「辞めたい」ほどの保険営業を「やりたい」に変えられるか?
新型コロナ感染症のショックで世界中が大変。
今、「とても保険営業どころじゃない」という状況のなかで、あなたは何を考えていますか?
「つくづく苦労の多い仕事だよ。もう病めよね」
「実はやっていてあまり楽しくなかったんだよね」
「すべて〝やらなきゃしょうがないからやっている〟だけだよ」
どんどんネガティブな気持ちになって、何だか思い詰めてしまうような人もいるのでは?
こんなときこそ、明るい未来を想像して(今はちょっと難しいかもしれませんが)、コロナショック後の活躍を考えるべき。
そのためにおすすめしたいこと。それはまず、あなたの「保険営業なんて辞めたい」「保険営業なんて楽しくない」を「保険営業の仕事、やりたくて仕方がない!」に変えることです。
「辞めたい」仕事を「やりたい」に変えるコツ
「保険営業の仕事、やりたくて仕方がない!」なんていうメンタルであれば、当然のことながら辞めたいという思いもなくなるし、行動量も増えて結果にも結びつきます。
この、自らが「やりたい」と思う気持ちは【Want to】といわれます。
この「やりたい」に対して「やらなくてはならない」という気持ちが、【Have to】という気持ちですね。
そして真面目な人ほど、この【Have to】にばかり気を取られて、「やらなくてはいけない」のワナに陥りやすいものです。
「あれをやらなきゃいけない」「でもできない」
「これもやらなきゃいけない」「でもできない」
……この繰り返しにハマってしまうわけです。
だから極端にいえば、保険営業で結果を出したければ、さらに大きく成功したければ、自分にとって保険営業を「誰に止められてもやりたい、やりたくて仕方がない仕事」にしてしまえばいいわけだ。
「それができれば〝辞めたい〟なんて思わない。できないから大変なんでしょ!?」
そう思われるかもしれませんね。
でもこれ、できるんです。
その最大のコツは、自分の仕事を見直してみて、作業をパーツに分解し、どこに【Want to】を感じるかを知ることです。
「【Want to】のパーツ」を見つけよう!
かつて私自身が自分の保険営業の仕事を分解してみて、どのパーツに【Want to】を感じたかといえば、それは「名刺交換」。「〝名刺交換〟が〝やりたいこと〟」というと、なんだか変わってるように思われるかもしれませんが、実はコレって、私のバックボーンにも関係しています。
私は幼少時代、家庭環境も複雑で、お金だけじゃなくいわゆる〝人間関係〟にも飢えていたんですね。だから仕事でも何でも「知り合いが増える」という現象が純粋にうれしいわけです。
その「知り合いが増える」行為の象徴が、名刺交換。しかも最初に勤めた会社では経理を担当していたので、名刺を使う機会なんてあまりない。
だから保険営業マンに転身して、日に日に名刺が減っていくというのがうれしくてしょうがなかったわけです。
これが私の「【Want to】のパーツ」。
次に、このパーツを増やす。つまり大好きな名刺交換をする機会をいっぱい増やすことを考えるわけです。どうしたかとえば……。もちろん、会社で教えられるような「紹介の無限連鎖」みたいなものも試みましたよ。でも、それよりも、単純に「人に会う機会」というのをたくさん作り出すようにしました。
たとえば典型的なのは「勉強会の幹事」。自分で勉強会を主催して。あるいはパーティに積極的に顔を出したり……。
そんな機会を持つことをどんどん増やしていき、「好きなことばかりやっている」状態にしていったのです。すると結果もついてくる。結果が出れば楽しい。楽しいことはもっとやりたい……。こうして「【Want to】のスパイラル」が作られたわけです。
とはいえ、保険営業の仕事のなかには、やりたくない仕事だってあるでしょう。やりたくないけどやらなくてはならないパーツ……私の場合は「テレアポ」だったなぁ。
でも、たとえ仕事の〝すべて〟でなくても、今の仕事のなかに【Want to】の比率を大きくしていけば、それだけ結果が出る。これは間違いありません。
こんな時代だけど、もっともっと自分の仕事を「やりたい仕事」に変えて、もっともっと結果を出すことを、試みてみましょう!