こんにちは、今野ひろしです。
今日は保険営業のメリット・デメリット5選というテーマでお届けします。
この記事を最後までお読みいただくと、いかに保険営業が素晴らしい仕事であるか、
それから、あなたが今抱えている課題を解決するヒントを得られると思います。
ぜひ最後までお読み下さい。
目次
保険営業のメリット・デメリット5選~メリット編
私は保険業界でお仕事をさせて頂く前は、不動産業界で仕事していました。
いわゆるブラック企業と言われるような、なかなか営業ノルマの厳しい不動産業者で働いていました。
その結果、保険業界に来てからというもの、保険業界の素晴らしさを日々、痛感しています。
それすなわち、私が選ぶ保険営業のメリットというわけです。
早速、最初のメリットから見て行きましょう。
メリット1:顧客を選べる
お客さんは選び放題、これが保険業界の凄く良いメリットですね。
お客を選べるということは、一般の家庭をメインターゲットにしても良いし、
会社の経営者
お医者さん
プロスポーツ選手
芸能人
をメインターゲットにすることも、自由に決めることができるのです。
顧客にするかどうかの選択権はこちらにあるので、付き合いたい相手だけと付き合えば良いわけで、付き合いたくない相手とは付き合わなくて良い、無理に顧客にする必要がないというのは、ブラック企業時代にはありえないことで、本当に素晴らしいメリットだと感じました。
メリット2:在庫がない
次のメリットは「在庫がない」です。
これは本当に大きいですよね。
保険営業には“商品の仕入”が必要ありませんので、必然的に“在庫を抱える必要はない”という、通常では考えられないほど、身軽なビジネスなのです。
その代わり、保険営業としてスキルを上げるための知識やノウハウを仕入れる必要はありますけどね。
メリット3:価格競争がない
続いてのメリットは「価格競争がない」ことです。
めちゃめちゃ売れてる保険営業だけ、『特別にこの価格で売って良いよ!』という恩恵などは一切なく、『今なら期間限定で3ヶ月間月額保険料30%オフ!』みたいなセール期間もありません。
保険料は商品毎に年齢と性別で決まっていて、全ての保険営業が同じ金額で商品を販売せざるを得ません。
価格が平等だということは、保険営業個々人の営業力が問われるわけですから、メリットでもありやりがいでもあると感じました。
メリット4:効率的
4つ目のメリットは、「効率的である」ということ。
例えばあなたが製造業の社長だとして、売上を10倍に増やそうと思ったなら、
工場を10倍の大きさにする
生産ラインを10倍にする
人を10倍に増やす
など、かなりのコストと時間をかけて売上を上げる環境を整える必要があります。
その一方で保険営業が売上を10倍にするために、最も簡単な方法を1つ上げるとするならば、申込書に記入する「0(ゼロ)」を1桁多くするだけでいいわけです。
契約までのステップや手間はそのまま、新たな設備投資や採用も必要ありません。
申込書に記入する「0(ゼロ)」が1桁多くなるようなお客さんと付き合うだけで、一気に大きな収入が得られるというところはかなり効率的なビジネスだと言えるでしょう。
メリット5:収入が青天井
これに付随して最後のメリット、それはフルコミッションが故の「収入が青天井」ということ。
私たち保険営業の来月の給料は、1億円になるって事だってありえるわけです。
それこそが保険業界の魅力であり、当然あなたもそれを目指して保険業界に入ってきたことでしょう。
私が務めていた不動産系のブラック企業はお客さんを選ぶことなんて許されません。
全てのお客さんを根こそぎさらって契約を取る、というスタンスでしたね。
体育会系の根性論メインの顧客開拓なので、電話と飛び込みだけの超ローカルスタイル。
効率なんて良いわけありません。
不動産業界も歩合制と言っておきながら、社長の気分で給料や成果報酬が変わりますからね。
すごく不透明な会社で仕事をしてた分、保険業界ってすごくクリアに映ったというわけです。
保険営業のメリット・デメリット5選~デメリット編
当然のことながら、保険業界にもデメリットもあります。
デメリットもしっかりとお伝えしておく必要があるでしょう。
デメリット1:商品が売りづらい
保険という商品は目に見えません。
不動産業界で働いてる時にはブラック企業とはいえ、お客さんに実際のオフィスを見てもらうことができました。
百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、物件を見ずに決めるお客さんはいないわけです。
これは、すごく大きなアドバンテージになります。
車なら試乗ができますし、家ならモデルルームがありますからね。
保険に関しては将来の遠い約束を売るわけですから、非常に売りづらい商品だと言えるでしょう。
デメリット2:価格決定権がない
さて、価格競争がないというメリット伝えましたが、一方で価格決定権がないというデメリットもあります。
自分で売る商品の価格を自分で決めることが出来ないというのは、決められた価格で勝負しなきゃいけないということなので、ある意味デメリットとも言えるでしょう。
デメリット3:お上のいうことは絶対
そして、「絶対に逆らえない相手がいる」こと。
これはかなり大きなデメリットと言えるでしょう。
どの業界もそうかもしれませんが、それはそれは厳しいコンプライアンスと、保険業法を代表とした様々な法律にがんじがらめの中で仕事をしています。
これまで売ってきた人気商品も、お上の鶴の一声で販売が停止になったり、税制が急に変更になったとしても、何も反論することはできません。
商品を売り止めにするのは保険会社かもしれません。
手数料率を急に下げられることもあります。
私たちは何も反論することはできません。
ですので、保険会社に依存し続けるスタイルは、デメリットというよりも、かなり危険ですね。
今後は、保険営業にも副業を解禁させて、収入の柱を複数持つ必要が出てくるでしょうね。
デメリット4:新規契約を獲得し続けなければならない
4つ目は、保険業界の永遠のテーマ、「新規契約を獲得し続けなければならない」ということ。
保険営業の悲しい性と言っていいでしょう。
とにかく、新規新規新規新規新規新規新規新規…
新規が取れなくなったら、保険業界では生きて行けません。
だって、その瞬間から収入が減り始めるわけですから。
つまり、いつまで走り続けられるのか?
この問題と常に葛藤しながら戦い続けなくてななりません。
これ、シンドイですよね・・・。
デメリット5:家族との時間が犠牲になりがち
さて、最後のデメリットは、「家族との時間が犠牲になりがち」、これです。
アポイントは週末から埋まり、次に平日の夜が埋まって行きます。
家族の為に、土日・昼夜を問わず、一生懸命営業をされている方がたくさんいらっしゃいます。
これは、素晴らしい事なんですけども、どうしても家族と一緒に過ごす時間が減ってしまいます。
残念ながら家族との時間を犠牲にしながら、新規を追わなければならなくなってしまうのです。
これが故に、僕が知ってる範囲ですけれども、保険業界って離婚経験がある人がとても多いんです。
売り上げを10倍にする最も簡単な方法
さて、私が実体験から選ぶ、保険営業のメリットとデメリットをお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
おさらいして行きましょう。
保険営業のメリットとデメリットは、
<メリット1:顧客を選べる>
<メリット2:在庫がない>
<メリット3:価格競争がない>
<メリット4:効率的>
<メリット5:収入が青天井>
<デメリット1:商品が売りづらい>
<デメリット2:価格決定権がない>
<デメリット3:お上のいうことは絶対>
<デメリット4:新規契約を獲得し続けなければならない>
<デメリット5:家族との時間が犠牲になりがち>
でしたね。
特に私があなたにお伝えしたかったのは、<メリット4:効率的>です。
大事なことなので、繰り返しますが、例えばあなたが製造業の社長だとして、売上を10倍に増やそうと思ったなら、
工場を10倍の大きさにする
生産ラインを10倍にする
人を10倍に増やす
など、かなりのコストと時間をかけて、売上を上げる環境を整える必要があります。
その一方で保険営業が売上を10倍にするために、最も簡単な方法を1つ上げるとするならば、申込書に記入する「0(ゼロ)」を1桁多くするだけでいいわけです。
契約までのステップや手間はそのまま、新たな設備投資や採用も必要ありません。
申込書に記入する「0(ゼロ)」が1桁多くなるようなお客さんと付き合うだけでいいのです。
こんなに簡単で、しかも一切リスクのない戦略があるでしょうか?
デメリットも5つ挙げさせて頂きましたが、この5つのメリットをしっかりと享受してもらうことで、デメリットを解消することが可能になります。
デメリットという言葉を使いましたが、これはあなただけでなく業界全体の課題でもあります。
私たちは大きな可能性を秘めています。
しっかりとメリットを享受して、デメリット・課題を解決につなげていきましょう。
これによって私たちの保険営業ライフは、もっともっとハッピーなものになっていくでしょう。
まだまだ辛い時期が続きますが、一緒にこの危機を乗り越えていきましょう!