職してしまう人も出てきます。

なんと新社会人の3人に一人は
3年以内に仕事を辞めてしまうのだそうです。

新社会人の当人はもちろん、

経営者の視点で見ても、
大きな採用コストや教育コストが
無駄になってしまうこのような状況は
絶対に避けたいと考えていることでしょう。

その対策のためによく持ち上がるのが
「モチベーション」です。

仕事に対してのモチベーションをあげる。

社員のモチベーションをあげる。

そんなところにフォーカスして、
この問題を捉えている方も多いのではないでしょうか?

しかし、
最新の認知科学によって、
モチベーションのメカニズムが
解明されてきたことにより、

”モチベーションをあげること”
にはあまり意味がないということが
わかりました。

その理由は

 

「モチベーション」が

原因ではなく結果だから。

 

モチベーションはあげようとしてもあがるものではなく、

結果的にモチベーションがあがった状態になるような、

マインドをつくることこそが重要だったのです。

 

モチベーションの源泉

 

モチベーションは何によって変わるのか?

最新の認知科学によるその答えは

「セルフイメージ」です。

私たちのマインドは

“自分の中にある自分の姿に相応しい行動”

をとるようにできています。

 

たとえば、小学生が、自分は算数が得意というイメージを持っていたとすると、その子は算数の勉強に苦もなく取り組み、良い成績を残すでしょう。

逆に「自分は算数が苦手」というセルフイメージを持った子は、勉強することが嫌なので、後回しにしたり、やれなかったりで、やはりイメージ通りの成績が残ります。

 

多くの場合、結果はその人の能力ではなく、セルフイメージに左右されているのです。

良いセルフイメージの子は結果としてモチベーションを高く取り組めますし、悪いセルフイメージの子はモチベーションがあがらない。

苦手なセルフイメージのまま、無理やりやろうとしても、長くは続かず、逃げ出してしまうのです。

 

新社会人も同じ。

「自分が思っていた会社じゃない」

自分の中の社会人生活のイメージと、実際の社会人生活が食い違っていると、私たちのマインドはそこから逃れようとします。

無理にモチベーションをあげようとすれば、余計にそこから逃れようとする力が強くなり、仕事を辞めてしまうことになります。

モチベーションは何によって
変わるのか?

最新の認知科学によるその答えは

「セルフイメージ」

です。

私たちのマインドは

”自分の中にある自分の姿に相応しい行動”

をとるようにできています。

たとえば、

小学生が、
自分は算数が得意というイメージを持っていたとすると、

その子は
算数の勉強に苦もなく取り組み、
良い成績を残すでしょう。

逆に「自分は算数が苦手」という
セルフイメージを持った子は、

勉強することが嫌なので、
後回しにしたり、やれなかったりで、
やはりイメージ通りの成績が残ります。

多くの場合、
結果はその人の能力ではなく、
セルフイメージに左右されているのです。

良いセルフイメージの子は
結果としてモチベーションを高く取り組めますし、
悪いセルフイメージの子は
モチベーションがあがらない。

苦手なセルフイメージのまま、
無理やりやろうとしても、
長くは続かず、
逃げ出してしまうのです。

新社会人も同じ。

「自分が思っていた会社じゃない」

自分の中の社会人生活のイメージと、
実際の社会人生活が食い違っていると、

私たちのマインドはそこから
逃れようとします。

無理にモチベーションをあげようとすれば、
余計にそこから逃れようとする力が強くなり、
仕事を辞めてしまうことになります。

 

セルフイメージが変わればモチベーションも上がる

 

重要なのはセルフイメージです。

先ほどの例で言えば、
頭の中で、

”自分は算数が苦手だ”

というイメージから

”自分は算数が得意だからできて当たり前だ”

という風に書き換えることができれば、

マインドは

できない自分と現実とのギャップを埋めるために、

算数の勉強をやる方向にエネルギーを
生み出してくれます。

その結果、
モチベーションはあがり、成績は上がっていきます。

だから

会社を辞めたい。

とか

社員が辞めてしまう。

という問題に対しては、

モチベーションではなく、
セルフイメージという視点で
考えることがはるかに有効です。

その場所で仕事に打ち込むことが、
自分自身の将来の理想的イメージにつながるという
整合性を持てた時、

人は圧倒的に高いモチベーションで、
仕事に取り組むことができます。

自分の将来像やあり方と
今の仕事の結びつきを考えてみる。

社員が思い描いているハッピーな社会人としてのイメージを、
会社として実現するというミッション・ビジョンを共有する。

個人も組織もより良いセルフイメージをつくっていくこと。

それが、
高いモチベーションを生み出すためのひとつの解答です。

 

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奈良有樹

この記事を書いた人

パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ 2happiness代表 町田コーチングスクール主宰 プロコーチチーム「レ・アーリ」代表 コーポレートコーチングチーム「FUTICE COACHING」 代表 社会福祉法人の経理、経営管理として部門別採算制度の導入を主導し、数値の見える化、部門ごとの目標設定サポートなどを通して、1年で赤字2,000万円の事業所を6,000万円の黒字に変える。また、社会福祉法人における会計士監査制度導入への対応など、財務、経営管理の分野で豊富な実務経験を持つ。 他方、コーチとしても就労困難な方の一般就労や社会不安障害の方の社会復帰を実現するなど、過去ではなく未来にフォーカスするコーチングで多くの方の夢の実現をサポートしている。コーポレートコーチングの社内での実践経験も豊富で企業研修や、コーチングセミナー、コーチ向けの勉強会など様々な場所で講師としても活躍している。