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保険営業はネガティブな職種?
「やめとけ」「転職して失敗」「辞めたい」のリアル

経験ゼロから保険営業に転職したAさん。

相談した学生時代の友人には「やめとけ。保険営業は地獄だぞ。転職してもすぐに辞めるだけだ」一喝されたそうです。しかし、反対を押し切って転職し現役の保険営業マンとして活躍するAさんは笑顔に溢れています。Aさんはなぜ転職に成功し、仕事を続けることができているのでしょうか。

「やめとけ」と言われた保険営業への転職

 

Aさんは、飲食チェーンを運営する会社で正社員として10年ほど働いていました。最後の3年間は店長として、アルバイト・パートを含めると約60人いるスタッフのマネジメントも経験しています。

 

なぜ店長を任せられるまでの経験がありながら、転職を考えたんですか?

 

―Aさん:実は、腰を痛めてしまって。飲食店の仕事は立ち仕事がほとんどですし、この先40代・50代と続けていく自信がなかったんです。なかには50代になってもお店に立ち続けている先輩はいたのですが、「正直、昼のピークを過ぎると足がガタガタ、プルプルだよ…」と店長会議でお会いしたときに話していて。体力には自信があったのですが、50歳を過ぎたらさすがにキツいだろうなと。それで転職を真剣に考え始めました。

 

まずだれに転職の相談をしましたか?

 

―Aさん:学生時代から仲が良くて、お互いになにかと相談する友人がいるんです。その友人から以前転職の相談をされたことがあったので、私も友人に相談しました。実は、うちの会社から保険会社に転職する人は案外いて、自分も保険営業が良いかなというイメージはぼんやり持っていたので。でも「飲食店を辞めて保険営業マンに転職しようかと思って」と言ったら、「やめとけ」と一喝されてしまいました…。保険営業の仕事は地獄だと。どうせすぐ辞めてしまうだろうから、転職するなら他を考えた方が良いと言われてしまいました。

 

未経験者にとって保険営業は地獄なのか?

 

―そのご友人は保険営業マンとして働いていた経験があるとか?

 

―Aさん:いいえ、そういうわけではなかったみたいです。友人の友人が保険営業マンで、しつこい営業をされて縁を切ったとかで。それで友人のなかで保険営業マンのイメージが悪かったのでしょうね。ネットで検索しても、そういう話はたくさん出てきますよね。でも、私はお世話になっている保険営業の方には感謝していますし、説明もわかりやすくて「こういう風にお客さんに寄り添う仕事がしたい」と感じていたんですよ。

 

―それで、結局は保険会社への転職を決めたんですね。

 

―Aさん:はい。相談したのはなんだったんだという感じですけどね(笑)。営業の経験はゼロだったので、保険営業どころか営業も全くの未経験でした。「地獄」とまでいわれた保険営業の仕事でしたが、私には性に合っていて、それほど苦に感じたことはありません。確かに、「休日もお客様と商談」「昼も夜も関係ない」という面もありますが、それは自分次第なんですよ。スケジュール調整も自分の仕事ですし、お客様に左右される部分はあっても自由に決められるのが私にとっては嬉しいんです。飲食店の場合、店内から自由には動けないですし、営業時間内や準備でずっと店内にいます。それに比べれば、保険営業の仕事は場所も時間も自由だなとむしろ感じています。

 

営業未経験でも保険営業で有利になり得る経験とは?

 

―保険営業の仕事に転職したことで、有利になったなという経験はありますか?

 

―Aさん:そうですね。まずは体力ですかね(笑)。ずっと飲食店で働いていたので、体力は人よりあるかもしれません。あとは、コツコツやる力と段取り力。それと飲食店時代は、高校生から60代の方までスタッフの年齢層が幅広かったんです。なので、「この人にならこういう言葉を使った方が伝わるかな」とか、言葉を工夫する習慣が身についていました。

 

未経験スタートの保険営業だったのですが、案外飲食店で得たスキルや経験を活かせるシーンは多いです。どんな経験でも、活かすも殺すも自分次第なんですよね。今は、飲食店で得たことすべてが有利になっていると思います。

 

転職して失敗…辞めたい…とならないためのマインドセット

 

―お話していると、生き生きとしていらっしゃるのが印象的です。

 

―Aさん:そうですか? ありがとうございます。飲食店が長かったので、元気はある方かもしれませんね。店長が疲れていると、スタッフにも影響しますし。不機嫌だと周りも不機嫌にしてしまいます。だから、気持ちはなるべく一定になるように心がけていますね。それは自己防衛でもあるのですけど。

 

―というと?

 

―Aさん:やっぱり、営業の仕事をしていると思いどおりにいかないことが多いんです。契約がなかなかいただけなかったり。心が折れそうになるときもあるんですけど、なるべく安定した心を持っていれば、それも乗り越えられるじゃないですか。正直なところ、年収はまだ店長時代の給与まで達してないんですが、保険営業の仕事を辞めたいと思ったことはありません。転職して失敗した! と思ったこともないです。それは、お客様と一対一やご夫婦となどの少人数で接する時間が多いからかもしれません。こういうコミュニケーションは、飲食店時代にはできませんでした。私は料理よりも人が好きだったんだと思います。保険営業の仕事に転職したことで、それに気づくことができました。これからも、保険営業の仕事を続けたいですね。

中島宏明

この記事を書いた人

2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。 2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の会社の顧問・経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。 マイナビニュースでは、仮想通貨に関する記事を連載中。 https://news.mynavi.jp/series/cryptocurrency -アーリーステージ、保険営業歴3年未満の方向けに、 売れ続けお客様から愛される 「無敵の保険営業」になるためのノウハウを発信- メールマガジン【週刊!無敵の保険営業】はこちらから