新型コロナショックの影響により、「生き残る保険営業・FP」と「消えていく保険営業・FP」の明暗がはっきりしつつあります。保険営業・FPに限らず、あらゆる営業職に言えることかもしれませんが。新型コロナで広がる格差社会。私たちは、どう乗り越えていけば良いのでしょうか?
一つのテーマを追求し、正直な情報発信を続けること
コロナ格差社会を乗り越える唯一の方法は、一つのテーマを追求し、正直な情報発信を続けることです。
ガラス張りで、ありのままをさらけ出すこと。
自分が興味・関心のあることに絞ること。
バイアスをかけず、ポジショントークをせず、正直な情報発信をすること。
ブログでも動画でも良いので、発信者になること。
そして、それを長く続けること。
シンプルですが、格差社会を乗り越える上でこれが非常に有効性の高い方法でしょう。書いたブログや撮った動画は、友人たちにどんどんシェアしてもらってください。
その前に、良いと思ったブログや動画は、自分でもシェアしてください。
自分から人を応援しないと、だれも応援してくれませんので。
それと短期間で諦めずに、できるだけ長く続けてください。
続けていれば、きっとだれかが発見してくれます。
良いこともありますよ。
あと大切なのは、目の前の人に誠実に対応することですね。
富裕層も一般層も「富の構造」は変わらない
富裕層の「富の構造」は、
- 有形資産(株などの有価証券や不動産、現預金など、数値化できる資産)
- 無形資産(信頼関係や知恵、リテラシー、スキルなど、数値化しにくい資産)
- 情報資産(有益なものと不利益なもの)
から成っています。
一方で、一般層の「富の構造」も
- 有形資産(株などの有価証券や不動産、現預金など、数値化できる資産)
- 無形資産(信頼関係や知恵、リテラシー、スキルなど、数値化しにくい資産)
- 情報資産(有益なものもあるが、不利益なものが多い)
と、富裕層の「富の構造」とほとんど同様です。
しかし、量と質に違いがあります。
まず、有形資産と無形資産の絶対量が少ない。
レバレッジが利いたとしても、有形・無形を問わず、資産運用は持っている資産で運用するしかありません。
絶対量が少なければ、業者の養分になるだけです。
また一般論として、劣悪な情報に取り囲まれているケースがほとんどです。
劣悪な情報の残念な特徴は、有形資産にしか目がいかないことでしょう。
「楽して稼ごう」とか「短期間で資産が数倍になる投資術」とか、そんな情報に富裕層が興味を持つはずがないのです。
良質な情報と人脈が富や幸せをもたらし、劣悪な情報と人脈が不幸をもたらす
富裕層の周りには、多種多様な人が群がっています。
群がる人の多くは、「お金持ちにあやかろう」という思惑を持った人たちです。
しかし、優れた富裕層ほど情報の良し悪しを判断するリテラシーが高い。
そのため、相手にしてもらえないケースがほとんどでしょう。
ですが、富裕層には優しい人が多いので、「相手にしてもらえていない」と相手にわからせず、やんわりお断りされています。
富裕層は富を失うのは一瞬とわかっていますから、ガードが堅くなるのは当然ですよね。
ですから、ビジネス系メルマガで時々みる「富裕層とお近づきになれるパーティ」なんてものは存在しません。そんなところに行くメリットがありませんからね。
富裕層にとって有益な情報は、金儲け動機のない富裕層仲間から入ってきます。
富裕層仲間から入ってくる良質な情報は、結果として有形資産と無形資産を、さらに豊かにする作用があることを知っているわけです。
一方で、劣悪な情報は、ただでさえ乏しい一般層の有形資産・無形資産をさらに痩せ細らせる作用があります。
自分が富裕層に近づくには、まずは無形資産や情報資産に着目するのが良いでしょう。
リテラシーを強化することで、劣悪な情報を排除することができます。
その情報を使って、まずは無形資産を。次に有形資産を徐々に豊かにしていく。
何事にもステップがあるので、注意が必要ですね。
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