神様はスピード狂

神様はスピード狂です。1秒でも早く行動した人を愛してくれます。

そして、いい出来事を降らしてくれます。

神様に愛されてください(笑)

 

 

一秒でも早く行動した人は愛されます

コロナの状況で皆さんお疲れ様です!

3月にコロナで売上が激減した時以来、公的資金や助成金の調達にエネルギーを振り向けた結果、2カ月足らずで2億4,000万円を超える資金調達(借り換えを含む)に成功できました。経営者としてはほっと胸をなでおろした次第です。

そこで痛感したのはやっぱりスピードって大事だなあということ。

世間的には、まだ行動を開始せず、不安の中で苦しんでいる経営者の方が大半のように見えます。

私は、ぐずぐず考えて動きを止めなくて本当に良かった、と思います。

神様は一秒でも早く行動した人を愛してくれるのです・・・と断言した上で(笑)、20年来実行している私のスピード狂的習慣をまとめてみました。

 

仕事の質<スピード と割り切ること。

スピード優先で動くとどうしても十分な準備ができないまま見切り発車してしまうこともあります。で、仕事仲間や取引先に迷惑をかけることもしばしば起きてしまう。

日本のスタンダードな価値観だと「人様に迷惑をかけない」ことが大事なんて言われますし、実際ワタクシも母親に口が酸っぱくなるほど言われました。

私たちは人から批判されることが苦手ですから、そのことを考え、行動スピードも鈍りがちです。

しかしここはあえて言います。

「それでもスピードを重視すべき」だと。(天国のオフクロごめんなさい)

走りながら改善すればいいのです。

素早く行動してトライアンドエラー数を増やしている人の方が、結果的に仕事の質は高まるからです。

100の会議より100の改善です。

確かに、見切り発車して準備が足らず怒られちゃうこともあるでしょうが、そこはそういうものだと諦める(笑)

ちなみに社長がそういう主義である以上、「40点主義」という言葉でチームメンバーにも同様の考え方をするように伝えています。

 

40点主義とは

「40点主義」とは、100点満点で40点が取れそうだと思ったら、その点数を70点や80点になるまで準備に時間をかけずにとにかく始めろ、ということ。走りながら改善していけばすぐにそれくらいにはなります。

ついつい社長は、欲を出しちゃって「70点」とか「80点」のクオリティをチームメンバーに求めちゃうけど、ウチは超零細ビジネスなので、そんなことに時間をかけていたらすぐ潰れちゃいます(笑)

その結果、お客さんから怒られることもある。

でも、それで人が離れていったならそれはしようがない、と割り切ることにしています。

 

 

手を抜いてはいけない勘所とは 

ただし、手を抜いてはいけない勘所もあります。

お客さんに対する商談でいうと「提案の本質的な部分」。先に例に挙げた資金調達でいうと「添付資料の作成」がそれにあたります。

ここが適当だとそもそも仕事自体が成り立たないので、ここだけはきっちりします。

そこさえしっかりしたらあとはとにかく1秒でも早く行動する、現場に飛び込んでみることです。

経験を積んでくるといいのは、手を抜いてもいいところとそうでないところの見分けがつくことですね。

 

着手優先主義

ToDoリストは誰でも作ると思いますが、私の場合は「着手」という項目を作っています。どうかすると「済」より重視する(笑)

なぜなら、着手さえすれば事態は転がっていくから、です。

 

60秒以内でできることなら、準備ができてからやろうなんて思わずに、すぐやる。

返信メールを出す。電話をかける。スタッフに指示を出す。

それが正しい。

 

 

「失敗は勲章だ!」カウンター

とはいえ、人間だから失敗が怖くてスピードが緩んでくることはあります。

そんな時のために私は実は、失敗カウンターというのをつけています(笑)

誰にも見せない内緒のカレンダーがあって、失敗(前向きなチャレンジに限る)して失敗した場合、そこにシールを貼るのです。

時々そっと見返して、シールをいっぱい貼ってあると「オレもなかなかのもんだな」と一人悦に入っています。

題して「失敗は勲章だ!」カウンター。長いから「失敗」カウンター。

シールを貼って喜んでいるなんて言ったら、メーワクをかけた人に怒られますからこれは内緒にしてますけど、ホントです。

 

新人の「やってはいけない」

ただ、以上の話は実戦歴の豊富な社長やベテランの話であって、まだキャリアの浅い新人ビジネスパーソンは真に受けてはいけません(笑)

新人はビジネスの仮説構築力がまだないからです。

だから自分勝手にスピード重視でやるととんでもない方向に突っ走ってしまって誰も喜ばない結果になる、なんてことになりかねない。

ま、これ、ダメダメサラリーマンだった私自身の経験談ですけど(笑)

独り合点でことを運んでしまい、上から全く期待されていない方向に時間を振り向けてしまって、結局膨大なやり直し時間がかかってしまい、自分も周りも損してしまう、そういうことがよくありました。

だからあなたはそんなことが起こらないように、事によってはくどいくらい上の指示を仰いで進めたほうがいい。

感覚的には、仕事の進捗が4割くらいになった時点で、上にざっと報告し、こんな感じで進めていいですか、と訊く、という事ですね。

 

 

まとめ

スピードが成果の差を生みます。

他の人よりも先に一歩前に出てやってみると一生役立つフィードバックが得られます。

このスタイルを始めてしばらくして、「なんだか最近ものごとがうまく進むなあ」と感

じたら、あなたのそばに神様がいる証拠です。さらにアクセルを踏んで下さい(笑)

 

大坪 勇二

この記事を書いた人

【仕事のプロを育てるプロ】 コンテンツプロデューサー。人脈術と交渉術の専門家。

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