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緊急事態宣言延長で、どうなる保険営業?
緊急事態宣言が5月末まで延長されました。6月以降も外出自粛の要請はまだまだ続くでしょう。
「緊急事態宣言が延長されたら、正直厳しい」そんな保険営業の声が聞き漏れる中、保険業界に一筋の光が差し込みましたね、
「非対面営業の解禁」
保険会社毎に許された範囲で、限られた商品という制限はありますが、今後は、その範囲も拡大されて、リモート商談・オンライン面談が主流になっていくでしょう。
そうは言っても保険営業にも厳しい日々がまだまだ続きそうですが、だからといって家でただボケーっとしている場合じゃありませんよ。
そこで今日は、非対面営業が解禁した今だからこそできることをやりましょう!
非対面営業が解禁した今しかできないことをやりましょう!
ということで、
テレワークの今、保険営業がやるべき3つのこと
(1)顧客の見直し
この“顧客の見直し”をするには2つの意味があります。
1つは、文字通り“既存顧客の見直し”属性や傾向を整理すると言い換えても良いです。
もう1つは、既存顧客の“契約の見直し”です。
まず最初にして頂きたいのは、既存顧客の“契約の見直し”です。
しっかりとライフプランニングを行なって、保険に加入頂いているとは思いますが、このような状況になって、お客さんも不安であることは間違いありません。
ニーズや経済的状況に応じてやむなく削った保障内容もあるでしょう。
あらてめて当時のライフプランを見直して、不足している保障内容をチェックして差し上げましょう。
ライフプランのチェックが終わったら、次は顧客の“属性や傾向”を見直しましょう。
おそらくあなたの顧客の中で、上位約20%の優良顧客が、あなたのコミッションの約80%を占めているはずです。
改めて顧客を見直すことで、あなたの得意マーケットがわかります。
アフターコロナに向けて、どのマーケットに注力するべきか、
この見直しの作業があなたに方向性を示してくれるでしょう。
(2)顧客へ感謝の連絡と情報提供
顧客の見直しが終わったら、早速お客様へ連絡をしましょう。
1年に1度も会いにいけていない、お客様があなたにもいるでしょう?
非対面営業が解禁となりましたので、この機会に連絡をして差し上げて、少しでも不安を取り除いてあげましょう。
これまで、週末や平日の遅い時間にしか、会えなかったお客様も、今なら日中のゴールデンタイムに、比較的時間が取りやすいですからね。
これまでご契約を続けてくれた「感謝」と共に、しっかりと情報提供をして差し上げましょう。
特に今、お客さんが知りたい情報は、
「自分がコロナに感染した場合の保険の適用」でしょう。
病院は満床で、ホテルに隔離されたり自宅療養も強いられる中で、自分が加入している保険がしっかりと機能するのかを教えてあげるだけでも、とても喜んでもらえますよ。
また、保険料の支払いが厳しいという方も出てくるでしょう。
各保険会社が提示している、支払いの緩和条件であったり、今を生き延びるために、積立タイプの保険を現金化し、お客様にキャッシュを届けてあげることができるのはあなただかですからね。
あなたが持っている“当たり前の情報”が顧客にとっては物凄い価値があるのです。
(3)紹介依頼
上位20%の顧客に連絡する際に、合わせてやっていただきたいのが紹介依頼です。
上位20%の顧客の知り合いは、同じ“属性・系統”の可能性が高いですからね。
情報提供をして感謝をしてもらい、同じような不安を抱えている人や、医療保険の情報に関して、同じように心配に思っている人を紹介してもらう絶好の機会ですので、アフターコロナに向けた見込客開拓を行いましょう。
オンラインなら全国どこのお客さんでも、移動時間ゼロで会いに行けますからね。
それは法人保険のマーケットでも同じ。
以上の3つが今だからこそできる、保険営業がやるべき3つのことです。
非対面営業は時限措置、行動するなら今。
直接面談が当たり前の保険営業としては、初めてのリモート商談には戸惑いもあり、慣れるまでは多少苦労があると思いますが、オンラインでも十分に商談は進められます。
むしろ、これまでは1日4面談くらいが限界だったのが移動時間や面談場所の制限がなくなった今、1日5面談、6面談でも可能になるでしょう。
緊急事態宣言が解除後は、非対面営業が制限されるかもしれませんので、
行動するなら今がチャンスですね!