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保険営業マンのためのプロフィール戦略「〔2〕竹やぶ理論」
20万人とも言われる、生命保険募集人の中から、
頭1つ抜け出して顧客から選ばれるためには何が必要でしょうか?
そこで重要な役割を果たしてくれるのが、
「プロフィール」です。
プロフィールを作る上で、
押さえておくべきポイントは5つです。
- 顧客の購入心理
- 竹やぶ理論
- カテゴリーキラー戦略
- ヒーローの3条件
- 神話の法則
まず、顧客の心理を知り、
(2)~(4)のポイントに沿って、
あなたの中に眠る顧客にとって
興味関心度の高い情報を整理し、
それらを(5)神話の法則に沿って、
物語のパワーを使って顧客に伝える。
これによって自己紹介が
アプローチの強力な武器になり、
あなたはライバル達から
簡単に頭1つ抜け出すことができるでしょう。
では、具体的に何にフォーカスして、
プロフィールを作り込むのか?
今回は2つ目のポイント
「竹やぶ理論」について解説していきます。
あなたが最強になれるフィールドはどこ?
今回お伝えする「竹やぶ理論」は、
プロフィールを作る上で重要なパートの1つです。
突然ですが、ちょっと思い出して見てください、
屏風や掛け軸に描かれた”虎の絵”を。
虎の絵は、必ずと言って良いほど、
”あるモノ”と一緒に描かれています。
背景になっていたり、
その中に身を潜めていたり。
なんだかわかりますか?
「竹やぶ理論」って言っちゃてるんでね、
勘の良い人はわかると思うんですけど(笑)
そう、”竹やぶ”。
だいたいこんな感じで描かれてますよね。
イメージ画像
この虎の絵が「竹やぶ理論」の
語源というわけです。
なぜ虎が常に竹やぶと一緒に描かれるかというと、
竹やぶは虎にとって最強のフィールドだからなんです。
虎は肉食動物の中で最強か?というと、
必ずしもそうではないですよね。
虎にも勝てない動物は、
多くはありませんが、います。
弱肉強食の世界で虎が身につけた負けない術、
それが「竹やぶ理論」というわけ。
虎は、草原で戦ったら負けるかもしれないけれど、
竹やぶで戦ったら誰にも負けません。
虎は、草原で狩をしたら失敗するかもしれないけれど、
竹やぶで狩をしたら失敗しません。
だって、虎は竹やぶの中なら
自分が最強だということを知っているから。
だから、虎が勝負をかけるときは、
必ず竹やぶの中にいるのです。
では、あなたにとっての
「竹やぶ」はどこでしょうか?というお話。
これはプロフィールを語る上で非常に重要、
なぜならあなたのプロフィールの土台になる部分だから。
戦闘機に竹槍で挑むのは、勇敢ではなく無謀
あなたがライバル保険営業マンを蹴散らして、
圧倒的に勝てるフィールドはどこですか?
あるいは絶対に勝てる自信がある
土俵はどこですか?
そこまで断言することができないなら、
得意分野という程度でも構いません。
「私は、何者でもありません。ただの保険営業マンですっ!!」
と、声高に宣言したとしても、
戦闘機に竹槍で戦いを挑むようなもの。
これでは勝てないということは
ご理解いただけると思います。
例えば、
- 個人向けのライフプランニングが得意
- 財務分析をメインに、社長に経営のアドバイスができる
- M&Aを活用した事業承継コンサルに定評がある
- 医療法人専門
- 〇〇業界に特化したコンサルタント
などなど、様々な土俵がありますよね。
あなたが得意な分野にフォーカスして、
絶対にここでは負けないフィールドを探すのです。
嘘はダメですが、ビジネスですから、
多少のハッタリも必要になるでしょう?
要は、自分がどこの土俵で戦っているのか、
それを顧客にしっかりと伝えるということが重要なのです。
さて、あなたが最強になれるフィールドが決まったら、
次は具体的にプロフィールの作成に入って行きましょう。
今の私には「竹やぶ」と呼べるほどの得意分野が無いない・・・
えっ?私にはまだ残念ながら絶対に勝てると
言い切れるようなフィールドがないって?
大丈夫、安心して下さい。
そんなあなたのためにとっておきの対応策が1つあります。
それは・・・
無いものは無いんだからしょうがない、
だったら作れば良いんですよ。
はぁ?どうやって?
って声が聞こえてきそうですね。
長くなりそうなので、
その話はまた次回に譲るとしましょう。
次回は、
「自分には竹やぶがない!」というあなたのために、
あなたが勝てるフィールドの作り方、
「カテゴリーキラー戦略」ついて
具体的に解説していくことにしましょう。
このシリーズが終わる頃には、
あなた専用のプロフィールが手に入るでしょう。
楽しみにしていてくださいね、
それでは!
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